「流星ワゴン」のTVドラマが低調なようです

原作は面白かったんですけどね・・・

私はTVドラマは見ていないのですが、あまり評判は高くないようです。豪華な出演者のわりには視聴率は低迷だそうで。
犬を叩くシーンがあって、それに批判が噴出したらしいですね。犬や猫が好きな私としては、見てなくてよかったです。

流星ワゴンに関するネットの記事を読んで気になったのが、「ドラマ自体の出来に対して『ありきたりのタイムトラベルもの』という批判がある」というところです。

そうか・・・ 「タイムトラベルもの」という見方ですか・・・

たしかに父親と主人公が同世代で同時に存在するので、タイムトラベルものとはいえますし、過去のやり直しと未来の軌道修正もテーマになっているので、タイムトラベルものなんですけどね。

でも、それだとチープな気がします。

TVドラマを見ていないので、見てないのに批判するのはズルいのですが、タイムトラベルものという評ならちょっと寂しいです。

やはり原作とドラマは違うんでしょうね。

原作では、永田家のチュウさんと一雄の関係、一雄と広樹の関係、それと橋本親子の関係。この3つの関係が重層的に描かれています。

父親と息子という関係が一言では言い表せない関係であり、それぞれに距離感が違うことがわかります。そして、父親から息子への思いと、息子から父親への思いも、それぞれに違うのです。

そこですよ。私が思うテーマは。

タイムトラベルもの「後悔の人生をやり直すためのドライブ」という話というよりは、「なぜやり直したいのか」の裏にある、不器用な親子関係が原作のテーマなんだろうと思ってます。

過去記事にも書きましたが、私は影の主人公は橋本親子だと思っています。橋本お父さんの愛情、そして前回記事には書いていませんが、橋本さんの息子とお母さんの関係にも切ないものがあります。

TVドラマがつまらないと感じたら、原作を読んでみるといいかもしれません。

文庫なら800円程度です。あなたが女性なら男がいかにバカで不器用かがわかりますし、男性なら、一雄目線だけでなく、チュウさん、広樹、橋本お父さん、橋本さんの息子のそれぞれに心を寄せて読んでみてはいかがでしょう。

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