iDeCoや積立NISA 積立投資と一部売却について考えたこと

個人型確定拠出年金(iDeCo)が拡大され、来年は積立NISAも導入されます。

今回は、iDeCoなどの積立投資について


このところ積立投資を取り上げてます


このところ積立投資を話題にしています。

iDeCoとか積立NISAなどの制度が充実してきます。金融庁も投信業界も、日経新聞もマネー雑誌も、みんなそろってこの流れに乗ろうとしている気がします。

で、ちょっと脱線ですが・・・

ゴールドラッシュで儲けた人は、実際に金を掘った人ではなく、金を掘る人に道具を売った人たちだと言われています。

作業用の丈夫なジーンズを売ったリーバイスですね。

投資の話でも似たような構図がありそうです。


さて、本題


さて、金を掘ろうかな・・・

と思っても、どうやって金を掘っていいか分かりません。

多くのFPや評論家がおすすめするのが、ドルコスト平均法による長期積立投資です。

ドルコスト平均法による長期積立投資にはメリットもあればデメリットもあります。私が気にし過ぎなのかもしれませんが、メリットばかりが強調されてデメリットが軽視されている気がするんです。

メリット
買い付けの時期が分散されて、安値では多くの株数が買えることで購入単価を抑えやすいことです。底値を経験してからなら含み益を得やすいですね。

デメリット
途中で売らない限り、積立を続けると時間とともに絶対的なリスク量が増えていくことです。それに一方的な右肩上がりの相場では、購入単価は高くなっていきます。


デメリットを再考する


こういう投信に投資したと考えましょう。

小黒とら

基準価額10,000円でスタート。10年後の基準価額は14,000円です。

毎年10万円、ドルコスト平均法で投資します。

小黒とら

小黒とら

基準価額はプラスですが、投資のリターンはマイナスです。


ちょっと算数


基準価額は、10年で10,000円から14,000円になりました。

1年あたりの平均リターンは、3.42%です。(年複利)

一方、積立投資は含み損で120,000円ほどです。

この投資の年あたりの利回りを計算すると、マイナス2.33%です。


この差は・・・


基準価額はプラスなのに、投資のリターンはマイナス。

その理由は、最後の2年間の下落です。

積立投資は、だんだんと投資量が増えていきます。なので、あとの方の相場の動きの影響が大きいのです。

1年目は10万円に対する影響ですけど、10年目は100万円がリスクに晒されますからね。


考えておきたいこと


積立投資は、あとになるほど相場の動きの影響を受けやすくなります。

投資のリスクに晒されている資金量が増えていく。

その点はしっかり認識しておきたいですね。

積立をしながらでも、状況によってはリスク資産を一部売って、安全資産にスイッチングするのもありだと思います。

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3101:

こんにちは

まれにファンド積み立てで1年も満たないのに含み損が辛いとか聞きますが、最初は含み損のほうがのちのち回復した場合のリターンが大きいので変な話だと思ったりします。
順調に増えても最後に暴落すれば損しますので、積み立ての場合は含み損が増えていけばラッキーぐらいの気持ちが欲しい所ですね。
積み立てで含み益を得るのはたやすいですが、利益を確定するのは難しいです。悪手といっても毎月分配を否定しきれないのに通じます。(笑)

2017.03.02 14:45 yazirobe777 #- URL[EDIT]
3102:管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2017.03.02 20:43 # [EDIT]
3103:

最後におっしゃってる「状況によっては」という判断を星加国行うことが、現実には不可能だから難しいんじゃないでしょうかね。

1)一般的には、単一資産で考えるのではなく、複数の資産に投資し、一定の戦略資産配分を維持するように規律正しくリバランスを行うことが望ましいのではないでしょうか。そうすると、システマチックに利食い&ナンピン買いすることになり、記事でご指摘のようなリスクを軽減できると思います。

たとえば、1億円まで積みあがった資産を持つ年配の投資家が、株式と銀行預金を50:50の比率で保有し、さらに毎月20万円積み立てる場合を想定してみます。1ヵ月後に株式が10%上昇したら、株式から240万円を銀行預金に移し、新規の20万円も預金に入れます(その結果、株式と預金は5260万円ずつになる)。逆に株式が10%下落した場合は、同様に預金から株式にシフトします。

そのリバランスのタイミングは、たとえば資産配分ターゲットから5%乖離した時点と決めても良いし、四半期ごととかでも良いですが、シミュレーションでは5%が効率良いということのようです。

2)また、若い人で投資額が小さい場合、この比率だとまどろっこしいので(かつ、ロスは絶対額が小さく、後年十分取り戻せるので)、アップサイドのキャプチャーをより重視して、もっとリスク資産を多くします。

たとえば、30歳から70歳までの40年間の資産蓄積を考えるときに最初の10年は株(ないし同等のリスクアセット)100%、次の10年は株80%:債券(ないし同等の安定資産)20%、次の10年は60%:40%、最後の10年は40%:60%という具合に資産配分を決めることができます。若い時はアップサイドのキャプチャーを重視、だんだん元本のプロテクションを重視というわけです。

こうしたリバランスおよび長期的な資産配分のシフトという二段構えの戦略によって、記事でご指摘のリスクはだいぶ軽減できると思います。そういうことを一つのファンドの中でやっている投信もありますので、面倒な人はそれを使うという手もあると思います。

2017.03.03 16:15 エイハブ船長 #- URL[EDIT]
3104:

※3101:yazirobe777さん
積立投資は時期によって含み損の耐性が違いますね。それに、おっしゃるように利益を確定するのは難しいですね。

積立投資は損に対する耐性と利益の確定のタイミングで、私にとっては一括投資より難しいやり方です。毎月分配は一概にダメとは言えないですね。

2017.03.03 18:35 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]
3105:

※3102のメッセージをくださった方へ
コメントありがとうございます。
同感です。(^^)

2017.03.03 18:37 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]
3106:

※3103:エイハブ船長さん
そうですね。「状況によっては」の判断は難しいですね。
ポートフォリオ全体を管理していくには、やはり能動的な管理が必要なんだろうと思います。
リバランスなど資産配分を管理してくれる投信は、上手く合えば利用価値ありそうですね。

2017.03.03 18:42 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]

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