カテゴリ:時事ニュース の記事一覧

都知事も辞めちゃえばいいのに

希望の党の小池百合子代表が代表を辞任します。

私のまわりでは、都知事も辞めちゃえばいいのに・・・との声も聞こえました。

だいぶ人気が衰えましたね。

今回は、とりとめのない雑感です。


都知事に専念


小池百合子氏は、今後は東京都知事の職に専念するようです。

とはいえ、この先は厳しいだろうなと思います。

都知事に就任してから築地の移転でゴタゴタがあり、五輪の経費負担で他県の知事から苦言が呈されたりしてます。小池知事はさまざまな利害を調整して、決断して、ものごとを先に進めていくのは苦手なようです。

さらには都民ファーストの会からも離脱者が出たり、希望の党の中に不協和音を抱えたりしています。都議会公明党が小池知事から距離を取るのを見ると、求心力に急速な衰えが感じられます。

組織を運営していく実務も、まわりに上手く働いてもらう魅力も、どちらも疑問符が付きます。


後味が悪いです


希望の党の代表辞任は、投げ出した感が強いです。

衆院選での「リセット」「排除」の発言以降、希望の党への期待はガタガタと音を立てて崩れていった気がします。選挙の結果はそれを表していますね。

小池都知事やまわりの人たちには様々な思いがあるのでしょうが、私からすると散らかしたまま敗戦処理をしないで去っていくように見えます。

後味の悪い辞め方だな。

というのが率直な印象です。

もっとも、代表を続ければ続けたで都知事との両立の面でどうかなとは思います。ジレンマに陥ってますね。


敗戦のリーダー


ここからは話題を変えます。敗戦処理に関する脱線のようなお話です。

山一證券が自主廃業したときの記者会見が印象に残っています。1997年11月のことです。

当時の社長、野澤正平氏が号泣した会見です。

針のむしろの状況で、山一証券の従業員とその家族が路頭に迷うことを思っての涙の謝罪です。「私らが悪いんであって、社員は悪くありませんから!」のシーンがテレビでよく流れていました。

誰が悪いとか、誰が悪くないとかの責任問題じゃないんですよね。

野澤氏の思いは、社員は悪くないんです。だから、従業員の再就職を何とかよろしくお願いします!という点にあったと思っています。


頭を下げる重み


自主廃業の記者会見の場で、廃業に至ったことを詫びるために頭を下げる。

同じ場で、社員の再就職をお願いするために頭を下げる。

頭を下げる意味合いが違います。

リーダーとして人望があるのは、お願いのために頭を下げ、涙を流せる人なんでしょうね。

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長谷川豊氏の被害届は不受理に思うこと

長谷川豊氏のブログに「被害届は不受理。住所を個人がさらし者にしても罰する法律がない日本はどうなのか?」という記事がありました。[外部記事]

長谷川豊氏の自宅住所がネット上に晒されたことで警察に被害届を出そうとしたものの、受理されなかったという内容です。

警察が被害届を受理するのは「法律に違反し犯罪を確認できた」時で、ネット上に他人の住所を公表するのは犯罪には当たらないというのが警察の見解とのことです。

犯罪ではないので警察は動けない(動かない)ということですね。


警察は犯罪に対応


警察は犯罪に対応する行政機関です。

明らかな危険が迫っているなら別ですが、そうでないなら警察は動かないでしょう。警察も行政機関ですからね。特定の人のためではなく公共のためにあります。

長谷川氏の被害届を受理して警察が動くとなると、そのための人員を割くことになります。そうすると長谷川氏のため動く警察官はその間、他にできたであろうことができなくなります。

機会費用の問題です。


長谷川氏のブログを引用


長谷川氏のブログで気になるところを引用します。

警察は被害届を受理できないことを申し訳なさそうに長谷川氏に伝えます。その流れの中での引用です。ニュアンスとか前後関係は元記事でご確認ください。

なお、住所が公開されて迷惑を受けているのはお気の毒だと思います。ただブログを読む限り、現時点では民事上の問題だと思います。民事不介入を原則とする警察が被害届を受理しないのは違和感ないです。(嫌がらせが度を越えて犯罪性があれば話は別ですが)

引用です。

「これがきっかけで暴漢などが襲ってきた際は、その時に連絡ください」とのこと。

いや、その時は…

僕の家族が死んだ後だよ!

情けなくて涙が出そうになりました。
僕たち、何のために税金を払っているのでしょう。


さて、どうでしょう。

襲われる危険性はどのくらいあるのかな・・・という点は釈然としないです。なのでその点はさておくとして、気になったのは「僕たち、何のために税金を払っているのでしょう。」という点です。


警察官を私的に雇うための税金?


警察は公共財です。

公共の福祉のためにあるので私的に使うことはできません。

警察にしても消防、救急にしても、自分が使いたいときに、使いたいように使うために税金を納めているわけじゃないですよね。

何のために税金を払っているのかというと、一人では安全も防災も、医療もすべてに対応できません。だからみんなが少しづつ応分の負担をすることでお金を出し合い、みんなのための公共財を整備します。

税金によって警察、消防、救急、国防、その他の国の基盤を支えるわけです。

何のために税金を払っているのでしょう。

公共のためにです。

公共の中には私も含まれるので必要なときは使えます。ただ、少なくとも私的利用のために税金を納めているのでないですね。

税金を納めているからといって、病院に行くときに救急車をタクシー代わりに使ってはいけませんし、雨不足のときに自分の田畑に水を撒きたいからと消防車を呼んでも来てくれないでしょう。


さて、長谷川氏のブログ


長谷川氏はかつて「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」という記事を書きました。

話題になりましたね。

「全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」

この主張の是非を問題にしたいのではありません。
(私の心情的には「非」ですけど)

長谷川氏はそういう主義主張の人だとするなら、自分に対しても同じ基準を用いないとおかしくないですか、という点を問題にしたいです。

つまり、暴漢に襲われるリスクがあるなら自費でボディーガードを雇えばいいのでは。無理だと泣くなら・・・

公共のサービスに頼ることなく、自腹で対応すればいいのでは。

と思ったのです。


思うこと


公共と私の関係です。

税金は日本の高度な行政サービスを維持するためにあると思っています。無駄に使われている面はあるにしても、普段は気がつかないところで大きなメリットを受けているはず。

あと、他者と自分に対する基準です。

長谷川氏のブログは他者に冷たく自分に甘いな・・・と感じました。

人間なので多少の矛盾や偏りはあります。

でも、できるだけバランスは取りたいなと思いました。

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朝日新聞が自民党に批判的なのはいいとしても・・・

朝日新聞はリベラル派なので自民党には批判的ですね。[外部記事]

思想としては立憲民主党に頑張って欲しいという思いが強いんでしょう。

今回は、朝日新聞を読んで思ったことです。


選挙の仕組み


小選挙区制で当選するのは1人だけです。

一票でも多く取った候補者が当選します。東京一区の場合、有権者は63万人います(参照)。仮に候補者が2名の場合、極端な話では、Aさんが315,001人、Bさんが314,999人の得票だった場合、Aさんが当選します。

この場合、Bさんが得た314,999人の票は、いわゆる「死に票」になります。

小選挙区制は死票が出やすいです。

それを補うのが比例代表制ですね。

比例代表制は得票数に応じて議席を割り振っていくので、小選挙区制に比べ死票が出にくいです。


さて、朝日新聞


引用します。

自民党は289選挙区で2672万票を獲得し、得票率は48%だったが、議席では75%を占める218議席を獲得した。(略)

希望の党と立憲民主党がそれぞれ18議席獲得した。得票数では希望が1144万票(得票率21%)だったのに対し、立憲は485万票(同9%)。希望は候補者が多かったうえ、接戦の末に敗れたケースも相次いだことから、得票の割に議席が伸びなかったようだ。


小選挙区制では得票率と議席数は比例しにくいです。辛勝でもトップを取れば1議席、接戦に持ち込んでも2番手なら0議席。その積み上げで議席数が決まるからです。

小選挙区制では、2番じゃダメなんですね。


比例代表


比例代表はこうです。

比例区(全176議席)は、自民が1854万票で得票率は33%。66議席を得た。立憲も1107万票を集め、得票率は20%で37議席。希望は966万票にとどまり、得票率17%で32議席だった。


まあこれは特に変じゃないです。

ところが、こう続きます。

ただ、投票しなかった人を含む全有権者に占める自民の絶対得票率は、小選挙区で25%、比例区で17%。自民に票を投じた人は選挙区で4人に1人、比例区で6人に1人だったが、結果として全465議席の6割を占めたことになる。


いや、そのりくつは・・・


さすがに強弁


投票しなかった人、つまり棄権した人を含めた得票率を持ち出すことにどれだけの意味があるのでしょう。

今回の投票率は、53.6%です。

棄権の是非はさておき、棄権した人の思いはいくつか考えられますよね。

無関心で消極的な現状追認の人
投票に行きたいけれど体力的に厳しい高齢者
政権交代のサプライズは起きそうにないから台風で出かけるのをやめた人

などなど、必ずしも与党不支持とは限らないと思います。

それに、選挙は投票する人の票を獲得し合うものです。投票する権利があるのに投票しない人のことを考慮する必要はないでしょう。

どんな結果であれ、意思を示した人の結果をそのまま見る。

それでいいと思うのです。

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演説、黙って聞くべき?に思うこと

選挙演説をめぐる攻防が熱を帯びているようです。朝日新聞に「演説、黙って聞くべき? ヤジは意思表示か選挙妨害か」という記事がありました。[外部記事]

ん・・・

黙って聞くべきでしょう。

支持政党かどうかに関わらず、どんな人が演説しているに関わらず、静かに聞くべきだと思います。

今回は、選挙の演説に思うことです。


選挙は民主主義の原点


ヤジが選挙妨害に当たるかどうかはさておき、それ以前の問題として

人の話はちゃんと聞こうよ

と思います。

聞きたくないのであれば、ヤジるよりもその場を去るべきですね。ヤジで演説を妨げるのは弁士に対して失礼ですし、演説を聴きに来た人、たまたま出くわして足を止めて聞いている人に対しても失礼です。

選挙は民主主義の原点です。

話しをする人、話を聞く人、それぞれの邪魔をするのはいけませんね。

単純な話しだと思います。


言いたいことがあるのでしょうが


聴衆の中には、弁士に対して言いたいことがある人もいるでしょう。

でもね、と。

演説の場は聴衆が言いたいことを言う場ではないはずです。政治家にものを言いたいのなら小規模の会合の場で言うべきですね。

政治家の言葉を常に黙って聞いているべき、というのではなく、TPOを考えて適切な振る舞いをすべきという趣旨です。


思うこと


人の話はちゃんと聞きましょう。

自分の言いたいことは適切な場で適切な方法で表現しましょう。

って、子供のころに学んだ気がします。

笑いを誘う一言を投げかけるのはいいと思いますし、演説中の同意の拍手もいいと思います。ただ、演説を妨げるようなヤジは大人の振る舞いとは思えません。

演説を聞くなら邪魔しないように聞くべきですね。

私はそう思います。

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ブラック奨学金提訴へ 60代母を偽保証人にしたとの記事に違和感

文春オンラインに「ブラック奨学金提訴へ 60代母を偽保証人にした学生支援機構」という記事がありました。[外部記事]

「ブラック奨学金」は文春が流行らせたいキーワードのようですね。

記事の要旨はこうです。息子さんが奨学金を借りたとき、無断で連帯保証人にされたとして、60代の女性が日本学生支援機構に対して、債務が存在しないことの確認を求める訴訟を起こしたというものです。

で、この記事にちょっとした違和感があります。


60代母を偽保証人にした学生支援機構


60代となれば還暦過ぎた高齢者です。

引用元記事には原告の女性の首から下の姿が出ているのですが、地味な色のカーディガンを羽織った細身の女性です。か弱い感じです。

高齢のお母ちゃんを(だまして)偽の保証人にした、(極悪の)学生支援機構・・・

みたいなイメージを持ちますね。

ところが、元記事には明記されていませんが、別の記事では息子さんが奨学金を借りたのは1999年からの4年間です。18年前です。[別記事]

60代でいま69歳だとしても、息子さんが奨学金を借りた当時は51歳。いま60歳なら当時は42歳。いずれにしても現役世代です。

文春の見出しが意図的だなぁ・・・と感じます。


ところで


原告の女性は奨学金の存在を知らず、筆跡などから息子が無断で記入した可能性が高いと主張しているそうです。息子さんが勝手に、保証人として母親の名前を使って奨学金を借りていた可能性もあります。

となると法的には保証債務は無いと判断されるかもしれません。

とはいえ

学費の負担をどうしたのかは疑問です。

本人または親が学費を払うのが苦しい状況なら、親が奨学金の存在を知らないと主張するのは不自然です。どっから学費が出てきたのか。

奨学金を借りずに本人または親が学費を払えるなら、親が奨学金の存在を知らないと主張するのは分かります。ただ、その時は奨学金を借りたこと自体が不自然です。なぜ借りたのか。

なんだか釈然としないニュースです。


追記


文春記事でない別記事を読み返したら、原告は日本学生支援機構に対し、債務がないことの確認だけでなく、「一部の返済に応じた16万円の返還を求める」訴えを大阪地裁に起こしたとあります。

一部の返済に応じたということは、追認したということでしょう。

追認していれば保証債務の不存在は主張できないと思います。まさか、一部の返済に応じたのは錯誤と主張するのかな。

ますます釈然としないニュースです。

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