他の投資家は投信を買ってるのか? グレーター・フール理論

ここ数年は世界的に株式市場にお金が流れやすい環境でした。株式市場にお金がどんどん入ってくることで株価も堅調に推移してきたわけです。

投資の用語に「グレーター・フール・セオリー」というのがあります。

割高かなーとは思っても、いやぁ~、株価上昇の流れは続いているし、ここで買っても私の後にもっと高値で買ってくれる人がいるだろう・・・と思って投資するときの理論です。

今回は、グレーター・フール理論について


理論というほどの理論ではありません


グレーター・フール・セオリーとか、大バカ理論とか、もっともらしい名前が付いていますが、実際のところは理論というほどのモノではありません。

投資妙味の少なくなった株式市場に居残ってリターンを上げるには、割高な株をより割高な価格で買ってくれる愚か者がいなきゃいけないってことです。

ちょっと脱線ですけど、投資はギャンブルと似通った点があるので、どうしても自分より愚かな人(ネギを背負ったカモ)を想定したがるんですね。そういう点ではあまりほめられた理論ではありません。

とはいえ、そんな説があるくらいは知っておいても損にならないと思います。


投資をすすめるポジショントーク


みんながコツコツ積み立て投資をしてくれれば、先に投資している人はうれしいですよね。

コツコツ積み立てをする人が増えてお金が株式市場に入ってくれば、相場の上昇につながるかもしれませんし、相場が下落するときの緩和になるかもしれません。

バイ・アンド・ホールドの投資家にとって、株式市場からお金が出ていくのはうれしくないことです。だから一般論として、長期投資家は他の人も長期投資家であって欲しいわけです。

後から投資を始める初心者に対して、ともかく長期投資をすすめる人の中には、ポジショントークの人も混じっているかもしれません。


おせっかいなひと言


投資の初心者はネギを背負ったカモ扱いされないようにしましょう。

特に、アベノミクス相場に乗り遅れたと感じている人はなおさらです。自分の後に投資を始めようとする人がどのくらいいるのかを想像してみてください。

自分の周辺にこれから投資を始めようとする人がたくさんいるなら、まだ市場に留まっていてもいいかもしれません。しかし、まわりの人が既に投資をやっていて一部は売り始めた状況なら、リスクを落とすことを考えてもいいはずです。


他人の動向


以下の図は純資産総額の大きい約300本の投資信託の元本額の推移です。

純資産総額ではなく元本額を見るのは、相場の上下に影響されない形で資金の出入りを見るためです。

投信元本 小黒とら

昨年末から8月28日までの推移です。

7月以降、伸びが鈍化しています。投資家は新規の投資に慎重になっていることがわかります。日経平均は18年ぶりの高値圏ですから、慎重になるのが自然だと思います。

で、そんな状況の中で、自分の後から買い上がってくれる人がどのくらい残っているのか?

そういう視点で考えてみてもいいのではないでしょうか。


まとめ、のようなもの


今回は株式市場へのマネーフローを見ました。

資金がどんどん流入する局面から、流入がスローダウンする局面に変化しているようです。場合によっては流出に転じるかもしれません。

リスクを積み立てていく局面というよりは、いったんリスクを落とす局面かなと思ってます。

まあ、当たるも八卦、当たらぬも八卦です。(^^;

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882:

こんばんは
結局、株式は需給なので理論は正しいですね。
しかし、自分の株を買ってもらう立場ならバ○とは少し微妙な気がしますね。(笑)
来月も需給は悪そうな感じ。
10月になれば少し潮目も変わりそうな気がします。
外部環境しだいですが…

2015.08.31 19:46 yazirobe777 #- URL[EDIT]
883:

※882:yazirobe777さん
ネーミングにちょっと抵抗があるんです。バ○とか、ア○とか、そういう言葉はあまり使いたくないですね。

5頭のクジラもだいぶ食が進んだようですし、目先の需給はあまりパッとしないかもと思ったりしてます。もう少し先はどうなるかわからないですけど・・・

2015.08.31 21:09 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]

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