北朝鮮がミサイルを発射 なぜ近隣の日本の円が買われるのか

為替が108円台半ばまで円高が進んでます。

北朝鮮がミサイルを発射してリスクオフの動きになってます。今日の日経平均は0.45%の下落、欧州株価指数は軒並み1%を超える下落になっています。

今回は、不透明感が増している相場について


なんで円高?


北朝鮮がミサイルをぶっ放して世界的にリスクが高まってます。

なので株価が下がるのは理解できますね。

で、北朝鮮は日本の頭越しにミサイルを発射しています。日本の安全に対する脅威なのに、なぜ日本の円が買われて円高になっているのか。

日本のリスクが高まっているのだから、円は売られないの?
有事のドル買いじゃないの?

と思いますね。


好調時の円売り


円キャリートレードという取引があります。

元手がゼロで、あるいはレバレッジを掛けて投資をする投資家がいます。そういう投資家は、調達コストの低い日本円を借り入れて、リターンの高そうな株式で運用します。調達コストが低いのは金利が低いとほぼ同義です。その際、米国株への投資なら円売り、ドル買い。新興国への投資なら、円売り、新興国通貨買いの為替取引が発生します。

調達:日本円
運用:外国株式など

このポジションが円キャリートレードです。リスクが取れる状況ならこの取引を増やしていくことになり、円売り、外貨買いも増えます。

なので、リスク選好が強い時期は、株高・円安の組み合わせになりやすいです。

で、リスク拒否が強くなると、この流れが逆流します。


有事の円買い


思わぬ事態が発生してリスクを回避する度合いが高まるとします。

そうすると、株式などを売って現金化して、それを日本円に転換して、調達していた日本円を返済します。

外貨売り、日本円買いが発生するわけです。

なので、円キャリートレードの巻き戻しという観点からは、有事の円買いが発生しやすいんですね。


気になるのはこれ以上の円高


108円を切って107円台への円高が進むと、なんとなく円高トレンド入りかなという気がします。

円高になると日本の投資家の心理も悪化しますね。

為替の円高と投資家心理の委縮と景況感の悪化と、実際の相場の軟調と、それぞれが相互作用してスパイラル的に弱気を醸成するリスクもあります。

あ、

ミサイルによる緊張感は一時的なイベントで、また右肩上がりの相場に戻る可能性ももちろんあります。


思うこと


私は数ヶ月~数年程度の期間で投資を意識しています。

そのくらいの期間で見たとき、慎重に見ておいた方がいいかなと思っています。まあ、儲け損なってもいいや、大きくやられるよりは、という感じですね。

何はともあれ、生き残ること。

生き残れなければ長期投資もないですからね。(^^;

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