株式を高く買って安く売ることについて

株式投資で利益を得る基本は、「安く買って」「高く売る」ことです。

逆に、高く買って安く売ると、その取引では損になります。

で、今回は高く買って安く売ることをオプションの見方で考えます。


率直な気持ち


株式投資で利益は取りたいけれど、損失は避けたいですね。

図にするとこういう感じでしょう。

小黒とら

一般的な株式投資の場合です。ベアファンドとかインバース型は別の話しになるので今回は避けます。

さて、上の図に話を戻しましょう。

この図の実線は、「コールオプションの買い持ち」と同じ損益線です。


コールオプションの買い持ち


コールオプションを持っていると、損失は限定されて、期待される利益の上限は無限です。

安心・安全のコールオプションです。

ただ、安心・安全はタダじゃないんですよね。コールオプションを手に入れるには対価を払わないといけません。それがオプションプレミアムです。

たとえば、日経平均の現在値が20,000円として、権利行使価格も20,000円、期間1年、リスクフリーレートを0.1%としたとき、想定のボラティリティが20%なら・・・

だいたい1,600円です。

結構お高いです。


比較衡量


通常で株を保有した場合と、コールオプションの損益図の比較です。

小黒とら

オプションプレミアムを払うため、相場が上がったときの損益図は下に下がります。

その分、損失が限定されます。

じっくり保有型の赤線で行くのか、下値不安を和らげる青線を目指すのか。それは人それぞれですね。


青線にするには


青線を目指すには、取引としては上がる局面で買い乗せていき、下がる局面で売っていくことになります。損失を限定したいですから、下がるところでは売りです。

投資比率はオプションのデルタが関係します。全部売って全部買ってを繰り返すのではなく、上昇局面では保有比率を増やしていき、下落局面では減らしていくことになります。

取引だけを見ると、高く買って安く売る取引です。ただ、その取引の損失をコストとしてとらえて、それがコールオプションのプレミアムより安ければいいんです。そして、投資終了時点の株価が高ければ利益を得ますし、株価が低ければ損失はある程度限定されているはずです。

分かりにくいでしょうけど、ポイントは・・・

下値をある程度限定しようと思うと、どうしても取引コストがかかるということです。


投資スタイル


ご自身の投資スタイルが赤線なのか、青線なのか。

そういう視点で確認してみるのもいいんじゃないでしょうか。

赤線と青線ではだいぶ違いますから。

あ、

赤線でもなく、青線でもないスタイルももちろんあります。

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