住宅バブル崩壊と金融危機で台無しになった老後設計

米国のシニア世代も大変だという話題です。

ウォールストリートジャーナルにあったバロンズのコラムです。[外部記事]

今回は米国のシニア世代の状況について


ゼロ金利で預金利息の当てが外れた


ウォールストリートジャーナルの記事の主要部分を引用します。

 これまで銀行の譲渡性定期預金証書(CD)の利子を当てにしてきた退職者たちが、インフレ率を下回る利回りを受け入れざるを得ないという現状がある。つまり、彼らは少しでもましなリターンを得るために、投資でより大きなリスクを取ることを迫られているのである。



譲渡性定期預金証書(CD)とは、まあ、定期預金です。元利が決まった安全な貯蓄です。米国では預金金利が高かったので、年金生活者は預金利息を生活費に充てていました。しかし、リーマンショック後の米国のゼロ金利政策で当てが外れています。

米国のシニア世代は、ゼロ金利で利息収入が当てにできなくなってます。


持ち家は資産でなくなっている?


米国のシニア世代はゼロ金利で困っているだけでなく、住宅バブルの崩壊の余波も受けているようです。

以下、引用

 かつては持ち家を主要資産として使うという老後の生活設計もあった。高齢者たちは着実に価値が高まり、売却すればほぼ確実に大きな利益が得られた住宅を当てにすることができた。

(略)

 このようによく練られた計画は、住宅バブルの崩壊と金融危機でずたずたにされてしまった。不動産サイトのジロー(Zillow)が先週公表した報告書によると、第4四半期に依然としてその価値を上回るローン残高を抱えた「アンダーウォーター」状態の住宅の割合は16.9%もあったという。



記事によると、住宅バブルの崩壊で、持ち家の資産価値が下がっています。持ち家が(含み益を持った)資産としてはカウントできず、場合によっては売ってもローンが返済しきれないという状況も起きています。

シニア世代はローンを返し終わってるでしょうから、「アンダーウォーター」状態というのは現役世代の住宅事情かなという気もしますが、ともかく、持ち家は資産になるという状況ではないようです。


日本が米国に先行している?


ゼロ金利で金利収入を当てにできない。住宅も資産としてカウントできない。

となると、いまの米国の状況は、既に日本が経験していることですね。米国のシニア世代も大変です。

まあでも、お金はあればあるように、なければないように生活するしかないです。老後のことをいろいろ考えても、なるようにしかならないし、何とかなるもんですよね。

とりとめのない話題でした。

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