仮想通貨と「かぼちゃの馬車」に"分散投資"

いま旬の話題は「コインチェック」と「かぼちゃの馬車」です。

コインチェック株式会社は仮想通貨の取引所を運営していて、ハッキングによって580億円相当の仮想通貨が消失したことがニュースになってます。

被害人数で26万人、被害額は580億円と報道されています。1人あたり22万円ほどです。

一方、「かぼちゃの馬車」は、株式会社スマートデイズ(旧社名、株式会社スマートライフ)が運営する女性向けシェアハウスのブランド名です。見せかけはきれいにしていますが、実質は貧困ビジネスの側面もあります。

不動産投資家(オーナー)が「かぼちゃの馬車」の物件を購入し、スマートライフがサブリース契約で運営し、賃料をオーナーに支払う仕組みです。サブリースの設定に無理があって自転車操業の様相です。

新しいオーナーから入って来るお金を、古いオーナーに回している形ですね。

スルガ銀行がオーナーに購入資金を積極的に融資していたことも問題になってます。

かぼちゃの馬車は被害人数で700人、金額で1000億円ほどと言われています。1人あたり1億4000万円ほどです。


どっちも根っこは一緒


コインチェックもスマートデイズも、どちらも共通したリスクがあります。

運営者に対するリスクです。

仮想通貨のリスクや、不動産投資(シェアハウスの運営)といったリスクとは別に、特定の事業者に依存するリスクを抱えています。コインチェックならコインチェック株式会社のリスク管理能力とセキュリティ能力に依存しています。

シェアハウスの運営なら、サブリース契約を成り立たせるのはスマートデイズの支払能力です。(相場賃料とサブリース賃料が逆ザヤならなおさら)

ただ、この手の運営者リスクって、問題が顕在化してから気が付くものです。


リスクの理解


今日のタイトル「仮想通貨と「かぼちゃの馬車」に"分散投資"」は皮肉的です。

運営者に対するリスクを過分に取っているという点で、同種のリスクを抱えているわけです。投資先は分散されていても、リスクの種類としては似ている(=分散になっていない)という点です。

あ、

もちろん現時点で語れるのは後知恵だからです。


大事なこと


仮想通貨は投機だ、とか、貧困ビジネス的なシェアハウスはけしからん、被害に遭うのは自業自得だ、とか批判するつもりはありません。

仮想通貨もシェアハウスも、リスクに見合うと思えばやるのはありだと思います。

大事なのはリスクを嗅ぎ分ける能力を高めること。

そのためには、やはり勉強は必要なんでしょうね。

勉強すればすべてのリスクを嗅ぎ分けられるわけではありませんが、リスクがあるものをあたかもリスクが無いかのように思うことは減りますし、ラクして投資に成功するなんて幻想に囚われることも減るでしょう。

危険性を認識してリスクを取るかどうかを決める。

それが大事ですね。

ただ、それでも上手くいかないことはありますけど。(^^;

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3816:

こんにちは

記事の投機案件は手出し無用と思っていますので具体的にはよくわかりません・・・
仮想通貨のセキュリティしかり、シュアハウスのスキームしかり分からなすぎて怖いですね。

だだ、スマートデイズについては調査会社の格付けでは倒産レベルなのに銀行がそのスキームの融資を簡単におろしたのは解せません。
何だか裏がありそうな話ですし、銀行も責任を問われるケースかと思います。

2018.01.28 16:54 yazirobe777 #- URL[EDIT]
3817:

※3816:yazirobe777さん
仮想通貨もシェアハウスも不透明な点が大きいですね。

スマートデイズでスルガ銀行の動きは不可解です。不動産と金融がタッグを組んで暴走すると後始末が大変だろうなーと思います。
この手の不健全な融資が表面化するのは、バブル的な事象が終わる兆しだったりするので気になってます。

2018.01.28 22:51 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]

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