黒田日銀総裁による異次元緩和がスタートして2年

黒田日銀総裁による異次元緩和がスタートして2年が経過しました。

消費者物価の上昇率を2%、それを2年程度の期間を念頭に置いてできるだけ早期に実現するという目標を掲げて、日本銀行が異次元緩和を始めたのは2013年の4月4日です。
それから2年。

約束の2年が過ぎたぞ、物価上昇率2%という目標は達成できたのか?という声が大きくなってます。

なかには鬼の首を取ったように、目標を達成できないなら日銀の執行部は首を出せ!という論調もあって、なんだかな・・・という気になりました。

今回は金融緩和について


日銀の政策を批判する人々


日銀は日本の大事な金融政策を立案、実行する機関ですから、そりゃ責任は重大です。目標が達成できなければ批判にさらされるのは当然のことでしょう。

でも、目標を達成できないならダメだ!的な批判は、プロセスなり背景なり、達成度合いなり、そういうことを一切抜きにしています。「結果が達成できなかったんだからダメ!ボーナスゼロ!」のような、なんというか、90年代後半からの「成果主義」の考え方ですね。

目標を達成できなかったんだからダメというのは、批判する側としては一番強力なロジックです。

たとえばですが、批判を受ける側は説明責任を果たすべく、言葉を尽くして説明しても

言い訳はわかった。でも、当初の目標は達成できなかったでしょ。

で、切り捨てることができます。


物価上昇について


物価上昇の+2%というのは、じつはかなり大きな目標です。

もともと日本のインフレ率は高くないのです。基本的にはディスインフレの経済です。企業の供給力が強く、家計の消費需要が弱いのです。

だから、+2%と言っておきながら、0%~+1%台で御の字じゃないでしょうかね。

でも、最初から+1%なんていったらインフレ期待が形成されないから、2年で2%、そのためにマネタリーベースを2倍にするという、2・2・2というわかりやすいキャッチフレーズにしたんだと思われます。

少なくともデフレからは脱却できたので、アベノミクスの目標である「デフレからの脱却」には成功したと思います。

2%という数字にこだわるか、それともデフレからの脱却という実態を見るか。


全体をみましょう


2%という数字にこだわるよりは、金融緩和によってデフレからの脱却や雇用の改善がみられることを評価すべきでしょう。

それと、もし大胆な金融緩和をやっていなかったら・・・

を、想像することも重要です。

金融緩和をしていなかったらどうなの?ということを考えたうえで、でもやはり金融緩和はダメという批判なら一読の価値はあるでしょう。


まとめ、のようなもの


日銀を批判する声が強まっていますが、その批判には多くの支持は得られてないと思います。

2%の目標が達成できていないという表面的なことにこだわるより、金融緩和によってデフレからの脱却や雇用の改善がみられることを評価している人の方が多いんじゃないでしょうかね。

ブログ村:よろしければ一押しをお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
 

管理者にだけ表示を許可する