毎月分配型 フィデリティUSリートとゼウスの資金動向

フィデリティUSリートが11月15日の決算から分配金を引き下げました。

100円から70円への減額です。

今回は、フィデリティ・USリートB(H無)と新光 US-REITオープン(愛称:ゼウス)の資金動向について


投信ブームのけん引役


毎月分配型ファンドは哲学論争になりがちです。

どちらかというと毎月分配型ファンドに批判的な人が多いですね。毎月分配すると複利効果や課税の点で不利になるとか。投資した金額を払い戻しているだけだとか。コストが高いとか。

それはそれとして、現実問題として毎月分配型の投信は売れてます。投資家の人気を得ているという言い方もできますね。デメリットは承知の上で毎月分配型に投資している人もいるでしょう。

で、投資家を引き付けているのは高い分配金です。

今回、フィデリティ・USリートB(H無)が分配金を引き下げました。その影響が出ているので見てみましょう。


資金流出


フィデリティ・USリートから資金が流出しています。

フィデリティUSリート

フィデリティ・USリートのような高分配型のファンドが分配金を引き下げるのは、ファンド運営の健全性を高めるので望ましいです。

とはいえ、営業上はなかなか難しいんでしょうね。分配金を引き下げれば資金が流出する可能性が高いですから。


資金流出入の状況


さて、少し長い期間でフィデリティ・USリートの資金動向を見てみました。

フィデリティUSリート

元本の増減にその日の基準価額をかけたものをファンドに入った(出た)金額としています。2013年末からのおよそ3年間で見ています。

2016年6月までが資金流入が加速した時期です。

2016年6月以降の直近までは、流入はしているものの勢いは衰えている状況です。

新規のお金は集められにくくなっているし、マーケットも変調気味だし、このままの分配水準はキツイな・・・ということで分配金を引き下げたのかもしれません。


ゼウスは


新光 US-REITオープン(愛称:ゼウス)の状況です。

新光ゼウス

ゼウスは分配金を引き下げていませんが、同じような傾向ですね。

2016年6月以降は資金流入しているものの、その勢いは衰えています。新規のお金が入りにくくなっている中で、年間でファンドの2割から3割が分配で出ていく状況です。


参考比較


参考までに、日興アセットマネジメントのインデックスファンド225です。

インデックスファンド225

グローバルリートのような激しい動きはありませんが、2016年6月以降は緩やかに流出超過になっているなーという感じです。

ゆっくり緩やかに変化しているんですね。


まとめ、のようなもの


2016年の夏場までと、それ以降は違っている気がします。

ゆっくり緩やかに変化しているものには気が付きにくいですよね。

脳トレ問題でもありますね。ゆっくり変化していく画像を見て、いつどこが変化したのか気が付かない。そういうことたくさんあります。

最後に脳トレ問題を見つけましたのでリンクを貼っておきますね。

脳トレ問題

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2775:

毎月分配がというより、リートが、下がりまくってますからね。
話がごっちゃになっている感じがします。

税の先払い以上のデメリットなんてありませんし。過度の分配金がないのなら、大した額じゃないのですけどね。まぁ、効率はその分悪くはなるでしょうが。

ただ、分配金の多さだけで、デメリットを理解していない投資家が多いのは、いろんな意味で情けないと。なんでそのデメリットを調べないのか、そこが日本の個人投資家の限界なのかなと思うところも(毎月分配大好きの人は投資家という認識すらないかもしれませんが)。

2016.11.26 19:12 煙々 #- URL[EDIT]
2776:

※2775:煙々さん
そうですね。話はうまく整理できていなかったかもしれません。

分配金の多さだけを気にして、デメリットを理解していない投資家は残念ですね。
フィデリティUSリートとゼウスの分配金の高さにひかれて投資している人もいるでしょうから今後の資金動向は気になります。

2016.11.27 17:30 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]

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