世の中には、4種類の投資家がいる

先日、久しぶりに友人と茶飲み話をしました。

そのときの会話

(友人) いやぁー、会社には2種類の人間がいるよね。

(とら) え、どんな種類?

(友人) 仕事でわからないことがあるでしょ。

(とら) うん。

(友人) そのとき、「わからないから教えてくれ」という人と、「わからないから、代わりにやってくれ」という人。

(とら) なるほどね。

たしかに分かれますね。

仕事の内容や立場などの関係性にもよるのでしょうが、「わからないから教えて」という人と、「わからないから代わりにやって」という人はいますね。


それをパクって


友人の2種類の人間がいるという切り口をパクって考えました。

投資家には少なくとも4種類の人間がいますね。

1. 「敗者のゲーム」だけを読む人
2. 「マーケットの魔術師」だけを読む人
3. 両方読む人
4. 両方読まない人

本の題名は例示です。


「敗者のゲーム」だけを読む人


1. 投資の理論的な考え方だけを取り入れる人

「敗者のゲーム」だけを読む人とは、現代ポートフォリオ理論などの「投資理論」を考え方の基本に据える人です。

市場は情報効率的で株価はランダムウォークする。だから市場の予測可能性はないと考えるタイプです。プラスの期待リターンを想定して、長期的に保有すれば複利効果でリターンがリスクに打ち勝てると考えます。

わりと一般的な考え方ですね。

教科書的な考え方で無難なのでFPも基本的にはこの考えの人が多いようです。


「マーケットの魔術師」だけを読む人


2. 投資の実践的な考え方だけを取り入れる人

「マーケットの魔術師」だけを読む人とは、株価は理論通りには動かない、より実践的な示唆が欲しいという人です。

市場は無機質なランダムウォークではなく、投資家の恐れや射幸心といった心理が有象無象にうごめく場である。だからロスカットや利益確定の技術を磨くことで市場から利益を手にできるし、経済指標やチャートを分析することで、ある程度ならば市場を先読みできると考えます。

理論より実践。

ソロス本やバフェット本が好きな人もこちらかもしれませんね。あと、サラリーマンが○○の手法で1億円を稼いだ、みたいなマネー雑誌もこちらです。(ソロス氏やバフェット氏と一緒にするなと言われるかもしれませんが・・・)


両方読む人


3. 理論と実践のバランスを取りたい人

純粋に理論を重視して投資しようとすると、それはそれで無理が出ます。実際の相場は理論通りには動かないですし、CAPMの市場ポートフォリオは理念の世界ですから。一方で、実践を重視するあまり、現実を表現できない理論は不要と言わんばかりのスタンスも偏ってますね。

理論は完全ではありませんし、実践の書は数多い事例を集めた帰納的なアプローチなので、そこから何か意味のある真理を見出せるとは限りません。それぞれに長所短所はあって、だから両方になじんでおこうというスタンスです。

投資を長くやっている人はこのパターンが多いんじゃないでしょうか。


両方読まない人


4. 独自の嗅覚でやるから何もいらないという人

理論も他人の投資法も関係ないというタイプですね。

そういう人は、このブログをここまで読むことはないでしょう。(^^;


まとめ、のようなもの


4種類の投資家がいると書きましたが、きれいにスパッと分類できるわけじゃないです。

問題は濃淡なんだと思いますね。

1に近い人もいれば、2に近い人もいるでしょう。

まあ、私の漠然とした感覚ですが、1と2が同じくらい濃い、3の人が生き残りやすいんじゃないかなーと思ってます。

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