ワーストケースを考える MSCIワールドの下落をどこまで見込むか

日銀が景気判断を下方修正しました。

世界的に見ても経済はピークアウト気味かなと思います。投資は景気循環の影響を受けますので、この先は要警戒かなと見ています。いまのところ相場は値を保っていますが、だんだん良くないニュースが増えてきている気がします。

今回は、MSCIワールドの下落をどのくらい見るかについて


ロングショットで見てみると


MSCIワールド(配当込み・円換算)の長期グラフです。

長期投資 小黒とら

青色は5年の投資期間での年率リターンを月次でローリングさせたもの。赤は投資期間8年、緑は10年です。

これを見て思うこと。

投資のリターンは循環的な動きだな・・・

という事です。

いいときもあれば、そうでないときもありますね。

5年のローリングで見ると、いったんピークを打った感じがします。


ピークアウトなら


もし、世界の株式市場がピークアウトし、調整局面入りしているならば

一体、どのくらいの下落を見込んだらいいんだろう・・・

となりますね。

先ほどの図で青色の5年リターンを見てみましょう。

これがゼロのポイントにタッチするとします。そこまで下落したと仮定しましょう。

そうなった時の下落率は?


下落率は


考え方です。

まず、いますぐゼロまで行くとしましょう。

それって、「5年前の株価水準に戻る」ということです。5年でリターンがゼロになるのは5年前に戻ることですから。

5年前のMSCIワールドの円換算値は、

MSCI 4,543.55ポイント×ドル円82.52円 = 374,933ポイント(2011年2月末)

直近は

MSCI 5,940.80ポイント×ドル円115.01円 = 683,251ポイント(2016年2月末)

なので、(374,933÷683,251)-1で、45.1%の下落です。

意外に大きいですね。(^^;

あくまで一つの考え方です。


まとめ、のようなもの


景気は循環して株式市場も循環するとして、それに対応するかどうかは投資家のスタンスによります。

資産を形成していく方なら、下がったところで買っていくのはいいと思います。一方、ある程度の年齢になった方なら、どうやって着地させていくかを考える必要があります。

だから最適な投資行動は人によって違うんですよね。

で、この先、下向きのモメンタムが強まるかもしれません。

ある程度の年齢になっている方なら、ご自身のポートフォリオがどのくらい下落しそうか、どのくらいの下落に耐えられるかを、いま一度、確かめてみてもいいかもしれませんね。


注記:為替レートは日銀の「東京市場 ドル・円 スポット 17時時点/月中平均(ST'FXERM07)」を使用しました。

過去記事:米国の経済指標を見ると 警戒的になります

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1910:

これから数年は、固定アセアロでは投資効率が悪くなりそうですね。

2016.03.16 08:41 Tansney Gohn #SNAM66t2 URL[EDIT]
1911:

※1910:Tansney Gohnさん
そうですね。こらから数年は、これまでの数年とは違うアロケーションの方が効率が良さそうですね。

2016.03.16 20:29 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]

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