損益にこだわらなくていい、というのを信じて大丈夫ですか?

一部の経済評論家やFPが説明するものの中に、投資家が陥りがちな罠として、投資の持ち値にこだわる、損益率や損益額にこだわる、というのがあります。

損益にこだわるべきでない、お金が必要になったときが売り時だ、というわけです。

Q:損益にこだわらなくていい、というのを信じて大丈夫ですか?

とら:いや・・・ある程度はこだわった方がいいですよ。

今回は損失を抱えたときの認知的不協和について


認知的不協和


認知的不協和については、以前の記事「中国のバブル崩壊はたいしたことない、と言いたい気持ちについて」で、すっぱいブドウの例で述べました。

ブドウが欲しいけど手に入らない。それで認知的不協和が発生します。そこで、ブドウをすっぱいと過小評価して気を納めるんです。これで認知的不協和を解消します。

欲しいけど手に入らないんじゃない、価値が低いから手に入れなくてもいいんだ、と認知を歪ませて納得するわけです。


逆でも同じこと


欲しいブドウが手に入らないのはイライラの元。

同じように、痛い損失が転がり込んでくるのもイライラの元です。

欲しいものが手に入らないのもそうですが、欲しくないものが手に入るのも苦しいものです。

含み損は欲しくないのに、それがどんどん積み重なるのはつらいですよね。そこで、損失を「こだわらなくていいもの」と過小評価して、気を納めるのが認知的不協和の解消方法です。


損してもいいの?


本音ベースで考えてみてください。

損しても平気ですか?

私は、含み損でも実現損でもいやなものです。不安と後悔の元です。

そういうイヤぁ~なことを解消するには、

損なんか、気にしなくていいんだ!

って、考えればいいんでしょうけど・・・

でも、それでいいのかな。


投資はプラスを取るため


リスクを取って、損を抱えたときのいや~な思いも背負って、それでも投資するのは預貯金以上のリターンを期待するからだと思うんです。

だから、私なら

必要なときに換金すればよくて、損益は気にしなくていい

とは言いません。

私なら、損益には適度にこだわりましょ、って言います。

まったくこだわらなくてもダメですし、こだわり過ぎもストレスになりますから。適度なところで。

もちろん投資方法は人それぞれなので、私の考え方が「正解」とは限りません。


まとめ、のようなもの


必要なときに換金すればよくて、損益は気にしなくていい。

この考え方が

合理的で、自分にとって納得できるもの。だから私はその考えで行く

という人もいれば、

損益を気にしなくていいなんて納得できない

という人もいるでしょう。

どちらでもいいと思うんです。自分に合った考え方を持てれば。

ただね、と。

「損益は気にしなくていい」というのを信じて、そのままにして、いつかふたを開けてみたら・・・

え!私の含み損、大きすぎ!

ってな状態だけは避けたほうがいいと思います。老爺心ながら・・・ (^^;

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944:

こんばんは
損益に敏感すぎると儲からないけど、
鈍感すぎると場合によっては致命傷かと
バランスと損益の基準作りが必要だと思います。

2015.09.12 23:48 yazirobe777 #- URL[EDIT]
945:

※944:yazirobe777さん
そうですね。敏感と鈍感のバランスが大事で、損益の基準作りは必要ですね。

2015.09.13 15:50 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]

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