分からないモノには投資しない スム販売業者への注意喚起に思うこと

ウズベキスタンの通貨「スム」に投資を勧誘する会社があります。

実勢レートの2,000倍から3,000倍のレートで。

消費者庁が注意を喚起しています。[リンク]

今回は、分からないモノには投資しないという原則について


実勢レートの2,000倍!


消費者庁のプレスリリースを一部引用します。

消費者庁が調査したところ、「ACA株式会社」、「ラッセル・インベスト株式会社」及び「株式会社ジャフコ」(以下総称して「スム販売事業者」といいます。)との取引において消費者の利益を不当に害するおそれのある行為(不実のことを告げること)を確認したため、消費者安全法(平成21年法律第50号)第38条第1項の規定に基づき、消費者被害の発生又は拡大の防止に資する情報を公表し、消費者の皆様に注意を呼び掛けます。


消費者庁が不実告知を確認しているのだから、かなり問題があると言えるでしょう。

あ、「同名又は類似名の事業者と間違えないよう御注意ください。」とも消費者庁は言っています。

ラッセルなんとかって・・・

インベストとインベストメントの違いで大違いですね。


スム?


よくわからない投資話にはお金を出さない。

これが大原則だと思います。

スム販売事業者の詳細手口は消費者庁のプレスリリースを読んでいただくとして、読んでみると怪しさプンプンです。

1,000スム≒48円を、10万円から15万円で売っていたとのことです。

消費者庁は「宅配便等で現金の送付を求めることは、典型的な詐欺の手口です」と踏み込んだ書き方をしています。刑事事件化されて裁判を経たわけではないので、消費者庁としてもこのスム販売事業者を直接的に詐欺認定するような書き方はできないでしょうから、現段階でできるギリギリの表現での注意喚起ですね。

まあそれはそれとして・・・

48円の価値しかない1,000スムを、10万円や15万円で買ってしまう心理をどう考えたらいいでしょう。


騙される心理


一般論として、不実告知での投資勧誘なら詐欺ですよね。

で、二束三文の物を高く売りつけるのは、古くは原野商法とか、絵画のデート商法とかありますね。マンションを高値で買わせるデート商法もあります。

で、高値でお金を出してしまうのは、お金を出す対象物の価値を知らないからです。

それに加えて、スムの場合は高値で買い取るストーリー、原野商法だと将来鉄道が通るというストーリーで、すごく儲かるという射幸心が煽られて正常な判断がしにくくなります。デート商法ならお色気で煽られて判断が歪みます。

あ、あと、老後の不安を煽る老人ホーム詐欺みたいなのもあるようです。

投資詐欺の手口は、

1. 対象物の本質的な価値を知らない人に
2. 心理的な煽りを加えて
3. お金を出させる(=投資に仕向ける)

というものです。


投資詐欺を回避するには


投資詐欺を回避するには、「よくわからないモノには投資しない」「おいしい話は疑ってかかる」が原則ですね。

あとは、

1. 投資対象の価値を調べること
2. 変に煽られないこと

でしょう。

これは、詐欺じゃなくても、普通の投資にも当てはまります。

投資価値を理解して、冷静に対応する。これが大事ですね。


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1378:真砂の砂は尽きるとも・・・

こんばんは

この手の話は尽きることはないですね・・・
個人的にはウズベキスタンは行ってみたい所ではありますが。

2015.11.29 22:04 yazirobe777 #- URL[EDIT]
1380:

※1378:yazirobe777さん
そうですね。尽きないですね。
ウズベキスタンは私も行ってみたいところです。サマルカンドの青いモスクを肉眼で見てみたいです。

2015.11.30 18:40 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]

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