労働時間 40年前は84分が必要だったのに、今は47分の労働で済みます

このところマクドナルドの話題を書いてます。

すると、たまたま訪れた他の人のサイトで、マクドナルドの広告が表示されました。Googleってすごいですね。

さて、今回は最低賃金と労働時間についてです。


最低賃金と物価の推移


東京の最低賃金と消費者物価指数(CPI)の関係を見てみましょう。最低賃金は時給です。CPIは比較しやすいように、データ期間の中間点である1993年の値を最低賃金と同じ620にして再指数化しています。

まず、最低賃金とCPI総合です。

労働時間 小黒とら


次に、最低賃金とCPIの構成要素である「外食」の値段です。

労働時間 小黒とら

さてさて、この図から何が読み取れるか。


賃金と物価の関係について


賃金(所得)が高くて、物価が安ければ、それは生活がしやすいということです。1973年から2014年までの約40年で、最低賃金の伸び率はCPI総合や外食物価の伸び率を上回っています。

つまり、この40年でマクロ的に見れば生活は楽になったはずです。

最低賃金とCPIの関係だけしか見ていないので本当なら別の角度から複数のデータを見ないといけないのですが、ともかく、この40年間を見るとマクロ的には生活は楽になったと考えていいでしょう。


賃金と物価の関係について


別の図で見てみましょう。

労働時間 小黒とら

1993年は、最低賃金は620円、外食物価も620でした。指数の620を620円の昼食代と置き換えましょう。そうすると最低賃金で1時間働くと、620円を得て、620円の外食ができました。一回の食事をするために60分が必要だということです。

それが2014年では、最低賃金は888円、外食物価は692円です。一回の食事をするために47分の労働で足ります。

逆に、1973年では、最低賃金は181円、外食物価は253円です。一回の食事をするために84分の労働が必要でした。

1973年は84分、
1993年は60分
2014年は47分、です。

つまり、同じ一回の外食に対して必要な労働時間が短縮されているのです。

この40年でより少ない労働時間で外食ができるようになりました。それが「豊かになる」ということではないでしょうか。


まとめ、のようなもの


最低賃金で見るのがいいのか、平均的な賃金で見るのがいいのかは検討すべきかもしれませんが、ともかく今回は最低賃金で見てみました。

この40年で、より少ない労働時間で物が買えるようになってます。

賃金(所得や収入)の水準に目が向きやすいのですが、物価を通して労働時間に換算すると

そんなに長時間労働が必要なの?

という気にもなってきますね。


補足という名の蛇足
だからといって最低賃金の引き上げが不要だとは思ってません。最低賃金の引き上げはどんどんやるべきだと思っています。

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