都民ファーストの会とテーマ型投信

都議会議員選挙で都民ファーストの会が圧勝しました。

これといった実績のある政党ではありませんが、既存の政党を圧倒しての勝利です。自民党は大敗し、民進党は存在感を一段と低下させました。

今回は、都民ファーストの会とテーマ型投信について


両者の共通点


都民ファーストの会とテーマ型投信には共通点があると思います。

それは「新しいものに賭けてみたい」という心理です。

既存のものに不満があって何か新しいものが出現したとき、実績が無いにもかかわらず支持されることがあります。

実績が無いから支持されるのかもしれませんね。

既存のよりはいいだろうという消去法かもしれませんし、これまでのマイナス面がないことでプラスの期待が高まりやすいのかもしれません。米国のトランプ大統領や、フランスのマクロン、ルペンの両候補が人気を得たのは、既存勢力へのアンチとしての側面もあるでしょう。


認知バイアスと選択バイアス


人は、良いことよりも悪いことを強く覚えているそうです。

人から良くしてもらったことよりも、意地悪されたことを強く心に残します。自分にとって悪いこと、不快なこと、危険なことを強く心に刻むのは動物としての生存本能ですね。

良かったことを忘れても危険には直結しませんが、自分に危害を及ぼそうとした人のことを忘れて、その人に近づくのは危険極まりないです。

ただ、現代の日本で生活するなら生存本能は低めで大丈夫なはず。

だったら、悪いことを強く覚えて生きていくよりは、そっちは忘れて、良くしてもらったことを忘れないで過ごしていきたいなと思います。(^^;

まあ、それはそれとして

人の認知バイアス、選択バイアスを考えるとき、マイナス面は心に残りやすいという点は考慮しておきたいです。


新参者、新規発売の利点


新しい政党、新しい投信の最大のメリットは、マイナス面の実績が無いことです。

既存はなんとなく不満だけど、新規はニュートラルに見られる、それなら新規のほうに賭けてみたい、という発想ですね。

小池都知事はいいタイミングで新規政党をプロデュースしました。これによって既存政党の票をだいぶ都民ファーストの会に持ってくることができました。投信会社も、いいタイミングで新規性のあるテーマ型ファンドを提供することで、既存から新規ファンドへのシフトを狙う戦略を取ってますね。

それがいいかどうかは別として。


新規性が失われた後


既存から引っ剥がして、取り込む。

政党も投信の販売会社も、それ以外の企業も、やっていることは限られたパイの奪い合いのようなものです。

新規性をアピールして、既存に不満な人、既存に飽きた人を取り込むのは常套手段なので、そのこと自体を悪いことだとは思いません。ただ、新規性に賭けるのは、既存のマイナス面を過大評価したり、新規の実績が無いことを好意的に評価するバイアスによるものかもしれません。

新規性が失われた後に、政党ならどれだけ支持者を維持できるか、投信なら残高を維持できるか。それが大事ですね。

あ、

維持じゃなくて、拡大できればなおさら良しです。

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