勤労感謝の日に思ったこと

今日は勤労感謝の日です。

「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」日です。括弧内は「国民の祝日に関する法律」の第2条の定義です。

もともとは天皇家の宮中行事である新嘗祭(にいなめさい)です。五穀の収穫を祝い、収穫に感謝する祭祀です。


収穫に感謝


新嘗祭は飛鳥時代から続く祭祀です。ただ、戦後はGHQのいろいろあって「勤労感謝の日」となったそうです。

本来の趣旨としては、収穫を祝い、収穫に感謝する行事なんですね。だから「生産を祝い」という言葉が入っているのでしょう。元来は農産物(穀物)の生産を祝う日なので、

収穫感謝の日

の方が元来の意味を表すのかも、なんて思います。


勤労に感謝


いまは製造業やサービス業に勤める人がほとんどですから、収穫感謝よりは勤労感謝のほうがしっくりくるかもしれませんね。

で、最近思うのですが・・・

農業や漁業や畜産業で製造されるものは消費期限があります。

だからたくさん取れた年は

豊作じゃぁー、大漁じゃぁー

とか言って、お祭り騒ぎで、飲めや歌えのバブル状態。たくさん取れたんだからたくさん食べよう!となりそうです。有力者がたくさん取り、虐げられる者は少なく取るという面はあるでしょうし、もともとの生産性がそれほど高くないという面もあるでしょうが、取れた分の消費率は高そうです。

穀物を備蓄したり保存食を作ったりはあるでしょう。でも、食物なら将来の飢饉に蓄えるにしても限界はあると思うのです。

取れた分の富を消費するか備蓄するかの割合では、消費の割合が大きいのかなと思います。


翻って現代社会


現代の社会は貨幣経済が高度に発達しています。

貨幣経済の発達していないころの農業や漁業での豊作じゃー、大漁じゃーは、いまなら、業績が最高益更新だー、となるでしょう。富はたくさん得ていて、ここ数年は豊作だったし大漁でした。

でもね、と。

あまり景気の良さを実感できないですね。

それは

豊作じゃぁー、食え、食え、どんどん食え

とはならないで

あ、今年は業績最高益ね。でもね、いつまでもいい時期は続かないよ。将来の飢饉(業績悪化)のために蓄えも必要だよね。ちょっとは増やすけど、あとはイザというときのために内部留保しとこ。いつ飢饉が来るか分からないからね。

てな感じだからかな、という気もします。

貨幣なら穀物とは違って何年でも備蓄が可能ですし、保管に場所は取りません。(内部留保と実際のキャッシュ保有とは別という議論はひとまず置きます)


富が備蓄できるから


ここ数年の景気のよさを実感できない。

というのは、働いて得た富は増えたものの、備蓄と分配のバランスが上手くいっていないからかなという気もします。企業は長期的な存続を考えますので、豊作のときの富は蓄積し、飢饉のときに備蓄を取り崩したいと思うでしょう。

大企業であればあるほど、経営陣は経営破綻による記者会見は避けたいものです。

それはそれで一理あります。

だから労働による所得は安定。景気の良さによる富を得たければ、やはり株式投資なのかな。

なんてことを勤労感謝の日に思いました。

あ、

景気の良さによる富を得たければ株式投資ですが、飢饉のときの悪影響も受けやすくなります。その点は注意が必要ですね。

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2767:好景気・不景気って?

好景気・不景気って何なのか?

概ね主観的なものだと思うけど、客観的にみる指標(景気調査じゃなくて)はどこかにあるのか?気になってるんですよねー。

2016.11.23 22:57 Colorless Freedom #- URL[EDIT]
2768:

※2767:Colorless Freedomさん
そうですね。景気は気分、主観的な部分が大きいですね。

経済指標で見るなら完全失業率は目安になるかなと思っています。遅行しますけど景気の代理変数になると思います。

2016.11.24 17:58 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]

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