セゾン投信が標榜する「顧客本位」は本物なのか

セゾン投信の中野晴啓の「つみたてNISA 低コスト投信への一極集中は危険」という記事を読みました。[外部記事]

かなり強引な説です。

セゾン投信は特色のある独立系投信として一定の支持を得ています。なので、セゾン投信や中野晴啓社長のファンは多いと思います。

ただ、ファンの方には申し訳ないのですが、積立NISAに関する中野社長の記事を読んだところ、セゾン投信が標榜する「顧客本位」は本物なのかな・・・という疑念を抱かざるを得ないです。

今回は、理想と現実について


中野社長の過去の姿勢


ある一説を引用します。

何もわからない顧客に高い商品を売り付けるようなことをして良いはずはありません。

これは中野社長の言葉です。[参照]

また、「顧客本位だから、手数料はゼロが理想です」ともあります。もっとも、この後で給料は必要だから・・・と現実の話しになりますが。

まあともかく、半ば騙すようにして高いもの売り付けるのは良くない。理想としては顧客本位だから手数料はゼロ。これが中野社長の心意気です。


日経電子版での主張


日経電子版での主張を見てみます。

1. 単に低コストという条件だけの商品選びには注意が必要だ
2. アクティブ型投信は金融庁により絞込みが行われているので選びやすい
3. 積立NISAではコスト一辺倒で選ぶのは危険
4. 一定の残高と資金流入がある商品でないと中途償還の可能性もある

と、論を組み立てた上で

ある程度安定した資金流入が見込めるファンドで、かつ世界経済全体に分散投資するタイプを選べば、一つの商品でリバランスなどの難しい作業を考える必要もなくなり、安心して長期投資が続けられます。


となります。

直接言及していませんが、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」を推していると読めます。

ポジショントークですね。


低コスト投信への一極集中は危険?


このところのコスト引き下げ競争は激しいです。

同じような世界分散投資のファンドの中で、セゾン投信は厳しい状況に置かれています。ファンド・オブ・ファンズ形式を採用するセゾン投信はコスト削減で不利ですから。

それは理解できます。

とはいえ、強引な理由付けをして、(今となっては比較的コストの高くなってしまった)自社の商品に誘導することは、

何もわからない顧客に高い商品を売り付けるようなことをして良いはずはありません

に似た姿勢じゃないかなーと思うのです。

ちょっと厳しいですかね。(^^;

ブログ村:よろしければ一押しをお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
 
3802:

こんばんは

積立NISAのシステムは意外と独立系の投信会社には不利で
投信をソートして手数料で選ぶと一目瞭然なので昔は安かった直販型も不利になってしまいます。

たぶん既存のセゾン投信の顧客のつなぎ止めの記事ですね。

2018.01.12 01:47 yazirobe777 #- URL[EDIT]
3803:

※3802:yazirobe777さん
なるほど。既存の顧客のつなぎ止めですね。
おっしゃる様に積立NISAは独立系に不利ですね。コスト競争にさらされてしまいます。
その点、さわかみ投信が積立NISAに参加しなかったのは良かったのかもと思ったりします。

2018.01.12 21:01 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]

管理者にだけ表示を許可する