中国が、不良債権の受け皿ファンドを設立ですか・・・

最近はあまり相場関係でワクワクするニュースがありません。

今回も慎重になるニュースです。

中国、鉱業業界の不良債権受け皿ファンドを設立へ [外部記事]

今回は、バブルと不良債権処理について


過剰生産設備と不良債権


いまの中国は20~30年前の日本と同じように思えます。

80年代のバブル経済が崩壊した後の日本は、過剰な生産設備、過剰な雇用、過剰な債務の「3つの過剰」に悩まされました。

その結果が、企業は設備廃棄や設備投資の抑制、リストラの嵐と新規雇用の抑制、非正規社員の増加、借金返済と資本の増強という、まぁ、デフレ的な経済になってしまったわけです。

銀行などの金融機関は不良債権処理でアップアップでした。

とにかく企業は、資産や人員や債務の圧縮に励み、銀行は不良債権処理に励んでいたのですが、数十年たったいま、「羹に懲りて・・・」の弊害が大きくなってきました。だから政府は企業にもっとリスクを取って負債を増やして、設備投資も増やすように圧力をかけてるのかなーと思ってます。


いまの中国


中国に話を進めましょう。

今日取り上げたニュースは、中国が鉱業業界の不良債権受け皿ファンドを設立するという観測記事です。

こういうのがニュースになるくらいですから、中国のバブルは弾けてるのは確かですね。中国の生産年齢人口もピークアウトしますし、そうすると次に来るのは中国の高齢化です。しかも急速な。

中国の社会保障制度や戸籍制度を考えると、今後の中国は結構大変な気がしますね。

日本の「下流老人」とか「老後難民」以上のシビアさが中国にはあります。


この先


中国には過剰な生産力と不動産投資に流れた過大な負債があります。

商品価格、資源価格、エネルギー価格の低下は、過剰生産力を抱えた中国の企業の体力を奪いますし、不動産価格の低下は、不良債権の種です。

膨れ上がったものを清算や整理しないと、今後の中国は相当厳しいでしょうね。

もっとも、対外的なメンツがあるので中国政府はある程度の成長率は維持するでしょうし、ハードランディング的なことは避けたいでしょう。

ただ、どうなるのかはちょっと不安です。

中国人民元が安くなってるのも気になりますし。


まとめ、のようなもの


このごろ立て続けに暗い話ばかりですね、相場に関して。

まあ、中国やその他の新興国の高債務は気にしておいた方がいいでしょうし、資源やエネルギー価格の低下も気にした方がいいですし、キリスト教世界とイスラム教世界の対立も気にしておいた方がいいと思います。

これまでのジャブジャブ金融緩和の弊害も見られますし・・・

信用力の低い国や企業の信用不安の高まりは要警戒ですね。

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