投資信託について、幻想を持ちすぎかもしれません

このごろは相場がよく動いているのでワクワクしますね。やはり、ある程度はボラティリティが高い方が楽しいです。

さて、今回は投資の基本で、よく言われる「自己責任」についてです。

投資信託協会の「投資信託に関するアンケート調査報告書-2014年(平成26年)」を見て気になった点があるので、それについてお話しします。

Q. 投資信託の優れていると感じる点

この問いに対して回答の多かった選択肢は以下の通りです。複数選択による回答率で上位3位までを載せます。

1. 専門知識がなくても投資ができる (45.6%)
2. 定期的に分配金が受け取れる (43.9%)
3. 比較的高い利回りが期待できる (35.9%)

これが上位3つの回答です。


1. 専門知識がなくても投資ができるのは確かですが・・・


株式投資は、100%自己責任
投資信託なら、ファンドマネージャーがやってくれるから安心

こう思っていたら、いまからでも遅くないので考え直した方がいいです。投資信託は専門家が運用するとはいえ、最終的にはあなたがリスクを丸抱えするからです。

投資で大事なのは、いつ投資するか、いつ資金を引き上げるかです。投資をする、投資から資金を引き上げるというもっとも大事な判断は、あなたが下さないといけないのです。それは投資信託でも株式でも同じことです。

専門家が運用しているから大丈夫と安心するのは禁物です。


2. 定期的に分配金が受け取れる


毎月分配型の投信の人気は根強いものがあります。

運用しながら分配を受けられるというのが受けているのですが、投資がうまくいったかどうかは、すべては投信の運用成績しだいです。

前回の記事「私の毎月分配型の投信は、いつまで大丈夫でしょうか」でも書きましたが、ずっといまの分配金が続くとは限らないのです。


3.比較的高い利回りが期待できる


この「利回り」が、投信のトータルリターンのことを言っているのか、分配金利回りのことを指しているのかはわかりませんが、高い利回りが期待できるのであれば、それなりのリスクがあるということです。

最近の投信はリスクがわかりにくくなっているので、リスクに目を向けないで高い利回りに目がいっているとしたら気になります。ただこの回答はあまり意味のあるものではないですね。


気になったのは


気になったのは、投信は専門家が運用するから投資しやすいという変な安心感があることです。
投資するタイミングと、投資を引き上げるタイミングはあなたが下さないといけないのです。その投資判断がもっとも大事です。

また、定期的に分配金が受け取れるのも、いつまでも高い分配が続くとは限りません。

ということで、投信に投資する時も、株式に投資する時も、100%自己責任です。少なくとも、投信は専門家が運用するから安心という妙な幻想は持たない方がいいと思います。

 

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