中国、要注意債権の不良債権化に注意が必要と、日本政府が分析

世界経済の現状に関する報告書として、内閣府の「世界経済の潮流」があります。[内閣府]

さすがにこれを全部読むのは大変です。(^^;

今回は、日経新聞の記事を引用しながら中国経済について


日経記事の抜粋、その前に


内閣府のオリジナルの方をざっくり読むのもいいですよ。

日本経済には頑張ろうバイアスが強くて、世界経済には慎重バイアスが少し強い感じですが、それでも全体としてはバランスが取れていると思います。

証券会社や独立系のエコノミスト、ストラテジスト、FPといった人たちは基本的には経済に対して強気バイアスがあります。一般の投資家が投資してくれることで潤う人たちなので、ポジショントークですね。

ところが政府にはそういうポジショントークはありません。日本経済には強気バイアス(建前論)がありますけど、世界経済はわりと素直にリスクを見つめていると思います。なので世界経済なら政府の分析が役に立ちます。


さて、本題


重要な部分を日経の記事から引用します。[外部記事]

"中国経済について政府主導のインフラ投資が活発になっていることに懸念を示した。民間の固定資産投資が減っている一方、国有企業の投資は急増している現状を分析。将来的に不良債権に計上されるリスクのある要注意債権の残高が増えていることにも触れ、過剰設備・債務に対するリスクも指摘した。"


中国の経済成長を政府のインフラ投資が支えている状況への懸念です。

中国では民間の投資は息切れしています。そのままでは経済が急減速してしまうので、中国政府がインフラ投資でテコ入れしています。

この状態は不健全ですね。


中国経済の成長


中国経済はヤバいヤバいと言われながらも何も起きてないです。

それなりに上手く回っている部分もあるのでしょうが、危うい成長であることは間違いないでしょう。

内閣府のレポートは「景気が減速するなかで、要注意債権の不良債権化に注意が必要だ」と指摘しています。不良債権は景気が減速すると表面化し、表面化するとそれが景気の減速を招き、さらに不良債権が増えるというスパイラルになりがちです。

いますぐ中国の不良債権が問題化することはないでしょうが、気にしておいてもいいファクターだと思います。

過去記事:中国はどのくらいヤバいのか 続編 GDPの構成要素について

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