時間がすべてを修復してくれると思うのは、単なる思考停止だ、に思うこと

東洋経済オンラインに「『長期投資』とは、いったい何年のことなのか」という記事がありました。[外部記事]

いったい何年だろう・・・

ネタバレすると具体的な年数は書かれてません。

タイトルと内容にギャップがあるんです。タイトルをキャッチーにするのは理解できますが、ギャップが大きすぎです。

それはそれとして、今回は長期投資家の思考停止についてです。


セゾン投信の中野社長


東洋経済の記事を引用します。カギかっこ内はセゾン投信の中野社長の言葉です。

“たとえば、「長期投資なのだから、とにかく持ち続ければいつか報われる」と思っている個人投資家は少なくない。ここに金融機関の付け入る隙がある。

「長期投資について誤解している人は、たとえ大きな損をしていたとしても、時間がすべてを修復してくれると思っている。でも、それは単なる思考停止だ。たとえばブラジルに投資するファンドを保有し続けたとして、いったいいつになったら報われる日が来るだろうか」。”


普段はコツコツ積み立ての長期投資を推奨している中野社長にしては、意外と踏み込んだ言い方をしているなーと感じます。

あと、こんなことも言っています。

“「個別株投資でも、長期投資だから持ちっ放しにするのが正しいと思っている人がいる。しかし、それも長期投資に対する誤解だ。株価が妥当な価格を大きく上回ったら、そこでいったん売却して利益を確保する。それは、長期投資を標榜する投資信託の運用担当者であっても、常に行っている。
(略)
長期投資だからといって、意固地になって絶対に売らないというのは、おかしな話」。”


自然な意見ですよね。


ブラジルは後知恵バイアスでしょう


記事ではブラジルの株価を引き合いに出していますが・・・

それは後知恵バイアスでしょう。いわゆる後出しジャンケンです。

かつての中国にしても、ブラジルにしても、ロシアにしても、その他の新興国についても、投資の段階ではこれからの成長性に賭けたわけです。経済のフロンティアとしてのミャンマーやバングラデシュ、米国との関係改善を果たしたイランや、果たしつつあるキューバなどへのこれからの投資も、成長に賭けるハイリスク・ハイリターンの投資です。

東洋経済の記事にある「成長するものに投資すること」は、後になってみないと分からないです。だから調査分析して、分散して投資するわけですよね。

それに実際に成長しても、その後の失速も早いのが新興国です。かつてのベトナム株もそうです。だから投資するタイミングと引き上げるタイミングが大事ですね。


まとめ、のようなもの


セゾン投信の中野社長が言うように、時間がすべてを修復してくれると思うのは思考停止という点は同感です。

あと、「長期投資だからといって、意固地になって絶対に売らないというのは、おかしな話」という点も同感です。

個別株にしても投資信託にしても、状況によって売り買いをするのが自然だと思うんですよね。

ブログ村:よろしければ一押しをお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
 
2063:

思考停止とまでは言わないまでも、投資をするうえで利益を確定していくことは必要だと感じます。
何も考えずに売らないというのは問題ですが、自分なりの展望があって長期的に持ち続けるのはありだと思います。(結果がどうなるにせよ)

2016.04.20 22:00 クロスパール #- URL[EDIT]
2064:

こんばんは

自分も少しバイ・アンド・ホールド(長期投資)について検証してみました。お暇があれば当ブログを見てください(^O^)

2016.04.20 23:10 りあるむえ #- URL[EDIT]
2066:

※2063:クロスパールさん
利益確定は必要だと思いますね。
盲目的に長期なら大丈夫と思うのは危険かなと思いますが、考えがあっての長期保有はありですね。

2016.04.21 21:04 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]
2067:

※2064:りあるむえさん
りあるむえさんのサイトを見ました。
興味深い内容ですね。(^^)

2016.04.21 21:05 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]

管理者にだけ表示を許可する