読書感想文 「ライ麦畑でつかまえて」 この時期に読み返したくなる本

陽気がよくなり、植物の緑も濃くなってきました。初夏のこの時期は本格的な夏を前にして若かりし頃を思い出します。

10代後半から20代前半の時に読んだ本を、本棚から引っ張り出して読み直してます。

この時期の自然の風は最高ですね。

というわけで、今回は読書感想文です。投資に関係のない雑記です。(^^)


ライ麦畑でつかまえて


まず、読み直したのは「ライ麦畑でつかまえて」です。

10代のころ原文で読んだのですが、今から思うと英語の勉強としてはあまり適切じゃなかったです。文化的にも言葉の言い回しにしても、なじみがないので読むのにかなり苦労しました。結局、日本語訳を片手に英文を読んだんですけど・・・

あのころはゆっくり時間が流れてたなー

というわけで、今回は日本語版だけを読みました。忙しいとか時間がないというわけではなく、風に吹かれながら気楽に読みたかったからです。


古典ともいえる作品


古典ともいえる作品なので、いまさらネタバレを気にしなくてもいいのかなという気もします。なので話を進めます。

「ライ麦畑でつかまえて」は、成績不振で高校を退学になった男の子(ホールデン)が主人公です。ホールデンは感受性が強いので大人社会との関係を築くのが苦手で、そのわりには孤独も苦手で、ともかく生き方が下手なんですね。

でも、そういう生き方でもいいじゃない。人間だもの。と思えたりもします。


The catcher in the rye


原タイトルは、「The catcher in the rye」です。

日本語タイトルの「ライ麦畑でつかまえて」というと漠然としたイメージですが、意味するところは「ライ麦畑でつかまえる人」なんです。

ホールデンには妹(フィービー)がいて、ホールデンとフィービーの会話がタイトルのもとになっています。

ネタバレですが引用します。

"とにかくね、僕にはね、広いライ麦の畑やなんかがあってさ、そこで小さな子供たちが、みんなでなんかのゲームをしてるとこが目に見えるんだよ。何千っていう子供たちがいるんだ。
そしてあたりには誰もいない ―誰もって大人はだよ― 僕のほかにはね。

で、僕はあぶない崖のふちに立ってるんだ。

僕のやる仕事はね、誰でも崖から転がり落ちそうになったら、その子をつかまえることなんだ
つまり、子供たちは走ってるときにどこを通ってるかなんて見やしないだろう。
そんなときに僕はどっからか、さっととび出して行って、その子をつかまえてやらなきゃならないんだ。

一日じゅう、それだけをやればいいんだよ。

ライ麦畑のつかまえ役、そういったものに僕はなりたいんだよ。

馬鹿げてることは知ってるよ。
でも、ほんとになりたいものといったら、それしかないね。馬鹿げてることは知ってるけどさ。"




原文では


せっかくなので原文も、後半部分だけ載せます。

"I'm standing on the edge of some crazy cliff.

What I have to do,I have to catch everybody if they start to go over the cliff ― I mean if they're running and they don't look where they're going I have to come out from somewhere and catch them.

That's all I'd do all day.

I'd just be the catcher in the rye and all.

I know it's crazy,but that's the only thing I'd really like to be.I know it's crazy."




読書感想文


主人公になんとなく共感できる部分があります。もしかしたら、自分が10代のころはもっと共感していたかもしれません。今となっては、共感できる感情が「残っている」という言い方の方が正確かもしれませんね。

いや、もしかしたら今の方が共感してるかも・・・ よくわからなくなってきました。

まあ、とはいえ、10代のころも今でも、社会とのつきあい方は永遠のテーマです。

>僕のやる仕事はね、誰でも崖から転がり落ちそうになったら、その子をつかまえることなんだ・・・

ん・・・

今、思うことは

落ちないように「つかまえて」もらえたらいいのですが、万が一、崖から落ちて大怪我しても、命まで失わなければ、また怪我を治して遊べるということでしょうかね。

崖から落ちたら、怪我を治してまた遊びましょう。

ある程度の年齢を重ねたいま、落ちない事ではなく、落ちてもまた怪我を治して遊べることを考えたりします。


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「ライ麦畑でつかまえて」の他に、同じように社会との関係に悩む若者を扱った「車輪の下」も読んでます。こちらはいずれ別の機会に感想文を書きたいと思います。

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