期待を持てるニュース 内部留保から設備投資・株主還元へ

期待を持てるニュースがありました。

内部留保から設備投資・株主還元へ…企業の利益配分、転換進む [外部記事]

今回はマクロ経済と金回りのよさについて


内部留保から設備投資・株主還元へ


記事を引用します。

産経新聞社が主要115社に実施したアンケートでは、約9割が景気が上向くと回答した。好調な業績や景気回復を背景に、利益を設備投資や株主還元に充てるとした企業も多い。企業が、積極姿勢に転じる傾向も高まっている。
(略)
企業は利益還元にも目を向け始めた。第2の使途として「配当などの株主還元」を挙げた企業は33%に上った。企業収益は増加傾向にあり、国内の機関投資家や海外投資家などが、日本企業の利益や手元資金の効率的な使い道を、投資判断の基準として注視していることに対応したとみられる。次に「賃上げなど従業員」(12%)を挙げる企業も目立った。

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いいニュースです。

企業はここ数年、だいぶ儲けています。企業の利益の多くは内部留保されて、それが日本経済の金回りの悪さになっていました。

企業が設備投資や配当、従業員への給料などでお金を使うようになれば、お金の回りも良くなるはずです。過去記事「「ただの守銭奴にすぎない」という発言について 確かに貯めすぎです」でも書きましたが、企業は内部留保を積み増すより、どんどんお金を使うべきだと思うのです。

内部留保は現金ではない、利益はキャッシュではないという議論はひとまず置きます。

ポイントは、企業が儲けたのなら溜め込まないで、前向きな設備投資、配当、従業員への給料アップなどに使いましょうということです。

個人が景況感の改善を意識しにくいのは、稼いだお金が企業に留まって自分の手元に来ないからではないでしょうか。


もっとお金と時間を


どうも企業に不稼働のお金と時間が蓄積しているように思えます。それが個人が豊かさを実感できない理由かと。

企業は、もっとお金と時間を従業員に還元すべきだと思うんですよね。

アリバイ作りの仕事とか、念のための確認とか、突拍子もないツッコミに備えた想定問答とか・・・ やらなくてもいいことに無駄な時間を費やしていること、ありませんか。

そういうのがなくなれば、同じ給料で短い労働時間、同じ労働時間で高い給料が得られるし、場合によっては短い労働時間で高い給料も可能になるでしょうね。

ま、ちょっと脱線でした。


お金の回りをよくする


日本経済の問題点は、日銀がマネタリーベース(=日銀当座預金+日銀券)を拡大させているにもかかわらず、マネーストック(=市中銀行預金+現金(日銀券+貨幣))があまり増えていないということです。

でも、企業が設備投資や配当、従業員の給料アップにお金を使ったらどうなるでしょう。

企業がお金を必要とします。設備投資にお金を使う、配当金の支払いにお金を使う、従業員の給料にお金を使う。そのとき手持ちの現金で対応するかもしれませんが、一部は銀行から借り入れるでしょう。

銀行借り入れが増えることでマネーストックが増えます。実際に市中に出回るお金が増えるわけです。

市中に実際にお金が出回るかは、企業や個人が銀行からお金を借りるかにかかっているのです。企業や個人がどんどんお金を借りるようになると、市中に出回るお金の量(マネーストック)が増えて金回りが良くなります。


まとめ、のようなもの


利益を設備投資や株主還元、従業員への還元に充てるとした企業が増えるのはいい事です。

家計では貯蓄が奨励されますが、企業はお金を使ってナンボでしょう。企業は儲けたなら資本充実に必要な分以外は積極的にお金を使うべきだと思います。特に従業員や下請け企業などにどんどん還元すべきですね。

お金は天下のまわりものですから。

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