パーソナルファイナンスと金融リテラシー

パーソナルファイナンスとは、個人の金融のことです。

パーソナルファイナンスの対になる言葉はコーポレートファイナンスです。先にコーポレートファイナンスの話をすると、コーポレートファイナンスは企業の資金調達や資金運用の話です。

一方、パーソナルファイナンスは個人の資金調達や資金運用の話です。住宅ローンは変動金利にするか固定金利にするか、貯蓄は銀行預金にするか国債を買うか、それとも投資信託や株式に投資するか、それらをどう組み合わせるかなどを検討します。

企業のコーポレートファイナンスに関しては、財務部などの専門部署があって、最高財務責任者(CFO:ChiefFinancialOfficer)と呼ばれる役職の人もいます。

個人の場合は、あなた自身で自分や家族の財務を担うか、ご夫婦で一緒に考えるか、相手に任せるかなどしていると思います。場合によってはFP(ファイナンシャル・プランナー)の助言を受けることもあるでしょう。

ただ、企業がCFOを配置しているのに比べると、個人の資金管理はそれほど本格的でないのが実情ですね。


個人に金融リテラシーが必要な理由


現在、日本には約1,600兆円以上の個人金融資産があります。そのうち、多くの部分を60歳以上のシニア世代が保有しています。

しかし一般的には、シニア世代はお金の運用の仕方を知らない人が圧倒的に多いといわれています。学校教育では資産運用や投資を教えることはありませんし、金融の専門家でもない限り、実社会できちんと金融や経済や投資のことを学ぶチャンスもないからです。

シニア世代の方々は、自分の資産を防衛していくことを考えましょう。

これまでの貯蓄や退職金でお金を持っているので、銀行や証券会社はシニア層を「重要な」顧客とみなしています。銀行や証券会社がすすめる投資信託が、本当に「あたなにとって」最適なものなのか、それを判断する知識を持っていた方がいいでしょう。

シニア世代だけではありません。人生に対する影響度という点では、資産運用に関する正しい知識を持つことは若い人の方が重要です。少子高齢化の進む日本では、これまでのような手厚い社会保障(年金・医療・介護)は望みにくくなっています。公的な制度では負担は増え、給付は減っていくことは避けられないことです。

若い世代の方々は、自助努力で老後に備えましょう。

しかし、資産運用に関する教育を受けている人は多くないのです。そのため、どうやって運用していいか戸惑う人も多いはずです。

シニア世代の人がこれまで積み上げたお金を守りつつ資金運用すること、若い世代がリスクを取りながら老後に備えたお金を積み上げていくこと。そのための最低限の金融知識は、ないよりはあったほうがいいです。


このブログの目的


筋のよくない高利貸しからはお金を借りない人でも、なんだかよくわからない高い利回りの投資商品に手を出してしまうことがあります。

よくわからないままにリスクのある資産に投資することは避けるべきというのが私の考え方です。投資するなら投資するものをよく知ったうえで、また取引相手が正当な業者であるかを確認したうえで投資するべきです。


このブログの目的は、お金の運用について基本的で実践的な知識をお伝えすることにあります。

なお、私はやみくもに投資をすすめることはしませんし、特定の金融商品や特定の会社をすすめることもありません。

このブログを読んでくれたあなたが、「役に立った」とか「投資の世界は面白い」と思っていただけるようなブログにしていきたいと思っています。

 

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