老後難民、老後破産の不安を解消する「老後の必要資金試算」

「老後の必要資金試算」という記事を見かけました。[外部記事]

老後難民とか老後破産とか強い言葉を使って老後の不安を書き立てる記事が多い中で、 FPの畠中雅子さんの記事は安心できる内容です。

今回は老後資金にいくら必要かという永遠のテーマについて。


今回見かけた記事


老後資金にいくら必要か。

FPの畠中雅子さんの記事では具体的な総額は書いてありませんでしたが、記事の内容から計算すると、だいたい1,350万円です。

考え方は非常にわかりやすいです。変に不安を煽ることもなく、いざとなったら生活保護を受けましょうというアドバイスでもなく、ごくごく真っ当な試算だと思います。

考え方を紹介すると
1. 老後の必要資金を見積もる際は「年間収支の赤字額」をつかむことが重要
2. 年間収支の赤字額は「老後の生活費の赤字の一年分」に「特別支出」を加えた金額。
3. 特別支出とは、毎月ではないものの、一年のどこかで発生する支出(税金やレジャー費、家の修繕費など)

で、実際に老後生活の特別支出は、年間30~60万円かかるのが一般的とのこと。

ここから、月の赤字が2万円、特別支出が30万円とすると、年間54万円の赤字。これに65歳から90歳までの25年をかければ1,350万円。

もう少し余裕のある老後を過ごしたいということであれば、年間の支出を120万円(月5万円の赤字補てんと60万円の特別支出)として、25年で3,000万円です。


マクロ統計からみて


以前の記事「世代別貯蓄額とライフサイクル投資の悩ましい点」でも載せましたが、60代の世帯の純貯蓄額の平均は2,300万円です。

FPの畠中雅子さんの記事では65歳時の必要額は1,350万円。私の余裕を見た試算でも3,000万円です。60代の世帯の純貯蓄額の平均は2,300万円。

こういう数字から考えると、以前の記事「高齢者世帯の4割は老後破産状態、貯蓄4千万でも危険って、本当なの?」でも話題になりましたが、65歳の時に2,500万から3,000万円を必要資金として持っていれば、まず安心と言えるんじゃないでしょうか。

自己所有の住宅があれば、それを担保に民間のリバースモーゲージや自治体からお金を借りることも可能かもしれません。いま利用できなくても、将来的には老人の資金調達スキームは発達するでしょう。(老人の資金調達は、いずれ機会があれば書いてみたいテーマです)


まとめ、のようなもの


今回見かけた記事は良心的な内容でした。

お金はあればあったでジャマにはならないですし、なければそれなりの生活を楽しめばいいでしょう。

私は将来お金がなければ、公共図書館で本に埋もれて、公共のスポーツジムで体を動かし、ネットで見知らぬ人と将棋を楽しんで、たまに友達とお茶でも飲んで・・・ そんな生活がいいかなと思ってます。

ブログに記事を書いて、アドセンスで儲けるというのも一つの手ですが・・・現実は厳しいです(^^;)

ま、ともかく、ウン千万円あっても安心できない!という記事をときどき見かけますが、あまり気にしない方がいいんでしょうね。

なにはともあれ、足腰と頭は鍛えておこうと思ってます。

ブログ村:よろしければ一押しをお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
 
116:

平均持ち出すのではなく、個々人で違う生活費にいくら上乗せを
見ておくべきかという考え方が正解ですよねぇ
持ち家が古くなったときの修繕費が一番見通し立てにくいと思います

2015.03.19 23:09 retire2k #- URL[EDIT]
117:

※116:retire2kさん
そうですね。平均ではなく、個々人の事情なんですよね。入っている年金や掛け金、世代によっても異なりますから。
たしかに、持ち家の修繕費は見通し立てにくいですね。

2015.03.20 20:37 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]

管理者にだけ表示を許可する