生活できるレベルにまで年金は増えたでしょうか? との問いに思うこと

老後の生活資金に月額でいくら必要でしょうか。

よくあるのは生命保険文化センターの意識調査(平成28年)です。

老後の「最低日常生活費」は月額で平均22万円。「ゆとりある老後生活費」は平均35万円というやつです。[参照]

いつも思うのですが・・・

これってかなり個人差がありそうですね。


あるから使える


お金はあれば使えるし、なければ使えない。

使える範囲で生活するしかないのは、現役時代もリタイア時代も同じだと思うんです。

なので年金が多くても少なくても、貯蓄が多くても少なくても、その範囲内で生活するしかなくて、他の人が思う金額は関係ないはず。

22万とか35万とかの数字を気にしすぎないのがいいんでしょうね。

実際、私のまわりの高齢者を見ると、質素でも穏やかに生きている人はいます。そんなにお金を使わなくても充実した生き方ができる気がしてます。

生活費の多寡よりも、健康であることが大事なのかなって気もしてます。


気になる記事


さて、気になる記事がありました。

「老後のお金、どうやって作る?個人事業主こそiDeCoが必要な理由とは」です。[外部記事]

FPの人が個人事業主の年金額を試算しています。内容はさておき言葉の端々にちょっと引っかかりました。

たとえば、サラリーマンから独立して個人事業主になったケースです。月の年金額が8万5千円の想定で、

「8万5千円ではとうてい生活できそうにありません」

とバッサリ。

で、70歳の繰り下げ受給にすれば8万5千円は12万円になるとして、

「これにあと、いくらあれば生活できそうですか?」

と畳みかけてきます。


iDeCoで運用


足りない分はiDeCoで運用です。

試算の前提はちょっと都合いい感じがしますが、ともかくiDeCoで月額5万5千円を作ります。するとトータル17万5千円です。

そこで一言

「生活できるレベルにまで年金は増えたでしょうか?」

となります。


煽るスタイルかな


記事の趣旨は、iDeCoで将来に備えましょうという点だと思います。

ただ、「とうてい生活できそうにありません」とか、「生活できるレベルにまで」とかの表現を見ると

煽るスタイルの人なのかな・・・

と思ってしまいます。

ちょっと脱線しますが、iDeCoを勧めるにしても、3%のリターンを狙ってリスクを取るのがいいかは疑問です。リスク許容度が低い人なら、元本確保型でリスクを抑えて所得控除のメリットを受けるのがいい場合があるからです。


思うこと


ともかく老後の備え方も、老後の必要額も、人によって大きく違います。

他の人が思う平均はこうだから、こうしないとヤバい、みたいなストーリーはあまり気にしないのがいいですね。お金は使える範囲でしか使えないんですから。

料理を作るのに必要な材料を考えて、あれもこれも揃えないと料理ができない

と考えるよりは、

手元にある食材でどう料理するか

を考えたいですね。

たとえがちょっと変ですけど。

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