投資はリスク許容度の範囲内で リスク許容度って何ですか?

投資はリスク許容度の範囲内でやりましょう。リスク許容度を超えるのはダメです。

こういう言葉に、なるほど!と思ったりするのですが、よくよく考えたら「リスク許容度って何?」という素朴な疑問がわきますね。

今回は、リスク許容度について


リスク許容度の範囲内


いま投資しているポートフォリオが、ご自身のリスク許容度の範囲内なのか。

それを判断するには、
1. ご自身のリスク許容度を知っていること
2. 投資しているポートフォリオのリスク・リターン特性がわかること

この2点を把握しないことには、そもそも、投資しているポートフォリオがリスク許容度の範囲内なのかどうか分かりようがないですよね。投資家の要因と、投資資産の要因の両方です。

そもそも1と2はきちんと把握できるものなのか、ですね。

で、仮に、ある時点で、1と2を把握できたとして、それでも問題はあります。


動きます


1.はブレます。動きます。
上昇相場ならリスク許容度は高まり、下落相場ならリスク許容度は低下する。それが自然ですよね。そもそもリスク許容度は数字できちっと決まるものでも、ずっと固定化されるものでもありませんから。

2.もブレます。
10%程度の下落かと思っていたポートフォリオが、実は20%も下落するものだった!
なんてことはありますよね。

予想以上の下落に遭遇すると投資家の不安は高まり、リスクに対して許容度が落ちます。そんな中、ポートフォリオのボラティリティが大きくなるので、コップが小さくなるのに入ってくる水の量が増えるようなものですから、まあ、あふれちゃうわけです。


もう少し考えましょう


ここではリスク許容度を「損失に耐えられる度合」とします。

で、ここで一つ仮定を入れます。

相場の将来は読めない。

私は将来予測をあきらめてはいませんが、投資の指南本には相場の将来は予想できないとするものもあります。ここではその説に従って考えましょう。


ポートフォリオのリスク


将来のリターンが予測できないとするなら、当然のこととして、どのくらいの損失になるかも予想がつかないわけです、ね。

となると、投資家の問題として、損失に耐えられる度合が20%と固まっていたとしても、ポートフォリオの問題として、どのくらい下落するか、どのくらいの損失になるかは予想がつかないわけです。

だから不安になるんですよね。

将来のリターンが予測できない=どのくらいの損失になるかも予想がつかない

となると、必然的な疑問として

どのくらいの損失になるかも予想がつかないのに、いまの投資が「リスク許容度の範囲内」であるかどうかを、どうやって把握すればいいの?という疑問がわきます。

過去のボラティリティの水準?

過去の実績は将来を保証しないですよね。リターンは予測できないけど、リスクの大きさは信じられるってのも都合の良い解釈ですし。


まとめ、のようなもの


リスク許容度を、ポートフォリオ理論的に効用関数のリスク回避係数で考えても、実践的に損失の耐久度として考えても、どちらにしても次の疑問が残ります。

1. リスク許容度って何なの?

2. 投資家の心も動くし、投資対象のボラティリティも変化するのに、どうやって自分の投資がリスク許容度の範囲内なのかを把握するの?

3. リターンが予測できないならどのくらいの損失になるかも予想がつかないわけで、それでどうやって自分の投資がリスク許容度の範囲内なのかを把握するの?

私自身はリスク管理は大事だと思っています。ただ、どうも「リスク許容度」って言葉はよくわからないです。それは私がリスク許容度を気にしないで投資して、買いたいときに買い、売りたいときに売るスタイルだからかもしれません。(^^;)

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1673:

>ここではリスク許容度を「損失に耐えられる度合」とします。

耐えるのでは無く受け入れるのが、「許容」ですよ。運用の用語集にもそう書かれています。

それに将来の利益は予想できませんが、損失は予想できます。レバレッジを掛けない限り最大損失は投資したカネがゼロになることです。

2016.01.25 22:28 さいもん #- URL[EDIT]
1674:

>予想以上の下落に遭遇すると投資家の不安は高まり、リスクに対して許容度が落ちます。
計算上これくらいは耐えられるだろうと思っていましても、いざ自分の資産が溶けてゆくのを目にしますと、計算上と現実は違うことに気がつくと思います。リーマンショックを経験した人とそうでない人で差がありそうですね。

2016.01.26 08:24 Tansney Gohn #SNAM66t2 URL[EDIT]
1675:

このテーマ、
私も時折考えます。
特に今みたいに大損ぶっこいているときは。><

しかし、最近は、
ETFの分配金で生活していくことに決めたので、
そのETFの時価評価がいくらであっても、
自分はそれを売る必要や気がないのだから、
精神的なダメージは別にして、
関係ないんじゃないの?
と思うようになりました。

ETFの分配金の額は常に気にしないといけませんが、
時価評価はあまり気にしても仕方がないんじゃないかな?とね。
たとえ5千万円に下がっても、2億円に騰がっても、
じゃあと言って、売る気はないんだし。

2016.01.26 15:54 mushoku2006 #/EliecKQ URL[EDIT]
1676:

こんにちは
自分もリスク許容度については確かにわかりません、現金とリスク資産の割合ならありますが・・・
確かに本質的な意味が微妙な言葉ですね?

2016.01.26 16:19 yazirobe777 #- URL[EDIT]
1677:

※1673:さいもんさん
なるほど、受け入れるのが許容ですね。
全損はたしかに最大損失として見積もれますね。

2016.01.27 20:38 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]
1678:

※1674:Tansney Gohnさん
計算上と現実は違いますね。
経験が役に立つ局面ってあると思うんですよね。

2016.01.27 20:44 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]
1679:

※1675:mushoku2006さん
ETFの分配金で生活していくことに決めたのは強いと思います。
配当だけでOKならそれこそ評価損益は気にしなくていいんですから。安定的なイールドを生む資産を持っているのであれば、じっくり構えるのがいいですね。

2016.01.27 20:46 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]
1680:

※1676:yazirobe777さん
まさに本質的な意味が微妙な言葉です。
リスク許容度の範囲内で・・・とか見ると、なんとなくわかった気になりますが、でも実のところはよくわからないです。

2016.01.27 20:48 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]

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