金融危機のトリガーを引くのはCoCo債券か?

最近、CoCo債という言葉を目にすることが増えてます。

今回はCoCo債について


CoCo債とは


CoCo債とは、Contingent Convertible Bonds(偶発転換社債)のことです。

債券を強制的に株式に転換できるオプションを債券の発行体が持っているのがCoCo債です。自己資本比率などの財務上の数値が一定の条件に達すると、強制的に株式に転換されます。その際の転換条件によっては投資元本を大きく毀損する恐れもあります。

もっともCoCo債が株式に転換されるときって、よほど財務状態が悪くなっているときなので、CoCo債の投資家は大変な思いをすることになります。


信用不安の連鎖


CoCo債は利回りがいいんです。

株式に転換されるかもしれないリスクを含んだ債券だからです。

数年前なら景況感も良くて株式市場も上昇トレンドでした。そういうときの投資家は、「まぁ転換なんてされないだろう。だったら利回りのいいCoCo債は魅力的だよね」なんて感じで投資してたんでしょうね。

投信でも「ハイブリッド証券ファンド」とか「CoCo債ファンド」とかいう名称でいくつか出てますよね。

で、問題はこの先、金融機関の信用不安が高まると

もしかしたら転換されるかも・・・そうしたら利回りなんて言ってらんないよね・・・

という疑心暗鬼になるかもしれません。あくまでリスクシナリオですけどね。


心理的なもの


CoCo債って投資する際の価値判断が難しいと思うんです。

転換されないでしょ、利回り高いし、いいでしょ。

というので投資していたのに

転換されるかもね、転換されたら株でしょ、元本割れのリスクが大きっしょ、ヤバいよね。

と見方がガラッと変わると、恐いなーと思ってます。

もちろんプロの方はちゃんとリスクを評価して取引しているんでしょうけど、ハイブリッド証券ファンドとかCoCo債ファンドが売れている時期なら、わりと強気で買ってたんじゃないかなーと思います。

それで、信用不安が高まると投信を解約する人が増えますよね。そうするとファンドで持っているCoCo債を売らなきゃいけなくなります。日本の投信だけじゃなく、世界的に売りたい人が増えてCoCo債の投げ売りなんてなったら・・・

けっこう恐いですよね。


まとめ、のようなもの


CoCo債は気になります。

金融の信用不安が高まるとしたら、トリガーはCoCo債かなと思ってますので。

転換されないだろうと思って投資していたのに、転換されるかもしれないと認識が変化すると、けっこう脆いかもしれません。

不安を煽るつもりはないんですけど、あくまでリスクの一つとして考えておいてもいいんじゃないでしょうか。

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1774:管理人のみ閲覧できます

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2016.02.16 08:10 # [EDIT]
1775:

※1774のコメントをくださった方へ
コメントありがとうございます。拝読しました。

2016.02.16 18:05 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]

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