持たないことによって生じるリスクなどはあるわけがない

「株式投資はリスキー、日本化するアメリカ人の投資感」という記事があります。[外部記事]

4年ほど前の2012年の記事です。今日のタイトルはそこから拝借しました。

今回は、持たざるリスクと機会損失について


示唆に富む内容


考えたい部分を引用します。

“過去10年の株式市場の動きを見る限り、ダウはジグザグの動きを繰り返しているだけで、Yジェネレーション以降の若い世代にとって株式市場への投資はリスキーだと考えるのは当然の帰結かもしれない。”


Yジェネレーション(Generation Y)とは、米国の1975年から1989年までに生まれた世代のことです。いま2016年で27歳から41歳といったところですね。

「株式市場への長期投資は債券や他の金融商品への投資よりも多くのリターンが期待できる」という従来の考え方とは違って、若い世代の投資観は「日本化」しているそうです。


持たざるリスク


さて、今回のメインテーマ。

“「持たざるリスク」というのは言いようだが、持たないことによって生じるリスクなどはあるわけがない。生じるとすれば潜在的利益の喪失といったところだろうが、リターンにはそれ相応のリスクもあるわけで、いうなれば「持つリスク」というところが正確なところだろう。”


ここを考えたいですね。

株式投資をしていない時に株が上がってしまうことを、「持たざるリスク」と言うことがあります。

でもね、と。

それって「機会損失」なんですよね。

実際に「資産額が減る」という損失ではなく、「増えるはずだったのに増えなかった」という意味での損失のことです。

一方で、株を持っている時に株が下がってしまうと、それは実際の損失です。売らずに持っていても、含み損の状態で時価評価すれば「資産額が減っている」ことに違いはありません。


非対称なんですよね


株を持っていなかったり、一部を売った後に上昇すると「儲け損なった」という状態。株を持っていたり、買った後に下落すると「実際の損失」という状態。

前者は儲け損なった悔しさ、後者は損失を被った痛みになりますね。

で、考え方や性格にもよるのでしょうが・・・

儲け損なう悔しさと、実際に資産が減る痛み。どっちが自分にとってキツイか、です。

私の場合、数年単位のざっくりした相場観で今は高値圏だなーと思っています。だから、この先は、儲け損なってもいいから資産が減るのはなるべく避けたいなーという感じです。投資している分の一部を売るのでもいいですし、積立投資をしているなら、いったんお休みして、その分を安全資産である預金に積んでいくのもいいですよね。

「投資から貯蓄へ」という時期があってもいいと思うんです。(^^)

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2123:

我が家も、積立の休止&売却を実行したところです。

私のパート先では、品切れによる『機会損失』と、
賞味期限切れによる『商品廃棄』があり、
圧倒的に『機会損失』が問題視されます。

しかし、投資では逆ですよね。
実際の損失は痛いですから。
そのあたりの戦略が取れるのも、個人投資家の特権かと。
(確定拠出年金などと比べてという意味で)

2016.05.09 23:13 みみん #yLibkmaY URL[EDIT]
2125:

※2123:みみんさん
しばらくお休みして、その分は貯蓄に回すのもいいですよね。貯蓄なら減らすことはないですから。
実際の損失は痛いですね。(^^;
自由度が高い投資ができるのは個人投資家の特権ですね。

2016.05.09 23:24 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]
2126:

我が家も積み立てはお休みです
でも個別株は別です!!
一縷の望みを託して、しばらくは許容範囲内で悪戦苦闘
していきたいと思っています
・・・だってそうしないと退屈だから(笑)

2016.05.09 23:49 ともみ #- URL[EDIT]
2128:

私もETFは別です!!(笑)
そこもすべてお休みしてしまうと、
本当にボケてしまいそうなのでf(^_^;
許容範囲内で参戦し続けたいなと思います。

ところで、パナマ文書公開の影響は如何程でしょう?

2016.05.10 07:31 みみん #yLibkmaY URL[EDIT]
2129:

こんばんは

持たざるリスクと良く言いますが確かに機会損失にすぎませんね…リスクとは言い過ぎかもしれませんね。

自分も個別株とETFとバナナは別に考えています。(笑)

2016.05.10 22:16 yazirobe777 #- URL[EDIT]
2130:

※2126:ともみさん
積立投資を休止して個別株で機動的に動くのはありだと思いますよ。
何もしないと退屈だというのは分かります。(^^;

2016.05.10 22:39 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]
2132:

※2128:みみんさん
ボケ防止(笑)の投資として個別株とかETFでやっていくのはありですね。複数の投資法を使い分けてやれるのも自由がきく個人投資家の利点ですね。
パナマ文書の影響は短期的には政治家や企業のスキャンダル的な話題に終始するのしょうが、タックス・イロージョン(課税の浸食化)は世界的な課題なので、中長期的には企業や富裕層への課税の補足力強化になるのかなーと期待しています。

2016.05.10 22:53 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]
2133:

※2129:yazirobe777さん
持たざるリスクはリスクじゃないと考えた方が気が楽ですよね。
あ、個別株とETFは別ですけど、バナナはおやつに含まれます。(笑)

2016.05.10 22:56 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]
2139:リスク

まあ、cash is king とも言いますもんね。

とはいえ、機会損失はやっぱり長期リターンの低下という形で効いてくるので、直接的な痛みは感じなくても本当は投資結果に影響しています。

なので、問題視してらっしゃることは、単に「リスク」という言葉をファイナンス的な概念と考えるか(投資しないことによって変わるのはリターンであってリスクではない、という理屈)、一般的なボキャブラリーとして考えるかという問題なのかもしれません。

ちなみに、ブラックジャックをやっていると(合法な国で、ですよ!)、調子のいい流れの時に十分ベットして儲けておかないと、厳しい時間帯を乗り切れないという経験を何度かしました。わはは。

2016.05.12 10:56 エイハブ船長 #- URL[EDIT]
2143:

※2139:エイハブ船長さん
そうですね。機会損失は長期的な投資結果に影響しますね。
調子のいい流れの時に十分ベットして儲けておかないと、というのは分かる気がします。アクセルを踏む局面ではしっかりアクセルを踏む、調子のよくないときは無理せず風向きが変わるのを待つ、といった局面判断が大事なんでしょうね。

2016.05.12 23:34 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]

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