読み終わった後、え!となる警察小説 第三の時効

ゴールデンウィーク中に横山秀夫さんの「第三の時効」を読み返しました。

横山秀夫さんの作品は、NHK土曜ドラマの「64(ロクヨン)」や、だいぶ前になりますがテレビ朝日系の「臨場」などが有名ですね。「64」はまだ読んでないのですが、「臨場」は読みました。

臨場の主人公、倉石検視官もいいキャラです。横山秀夫さんの作品は人物にすんなり同化できるのがいいですね。

ま、それはさておき、今回は「第三の時効」です。

投資やパーソナルファイナンスには全く関係のないエンタメの話題です。


なぜ、第三の時効?


「第三の時効」は2006年の作品です。

で、なんでそれをいまさら紹介するかというと・・・

面白いからです。

横山秀夫さんの小説は人物描写が濃いんです。登場人物に肩入れできるんですね。思うに、横山さんの作品に出てくる人って、みんなどこかに魅力を持った人ばかりなんです。

第三の時効の主役は、警察の捜査畑の第2班の班長、楠見です。

ちなみに、
第1班の班長は朽木。決して笑わない理詰めの男。
第2班の班長が主人公の楠見。怖いくらい冷徹な男。何を考えているのか部下にも知らせない人物です。
第3班の班長は村瀬。動物的な勘で捜査を指揮します。

このクセのある3人の絡みもドラマですが、何よりも読みどころは楠見の動きです。


第2班の班長 楠見


私の中でのイメージは、楠見 = ゴルゴ13なんです。

楠見は無駄な口を開きません。話すときは単語のみ、あるいは命令形で一言です。

何か言ってくる相手に

「黙れ」

とか。

直接の部下だけじゃなくて、民間人に向かってもですからね。デューク東郷のような無口な男。昭和の匂いがします。


心地よいやられた感


で、第三の時効ですが、読み終わった後、え~、そうなの!

と、いう感じです。

計算しつくされた落語のオチで大笑いできるのに似た感じです。変なたとえですね。

生煮えのミステリー小説にありがちな嫌な感じの騙された感ではなく、虚を突かれたやられた感です。

現実問題として・・・とか考えるのは野暮です。作品のプロットを素直に味わうのがいいです。

横山さんの作品には、「臨場」「顔」といった警察小説の他、「クライマーズ・ハイ」とか「出口のない海」といった社会小説もあります。「出口のない海」は夏に読むべき小説ですね。

脱線しそうなので・・・


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ゴールデンウィーク中に読んだ本の中では、横山秀夫さんの「第三の時効」が面白かったので紹介しました。

短編集なので読みやすいです。

第三の時効 (集英社文庫)

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