読書感想文 「ダーチャですごす緑の週末」 豊田菜穂子作

楽しく読めました。

夏の別荘地で過ごす楽しさを感じられます。

今回は、妄想気味の読書感想文です。(^^;


ダーチャとは


ダーチャ(ロシア語: дача)とは、「菜園付きセカンドハウス」のことです。

もともとはロシア政府から無償で与えられた土地を意味します。ダーチャの語源のダーチは「与える」という意味があるそうです。

政府がタダで民衆に与える土地ですから・・・

田舎です。

モスクワ市の郊外にあって、そこから市内に通勤するには厳しい距離です。なので、だいたいのモスクワ市民は夏の間、週末になるとせっせとダーチャに通ったり、夏休みのまとまった休日をダーチャで過ごしたりします。

そこそこ広い家庭菜園のある、小さな木造の別荘。

それがダーチャです。

写真もいくつか載っているのですが、緑が多くて、こういうところで夏を過ごしたいなーという思いが強まります。


一般的なダーチャ


600平方メートルの土地に、40平方メートルほどの家屋が一般的なサイズです。日本的には200坪の土地に15坪程度の家屋ですね。

土地が広いわりに建坪が小さいのは、

大きい家を建てるとKGBに目を付けられるから、だそうです。(-_-

昔の話みたいですけど。


ダーチャの威力と魅力


ロシアは国としての経済基盤が弱く、いい時はいいけれど、ダメなときはとことんダメな経済状態に陥ります。

1998年には経済危機が深刻化しました。

そういう国なので社会保障制度はそれほど充実していません。本によると、平均的なロシア国民の年金額は、月27,000円だそうです。

日本の「ゆとりある老後生活費は平均35.4万円」(生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成25年度)からすると、10分の1以下です。

物価の違いはあるにしても、ロシア国民の老後は年金額の面では余裕がありませんね。

そこで、ダーチャが、国民が半自給自足生活を送れる拠り所になっています。

お金がないなら自分たちで野菜などを作っちゃおう、ということです。

ロシア政府が土地を無償で提供するのは、ある意味では社会保障制度です。政府にお金がないから土地で現物支給するという面もありそうです。

おもしろい制度ですね。


半自給自足


日本では年金の不安が煽られてますね。

「ゆとりある老後に36万円必要」という、生命保険文化センターの調査結果が独り歩きしている気がしますが、ことあるごとに老後に1億円という話も出てきます。

ん・・・

200坪の菜園があって、小さな家があって、緑に囲まれて、半ば自給自足的にひっそり生活できるなら、それは健康的だなーなんて思います。

老後に必要なものは・・・

ゆとりある生活費か、精神的におだやかになれる生活スタイルか。

両方、でしょうか。(^^;


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自然に囲まれた生活は大変な面も多いでしょうけど、私にとっては妄想が広がる本でした。

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