投資信託 G-REITの96%、外国債券の90%は毎月分配型

毎月分配型の投資信託が人気です。

どのくらい人気かというと、私の集計では追加型の株式投信の純資産総額は、だいたい64兆8000億円あります。そのうち、41兆6000億円は毎月分配型のファンドです。

純資産総額でみて、64.2%は毎月分配型のファンドということですね。

正確にいうと「決算頻度が年12回」のファンドを集計したのですが、決算頻度が年12回のファンドは毎月決算で毎月分配と考えていいでしょう。

今回は投信の決算頻度別の状況についてです。


決算頻度別の純資産総額


投資信託の決算頻度は、毎日決算が毎月、隔月、四半期、半期、年1回があります。

日々決算型の投資信託(MMFやMRFなど)は除きます。また、単位型の投信も今回は除外しました。

決算頻度別の投信残高の状況は以下です。

毎月分配型投信 小黒とら

毎月決算が64%です。6割以上が毎月分配型の投信になってます。

毎月分配型の投信にはデメリット・メリットの両方があるので、毎月分配型の投信を選ぶことは、いいとか悪いとか、賢いとか愚かだとか、そういう分け方をするよりは、投資家の選好の問題として受け止めたほうがいいのかなと思ってます。

一方で、年に1回か半期毎に決算を行う投信は全体の30%ほどです。毎月分配を選択しないで、再投資効果をいかそうと考えている人が3割ほどいるということです。NISAの影響もあるかもしれません。

この先、毎月分配型の比率がどうなっていくのか興味深いです。時間をかけてウオッチしていこうと考えてます。


投信カテゴリー別の純資産総額


投信分類で純資産総額をみてみました。

毎月分配型投信 小黒とら

いま人気があるのは、国際不動産(グローバルリート)、国際債券、国際株式です。投信を購入する場合は、国内資産よりは、グローバル資産へ投資する投資家が多いです。

投信分類でそれぞれの純資産総額(全体)と、決算頻度別の内訳を集計しました。

毎月分配型投信 小黒とら
(画像クリックで拡大)

この表は、ちょっと細かいのですが、ポイントは以下です。

・毎月分配の比率が高いのは、Jリート、グローバルリート、国際債券
・特に、グローバルリートは、毎月分配型の比率は96.4%にも達する
・毎月分配の投信の比率が低いのは、国内株式。

グローバルリートの投信では、新光 US-REIT オープン (愛称:ゼウス)、ラサール・グローバルREITファンド、フィデリティ・USリート・ファンド Bといった、毎月分配型の大型ファンドが個人投資家の人気を集めています。


まとめのようなもの


私は毎月分配型の投信は持っていないのですが、毎月分配型という商品性を十分に理解して、自分に合っていると思う人なら投資する意味はあるでしょう。

ただ、個別の投信を丹念にみていくと、毎月分配を出すために際どいリスクを取っている投信もあります。本当に高齢者が投資して大丈夫なの?と思うものも、こんな複雑なスキームで販売員は説明できるの?と思うものもあります。

投資のリターンがあって → その果実を毎月分配する
のではなく、

毎月分配するために → 投資スキームを作る
というふうになってますね。

毎月分配型の投信の人気は、NISAやトータルリターン通知の制度で少しずつ変わっていくのかなーと思ってます。毎月分配のブームが去った後は、どうなるんだろう・・・ 時間はかかるかもしれませんが、楽しみです。(^^)

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