積立NISAの口座数25万件 積立NISAに思うこと

今年の1月から積立NISAが始まりました。

日経新聞によると、2017年末時点の口座申し込みは約25万件です。[外部記事]

ん・・・

思ったより少ないなーというのが率直な感想です。

今回は、積立NISAのスタートに思うことです。


NISAの数字の確認


積立NISAに入る前に、既存のNISA口座数を確認します。

金融庁の「NISA・ジュニアNISA口座の利用状況調査」を見ると、2017年9月末時点で約1,102万件です。[参照]

既存NISAの1,100万件に対して、積立NISAは25万件。


既存NISAから積立NISAへのシフトは進むか


NISAの制度は、既存の制度か積立NISAかの二者択一です。

で、既存NISAの年代別構成比はこうなっています。

20代:4.4%
30代:10.3%
40代:15.4%
50代:17.0%
60代:24.2%
70代:19.6%
80代以上:9.1%

既存NISAを利用している年齢層は60代が最も多いんです。利用者の年齢層が高めなので、既存のNISA利用者から積立NISAへのシフトはあまり起きないかなーと思います。

なので、積立NISAの利用者を増やすには、20代、30代で新たに投資をしようとする層を取り込む必要がありそうです。


25万件は人口比で


2017年末の積立NISA口座の25万件ですが、これをどう考えるか。

積立NISAの投資適齢期をちょっと広めに20歳~59歳で取ってみます。日本の人口でその年代に該当するのは6,236万人います。[参照]

人口比では0.4%

250人に1人が口座開設した計算です。

積立NISAは、小さく生んで大きく育てる感じで進むのかなと思います。


余談ながら


積立NISAの、「長期・積立・分散」のコンセプトは悪くないと思ってます。なので初心者からベテランまで、積立NISAを利用するのはありだと思ってます。

ただ、気になるのは、金融庁がお膳立てしすぎな点です。既存のNISAでは銘柄選択が投資家に任されているところ、積立NISAでは金融庁が投資可能なファンドを厳選しています。

その是非です。

高コストの投資をはめ込むとか、短期的な入れ替えをすすめるとか、そういう悪習を改善する起爆剤として、金融庁は積立NISAを使ったと思えます。だから、金融庁のうたい文句には理想主義的、原理主義的な匂いがします。

「長期・積立・分散」で「低コスト」は基本戦略として押さえる点です。

しかし、それだけが投資じゃないです。

積立NISAをきっかけに投資を始める人は、「長期・積立・分散・低コスト」を経験したら、いつかはそれを破って、離れていけたらいいんでしょうね。

最後はちょっと余談で、積立NISAに思うことでした。

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