土俵の女人禁制と非常時の対応に思うこと

大相撲の春巡業で、挨拶をしていた舞鶴市長が土俵の上で倒れました。くも膜下出血です。

観客の女性が土俵に上がって心臓マッサージをしたのですが、その時に流れた「女性は土俵から降りてください」とのアナウンスが問題になってます。

土俵は女人禁制というしきたりです。


心臓マッサージ


女性が2人、土俵に上がって心臓マッサージをやってました。

心臓マッサージは重労働なので一人では大変です。複数人いれば交代で続けることができます。ニュースの動画を見る限り、倒れてすぐの時間に適切な処置をしてもらえた幸運なケースだと思います。

緊急時に適切な行動がとれる人がいた。

それがたまたま女性だったわけですね。


平時と非常時


人を助けるときはしきたりに縛られないのがいいですね。

ときには伝統や規律を破ることも必要です。

江戸時代の話で、石出帯刀の切り放しの話があります。

火事と喧嘩は江戸の華と言われるように、江戸時代は火事が多かったそうです。伝馬町牢屋敷の長官である石出帯刀は、収監者を火災から救うために独断で「切り放ち」(非常時の一時的な囚人の解放)を行ったことが著名です。

牢屋に閉じ込めておけば、逃げられない囚人はそのまま焼け死にます。

命を救うべく牢を開け放って逃がしても、その後に囚人が戻ってこなければ石出帯刀の自分の首が飛びます。(腹を切ることになります)

結末は全員が戻ってきたという話です。[参照]


非常時の対応


非常時の対応は平常時とは違っていいはず。

伝統やしきたり、ルールといったものは、秩序を維持して安定をもたらします。それらに従っていれば概ね大丈夫なので非常時でも平常時の延長で考えがちです。

ただ、ときには伝統や規律を破ってでも優先させなきゃいけないことはあります。

懸命に心臓マッサージを続けた女性たちはカッコ良かったです。

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3887:

イエスもしきたりを重んじすぎるパリサイ派や律法学者を批判しましたね。
日曜日に人助けした人が戒律を破ったといって罰を受けたことに対して、戒律より人助けを優先せよと批判しました。

2018.04.06 05:33 grree #- URL[EDIT]
3888:

金に汚く、暴力沙汰はもみ消すと。
こんなもの国技といいつつ、強ければなんでもいいと外国人を参入させ、多くなり過ぎれば規制する。
相撲なんて、無くなっても困らないと思っています。

2018.04.06 21:51 煙々 #- URL[EDIT]
3889:

※3887:grreeさん
形式主義は形式を守ることが優先されるので、現実に即して柔軟な対応ができないですね。
緊急時に女性が土俵で救急対応するのも、日曜日にイエスが人助けをするのも、人としてあるべき姿ですね。

2018.04.07 09:57 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]
3890:

※3888:煙々さん
相撲界にはいろいろ問題がありそうですね。
よく言えば伝統的なんですけど、実態は古臭い旧態依然とした組織運営ですし、伝統と現代の調和がされないまま来ている気がします。

2018.04.07 10:09 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]
3891:

倒れてた市長は病院の院長だそうで、
当日はその病院の看護師さんも見に来ていて、
心臓マッサージにいち早く駆けつけたのは
その看護師さんだったそうですね。

観客から指摘があってアナウンスしたとの説明も怪しいし、
行司一人の責任にしているのも腹立たしい。
大相撲は好きだけど今の相撲協会は
無くなってどうぞ、と思っています。

2018.04.07 15:22 塩蔵 #- URL[EDIT]
3893:

※3891:塩蔵さん
看護師さんなんですね。
テレビでは手際よく心臓マッサージをして、頼もしい人たちだなと思いました。

行司一人の責任にするのはいけませんね。
今の相撲協会は破壊的出直しが必要な気がします。

2018.04.07 20:15 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]

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