日本での弾劾

先日、韓国で朴槿恵大統領の弾劾が可決されました。

で、思ったのが、日本で弾劾はどういう制度になっているのだろうということです。

今回は、雑談です。


弾劾とは


弾劾(だんがい)とは、「身分保障された官職にある者を、義務違反や非行などの事由で、議会の訴追によって罷免し、処罰する手続き」です。wikipedia

議会の訴追によって罷免することですね。


韓国での弾劾


韓国で起きた弾劾をおさらいします。

弾劾されたのは朴槿恵大統領です。

弾劾したのは韓国国会です。

韓国の国会は一院制です。日本のような二院制(衆議院と参議院)ではありません。一院制の国会で弾劾が賛成多数で可決されました。国会を通じた民意は示され、決着が付いたように思えます。

しかし、韓国の国会ができるのは弾劾訴追議決書を大統領府に送り、大統領の職務を停止するところまでです。国会が議決できるのは「訴追します」というところまでなんです。

大統領を罷免するかどうかの最終判断は、憲法裁判所の審理によります。

国会が、行政府の長を司法に訴えるという構図です。


日本の場合


さて、日本の場合。

かりに日本の首相になんらかの問題行動があり、国民が首相を罷免すべきと思ったとき・・・

弾劾にはなりませんね。

日本の場合は首相は弾劾裁判の対象ではありません。

その代りにあるのが、「内閣不信任」です。

内閣不信任案が国会(衆議院)で議決されると、内閣総辞職か衆議院の解散になります。衆議院が解散されるといずれにしても内閣は総辞職です。

憲法第七十条
内閣総理大臣が欠けたとき、又は衆議院議員総選挙の後に初めて国会の召集があつたときは、内閣は、総辞職をしなければならない。

つまり

日本の場合、国会が内閣不信任案を可決したことが、即ち、首相の座を追うことになるわけです。裁判所は関係なく、国会で決めれば行政府の長は選び直しになる制度です。

なので

内閣不信任案って、重たいものなんですよね。

ほぼ毎年、提出されてますけど。(^^;


ちなみに


日本で弾劾の対象になるのは裁判官です。裁判官の弾劾裁判ですね。学校で習った記憶があります。あと、人事官という職務の人も弾劾の対象になります。こちらは学校では習いませんでした。

で、おもしろいのは人事官の欠格事由(人事官になれない人の要件)です。犯罪や破産などの一般的な欠格事由は当然あるとして、その他に、

・人事官の2人が、同一の大学学部を卒業した場合

というのがあります。

人事官は日本に3人です。だからなんでしょうね。わざわざ出身大学を要件にするのは。

調べていくといろんな仕組みがあるんだな・・・。世の中、知らないことだらけです。

最後までとりとめのない話でした。(-_-;

にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
 

管理者にだけ表示を許可する