AIIB ノウハウもなく、ガバナンスも不安のある銀行がうまくいか?

私は中国経済に悲観的です。

中国の不動産バブルのことは気になるのですが、中国の不動産バブルがいつ崩壊するのかはよくわかりません。崩壊するぞ、崩壊するぞと言ったところで、オオカミおっさんになりそうなので・・・

ただ、中国が主導するAIIBは、日本は不参加でいいんじゃないと思いますね。


AIIBの懸念点


麻生財務大臣が指摘していることですが、ガバナンスの体勢が不透明すぎます。

融資案件を審査する方法、融資実行の意志決定プロセス、融資後のモニタリング、どれもよくわからないですね。ドイツの首相が日本に参加を呼びかけているようですが、よくわからないものには携わらないのが賢明な判断でしょう。

ドイツのメルケル首相は「ヨーロッパとしては統一した行動を取っているし、日本とも共通であるべきだと考えている。G7からなるべく多くの国が参加することが望ましい」と述べてますが・・・

赤信号、みんなで渡れば怖くない

ってことでしょうか。


うまくいかなかった銀行の例


日本振興銀行とか、新銀行東京とかって記憶に残ってます?

日本振興銀行は2003年に設立され、2004年に開業、2010年に破綻した銀行です。わずか6年しか業務をしていません。破綻前には東京国税局から所得隠しを指摘されるなど、経営自体に不透明さが漂っていた銀行です。

新銀行東京は法的には破綻した銀行ではありませんが、実質的には破綻状態です。新銀行東京は2005年に業務を開始しましたが、わずか3年で1000億円近い累積赤字を抱え事実上の破綻に至りました。東京都が80%を超える大株主だから破綻していないだけで、本来なら破綻処理になってもおかしくない銀行です。

両銀行に共通するのは、その設立経緯が不透明で、その時に力を持っている人が、やや強引に作ったということ。それに運営の仕方が組織的ではなく属人的であること。さらには、融資のノウハウがなかったことです。

なんか、AIIBに似ている気がするんです。


風刺画


AIIBに話を戻すと、ニューズウィークに面白い風刺画がありました。

pepper2.jpg
http://www.newsweekjapan.jp/rebelpepper/2015/04/post.php

AIIBは注目を集めています。バスに乗り遅れるなという意見もあるのですが、でも、乗って大丈夫なバスなのかを確かめるのが先ですよね。

それにしても・・・

欧州はいいですよね。地理的に中国から遠いですから。


おまけ


中国経済に関する過去記事
中国のシャドーバンキング NHKの番組が重い
中国経済のリスク デフレリスクと高齢化リスク
デフレ輸出国の中国でデフレ懸念高まる 世界的に大丈夫かな

中国の1月から3月までのGDPが発表されましたが、スローダウンしてますね。ちょっと心配です。

それはそうと、最後に蛇足
アジア向けの国際機関としてはADB(アジア開発銀行)があります。

ADBの最大融資先は中国で、ADBの融資残高の25%は中国向けです。[資料] 793億ドルの25%で、だいたい200億ドル、2兆4000億円。

中国はADBからの借り入れを返済するのが先なんじゃないでしょうかね。

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