ギリシャより中国の利下げの方が気になる

ギリシャは今月30日にIMF向けの債務の支払いがあるのですが、おそらく返せない(返さない?)でしょう。

ただ、その場合、いきなり「債務不履行(デフォルト)」になるのではなく、「延滞」となるみたいですね。ま、EUとの交渉が決裂した状況なので実質的にはあまり変わらないでしょうけど。

それより気になるのが、ギリシャがIMFの債務を延滞してグダグダやってると、ECBがギリシャの銀行に対して流動性供与を打ち切るかもしれないことです。

ECBによる緊急流動性支援(ELA)というやつです。

そうするとギリシャの銀行が業務停止や破綻ということにもなりかねません。だからいまギリシャの国民はATMの前に列をなしてるわけですね。銀行が破綻すると預金者が泣くことになりますから。


とはいえ


とはいえ、ギリシャの経済規模は小さいですし、EU域内で本来なら処理できるはずだったのに、ギリシャの現政権がEUに対してファイティングポーズを取っちゃったものだから、EUも妥協できないわけで・・・

まあ、かなり政治的な話ですし、ギリシャのグダグダは相当織り込まれてますし、ギリシャの国債の格付けは既に破綻レベル(C格)なので、それほどのショックはないのかなーと思ってます。

ギリシャの現政権がさらに逆ギレして収拾がつかなくなって、ギリシャの銀行が破綻・・・となったら少し相場が荒れるかもしれませんね。

とはいえ、相当織り込まれてるんじゃないでしょうかね。


それよりも


ギリシャショックがあるかもしれませんが、それ以上に気になるニュースがありました。

中国の利下げです。3月に利下げして5月にも利下げして、今月も利下げです。利下げのピッチが加速してますね。

経済規模や貿易の大きさを考えるとギリシャより中国の方が気になります。

関係がこじれているとはいえギリシャにはEUがありますが、中国の場合は中国だけでバブル処理をしないといけないですからね。

いろんな意味で中国のリスクは気になります。


陰謀論めいたリスクシナリオ


陰謀論めいていますが、集団安全保障の法案を急いでいるのも中国リスクを意識しての事でしょう。今日のNHKの討論番組では、谷垣幹事長が北朝鮮の核やミサイルを例にあげてましたが、本当に想定しているのは北朝鮮じゃなくてその後ろの国でしょう。

もちろんそんなことは言えるわけないのですが・・・

先日は、米国が、海洋進出を活発化させている中国に対して、緊張緩和の具体的な措置を講じるように求めてます。同じような時期に日本の自衛隊とフィリピン海軍が南シナ海で合同演習もやってます。

何気に軍事的な緊張感が高まってますね。

中国の景気鈍化、不動産バブルの崩壊、株式市場の変調、度重なる利下げ、軍事的な緊張・・・

まあ、今すぐにどうなるという問題ではないでしょうが、リスクシナリオを考えたらギリシャより中国の方に目が向いてしまいます。

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577:

たしかにギリシャはこれだけダラダラやってきたから市場はもう織り込んでそうですね。
こちらもドラクマになったら格安でギリシャに旅行にいってやろうかなとか呑気に考えてしまいます。
中国は怖いですねえ。

2015.06.29 00:24 招き猫の右手 #- URL[EDIT]
578:

ギリシャは、本当にもうどうでもよい感じですね。
中国は、バブル処理と国内のガス抜きのために
周辺に大迷惑を引き起こしそうで、とても心配です。

政権中枢にも余裕がなさそうな切羽詰まった言動が付きまとい始めましたから。

2015.06.29 16:39 いろいろでセカンドライフ #- URL[EDIT]
579:

※577:招き猫の右手さん
ギリシャ観光はよさそうですね。ドラクマに戻して通貨を安くして観光業で立て直すってのは一つの手ですよね。

2015.06.29 21:00 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]
580:

※578:いろいろでセカンドライフさん
中国はリスクですね。AIIBの船出も順調じゃなさそうですし。次の何とかショックは中国発かなーなんて思ってます。

2015.06.29 21:03 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]

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