インデックスファンドの運用は、コンピューターが行なっているの?

今回はインデックスファンドのファンドマネージャーにエールを送る記事です。

インデックスファンドはコンピューターが運用していると思っている人がいることを、きょう知りました。

いや・・・

インデックスファンドもファンドマネージャーが運用しています。(^^;)


インデックスファンド


インデックスファンドをきちんと運用するのは意外と難しいんですよ。

インデックスファンドもアクティブファンドもポートフォリオ管理のためにPCは必要です。PCのサポートなしには運用はできません。でも、最後は人間の判断です。

細かな点を抜きにしてお話しすると、インデックスファンドの方がシビアです。

たとえば、ある銘柄を買おうと思っても、市場の出来高が小さいときは思った株数が買えないこともあります。あるいは、なんらかの理由で取引停止銘柄になっていることもありえます。

そういうとき、インデックスファンドのファンドマネージャーは頭を使います。

アクティブファンドなら翌日に買い増すでしょう。想定したポートフォリオが実現できないリスクは、アクティブファンドのリスクとして十分許容されます。

一方、インデックスファンドはシビアです。想定したポートフォリオと実際のポートフォリオが乖離すると、トラッキングエラーが大きくなってしまうからです。トラッキングエラーとは、指数と実際のファンドのリターンの乖離の大きさと思ってください。(厳密な説明は省きます)


ファンドマネージャーの苦労


インデックスファンドを担当するファンドマネージャーは、いかにトラッキングエラーを小さくするかに頭を悩ませます。

かりに、株にしても債券にしても、すべての銘柄が、金額に関わらず、また売り買いのサイドに関わらず、マーケットインパクトを含めた執行コストがゼロで確実に売買できたとしたら、ファンドマネージャーの負担はだいぶ軽くなるでしょう。

逆に言うと、執行コストの最小化やトラックするための最適化などで考えることは多いので、普通はクオンツ的で数理に明るい知的なファンドマネージャーがやってます。

というわけで、今日はインデックスファンドについてでした。

インデックスファンドのファンドマネージャーは地味な役回りですが、冷静で知的な人じゃないとうまくやれません。

・・・もちろん、例外はあります。

小黒とら

 

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