カテゴリ:悠々自適な息抜き の記事一覧

積立NISA 勧めるのは簡単だけど、実践するのはどうでしょう

地獄への道は善意で舗装されている。

英語では「The road to hell is paved with good intentions.」です。

宗教的な意味を含んだフレーズで、地獄は善行を積もうとする意志にあふれているが、天国は善い行いをした行動にあふれている、という意味のようです。天国に行くには言うだけ、思うだけでは足りず、実践が求められるということですね。

この言葉、ちょっとこじつけで投資と絡めて考えました。


積立NISA礼賛


積立NISAを礼賛する記事をいくつか読みました。

概ねこんな要素を含んでます。

1. 積立NISAは金融庁の肝煎りの制度です。(権威)
2. 金融庁のデータでは20年の投資で投資収益率は2~8%に収れんします。(権威+安心)
3. 定時定額投資なので相場を気にする必要はありません。(容易)
4. 利益は非課税です。(利益)

これに、3の変形として、相場の動きに翻弄される投資家を登場させます。投資してドキドキしっぱなしなんて本末転倒ですよね、というのもあります。

さらに、金融機関を仮想敵として持ち出せば完璧です。

積立NISAは、金融機関は儲からないから消極的です。金融機関が儲からないものほど、投資家にとっていいもんなんです。(←この論法は正しいと思えませんが意外と使われます)

ね、骨董屋もそうですが、言わないと出てこないものほど価値があるんです。

さあ!積立NISAです!

こんな感じで推奨ストーリーは作れます。


すすめる人は実践しているか


積立NISAをすすめる人は、自分でも実践しているのかな。

積立NISAに限らないのですが、積立投資をすすめる人の中には、長期に投資すれば世界経済の成長が取れて、複利効果で、ラクして何も考えずにいても、ほぼ確実に大丈夫、誰にでもできる、みたいに書いている人がいます。

いやぁ・・・

積立NISAは2018年からスタートなので一般的な積立投資で考えます。それでも数十年、ずーっと積立投資を続けるのは相当な胆力が必要でしょう。

積立NISAはいいよ、

と言うのと

積立NISAを20年間実践すること

その間、どんなに含み損を抱えても、家計の資金繰りが苦しくなっても、ブームが完全に去って誰も積立NISAなんて口にしなくなっても、それでも続けること

この間には大きなギャップがあるんですよね。


言うは易く、行うは難し


私は、これまでの経験上、積立投資に向いている人と向いていない人がいると思っています。

長期的に資金を拠出できる経済的な安定があり、その拠出がそれほど負担にならないと思えるほどの収入があり、その上で長期的な投資が実践できるという考えです。

特にいつでも止められる任意の積立投資ならなおさらです。

言うのは簡単だけど、続けるのは大変です。

積立投資に限りません。日常のいろんなことを考えたら三日坊主で終わることはたくさんあります。健康にいいからってジム通いを勧められても、20年間続けられるか・・・と考えると私には自信がありません。


勧める人と勧められる人


勧める人はジムに通っていないとします。でも私に勧めるなら説得力はありませんね。

勧める人が20年間ジム通いを続けて、その結果として勧めるなら説得力はあります。しかしその場合でも、

「ねぇ、20年間のジム通いって、私にも無理なく、簡単に、途中で嫌になることなく続けられますかね?」

って聞いてみたいです。

勧める人と、勧められる人では体力も健康に対する意欲も、生きている環境も違います。

健康も、お金のことについても、一人一人の状況が違うのだから、誰でも無理なく簡単に実践できるなんて軽いもんじゃないと思うんですよね。

何ごとも続けるのは大変です。

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今日はいいことがありました

春が近づいていますね。

今日はお茶でも飲みながら、どうでもいい話をしたいなーって気分です。

息抜きのお話しです。相場の動きや投資の話はまったく関係ありません。


春の一日


まだ寒いですが、光が春っぽくなってきたなと感じるときがあります。

「君がため 春の野に出でて 若菜摘む わが衣手に 雪は降りつつ」

この歌が好きです。

摘むのは若菜、春の七草です。時期は旧暦1月、いまの2月ですね。

古来の日本では、春先になると野山に出て、若返りや生命力の源として新しく芽生えた若菜を摘んで食す風習がありました。それが中国の風習と結びついて七草粥になったそうです。

野山に出て若菜を摘む風習っていいですね。


身近な若菜摘み


私のところから野山に出ようとすると、遠足になるので身近なところで済ませました。

1050_ogurotora.jpg

定点観測している枝です。

花が咲いていました。

なんだかうれしいので、ねぇ見て!と言いたい気分なんです。


ゆーっくり生きる


季節が廻っているなーと感じます。

ゆっくり歩いて、ゆーっくりまわりを見れば気が付くものはたくさんありますね。時間をぜいたくに使うことで精神的に充たされる事って意外と多いかも。

昨日と今日、私よりだいぶ若い人たちとじっくり話をすることがありました。しばらく調子を崩してしていた人から連絡があったりもしました。

人も、ゆーっくり話を聞いていると気が付くことはたくさんあります。冬の間に実を固くしている枝でも、時期が来ればつぼみを膨らませ花を咲かせますね。

人生が100年あるなら

何ごともあせる必要はないんですね。

そういうことに気が付いた一日です。(^^)

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俺の体験した暴落はこんなものじゃない

このところ株価が軟調です。日経平均もNYダウも1日で1000ポイントを超える日もあります。月曜、日本は休場なので海外市場の動きが気になります。

こんな中、「こんなのは暴落じゃない」的な発言を見かけます。

この程度では暴落とは言えない、値幅ではなく率で見るべきとのコメントもあります。確かにそうですね。日経平均20,000円のときの1,000円の下落は5%ですが、日経平均10,000円のときの1,000円は10%です。

高値圏のときは値幅も大きくなりがちです。


変なマウンティング


リーマンショックやロシア危機、ITバブルの崩壊、日本のバブルの崩壊など、過去の大きなショックを経験した人だと思うのですが、市場が大きく動くと、「こんなのは暴落のうちには入らない」のようなコメントを出すことがあります。

まだ「調整」の範囲内で、「暴落」とまでは言えないのでしょうが、中には妙なマウンティング意識を感じることもあります。

君ら、投資を始めたばかり?

そうなんだ。まだ若そうだもんね。え?ドットコムバブルとかITバブルとか、そういう時期があったの知らないの。リーマンショックは知ってるよね。そうなんだ。学校に行ってた時期か。

おじさんはね、リーマンもドットコムも経験しているし、ブラックマンデーも経験したさ。もちろん、チューリップのバブルもね。

あのときは大変だった・・・

持っている球根をぜーんぶ投げ売りしたからね。

みんなが競って球根を買っていたのに、あるとき突然、手のひらを返したように売りまくったんだ。このまま球根を持っていたら、刻一刻と値段が落ちるんだよ。板を見ると球根の全銘柄が緑色さ。

それに比べたら、昨日今日のNYダウはたいしたことないね。


暴落の経験


てな感じで、過去の大きな動きと比べてたいしたことないと言いたくなる気持ちは分かります。

ん・・・

ただ、過去と比べる意味って、あまりない気がするんです。

過去に1日で22.6%の下落を経験したからといって、今日、1日で5%の下落があったらそれはそれで嫌なものです。何とかショックを経験したからといって、次の何とかショックのマイナスが和らぐわけじゃないです。

心理的には慣れがあるでしょうが、数字は関係ないという意味です。

過去の経験の有無とは関係なく、投資成果としては10%の下落は10%の下落ですし、20%の下落は20%の下落です。


過去に囚われず


相場が下落したときによく聞く「俺の体験した暴落はこんなものじゃない」「こんなのは下落のうちに入らない」などは、あまり気にしない方がいいでしょうね。

大事なのは「将来の」株価の動きで、ランダムウォーク仮説に従うなら、将来の株価は過去の動きと関係なく決まります。

株価は過去の記憶を持たず、将来の方向は定まっていません。

過去に囚われず、将来に縛られず、株価は自由に動きます。過去は既に過ぎ去り、未来は未だに来ていない。ただ、いまを生きるのみ。

株価って仏教的ですね。

ん、株をそういう見方もありですね。

ちょっと脱線。(^^;

今日の結論としては、「俺の体験した暴落はこんなものじゃない」みたいな過去を振り返る言葉は、「俺の若いころは・・・」と同じように、あまり気にしないのがいいんでしょうね。

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ビットコインのチャートを見て思うこと

金曜日はNYダウが大きく下げて、今日は日本株も大きく下げました。

このところビットコインなど仮想通貨も下落しています。

下落するとボラティリティが高まって、ボラティリティが高まると心も動きますね。上向きでも下向きでも、相場がいつもより大きく動くとちょっとワクワクします。

今回は息抜きの雑談です。


ビットコインの推移


ビットコインのチャートを見てみましょう。

bitcoin_linear.jpg

2015年末からのビットコインの推移です。

急に上昇して急に下がる「バブル崩壊」の形に見えます。このチャートでは長期投資に向いているとは思えませんね。


もう一つのチャート


ところで、以下のチャートではどうでしょう。

bitcoin_linear.jpg

右肩上がりで、ちょっと下がった程度に見えます。

上昇トレンドは崩れていないようにも見えますね。

最初の図は通常のチャート、2番目の図は対数スケールでのチャートです。同じものでも、軸の取り方を変えることで見えてくる世界が違ってきます。


見え方の違い


最初の図なら

あぁバブルは崩壊したね、終わった。当分手出しはできないな・・・と思うかもしれません。

一方、2番目の図なら

調整が入ったに過ぎない、と思うかも。

ビットコインのチャートに限らないのですが、「表示のされ方」によって受け取る印象は違ってきます。他の人が作ったものなら注意深く見て気が付くこともあるのですが・・・

悩ましいのは、自分の中に都合のいいスケールを持っていることです。


心理バイアス


あるときは(ある投資対象については)通常のスケールで見て、別のとき(別の投資対象)には対数のスケールで見るといったように、心理バイアスによって都合のいいような形に変換して見てしまいます。

上昇しているときは(通常スケールで) おぉ・・・上がってる
下落のときは(対数スケールで) ふぅーん、たいしたことない

なお、先ほどの図のようにきっちり通常スケールと対数スケールを使い分けるわけじゃないです。あくまでたとえ話です。他にも騰落について値幅でとらえるか、率でとらえるかでも印象は違います。

ポイントは、自分にとって都合のいい「ものさし」を使いたがるのがありがちという点です。

人間らしいんですけどね。

たまに大きな下落があると、自分のものさしはどうなんだろう・・・

と見直すきっかけになります。

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東京に雪が降るメリット

今夜は東京23区で5cmの降雪がありそうです。

寒いですね。

東京で雪が降ると交通がマヒして不便です。

今日出かけたとき、「明日の降雪によっては電車が遅延する恐れがあります。十分に余裕を持ってご利用下さい」という趣旨の告知を地下鉄の駅で見かけました。

明日の出勤は大変かもしれませんね。


ところでメリット


東京に雪が降ると、ほとんどはデメリットばかりです。

通勤通学は大変です。電車の遅延や混雑もそうですし、雪が残っている道を歩くのも大変です。慣れないので転びやすいですね。車を使う人はノーマルタイヤでは危険です。

雪、降らないでくれぇ~と願う人が多いでしょう。

ところで、私は実はメリットを感じてます。

雪が降る日は静かなんです。

雪は音を吸収する(反射しにくい)と言われていますし、そもそも出かける人が少ないので交通量も激減します。車からの騒音といった、音を発する主体が少なくなるんです。

静まった東京もいいもんですね。


雪の降る夜は


雪の降る夜は 楽しいペチカ
ペチカ燃えろよ お話しましょ

なんて歌がありました。

外はしんしんと雪が降り、とても寒い。そんな中で暖炉に火をくべてゆっくり過ごすのはいいですね。歌には「お話ししましょ」とありますけど、誰かと話しをして過ごしてもいいですし、とくに話すこともなく時間が過ぎるのもいいですね。一人で気楽に、気のおもむくままに夜と雪を楽しむのもありです。

そのときの飲み物は、熱くて甘いココアかな。

普段は甘い飲み物は飲まないのですが、雪の場合

雪 + 寒い + 暖房 = ココア

というイメージが出来上がってます。


春の兆し


雪の降る夜は 楽しいペチカ
ペチカ燃えろよ じき春来ます

というわけで、春は近づいています。

1041_ogurotora.jpg

寒さで猫背になりながら散歩しているとき、枝の先に緑と赤い色を見かけるとうれしくなります。

春の色ですから。

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