中国がゾンビ企業の従業員500万人を削減 500万人って・・・

中国、『ゾンビ企業』で500万─600万人削減へ」というニュースがありました。

さすが中国ですね。レイオフの数字も桁違いです。

今回は中国経済について


人員削減が500万人


ロイターの記事によると、中国は過剰生産能力と公害対策の一環として、今後2-3年間でゾンビ企業の雇用を500万から600万人削減するそうです。

中国の3つの過剰、生産力の過剰、労働力の過剰、債務の過剰のうち、労働力の調整が始まるようです。

鉄鋼の生産調整とか膨れ上がった借金の返済とか、生産と債務の調整もこれから本格化するんでしょうね、おそらくは。

で、思ったのが、人員削減の人数です。その数500万人。


日本の失業者


視線を日本に転じましょう。

2016年1月の労働力調査によると、日本の完全失業者数は211万人です。

完全失業率は3.2%。いまの日本は景気がいいので失業率は低めです。

で、日本の完全失業者は211万人。

で、中国のゾンビ企業で削減される人員は500-600万人。人口が10倍の国なので単純に比較はできませんが・・・

日本の失業者の3倍近い人員が一気に削減されちゃうんですね。


中国は大変だ・・・


中国経済はしばらく構造改革の苦しみが続くんでしょうね。

500-600万人の人員削減は構造改革の一つに過ぎませんから。

中国は、世界の工場としての生産力とインフラや不動産への投資でGDPを作ってきました。投資主導の成長に限界が見えて、消費主導の経済成長を目指していたところです。でも、あまりうまくいっていません。

で、雇用の調整が進めば、消費主導の成長はますます難しくなりますね。

投資にしても消費にしても中国は当面の間、成長のドライバーが不安定なままです。


まとめ、のようなもの


今回は、中国の雇用調整のお話しでした。

雇用だけでなく、過剰な生産力や過剰な債務の整理はこれからでしょうね。日本の90年代を思い起こさせます。日本の場合は金融不安を招きましたが、中国の場合はどうなるか・・・

マクロ経済的には、過剰なものの整理が必要な時期なのかもしれません。

中国だけでなく世界的にもいえそうです。

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