中国経済のリスク デフレリスクと高齢化リスク

今日発表された中国のCPI(消費者物価指数)とPPI(生産者物価指数)は、市場であまり材料視されませんでしたが、中国のデフレリスクを意識させるものです。

2月の中国CPIは前年比1.4%上昇、PPIは前年比4.8%低下

不動産投資の低迷や過剰投資の影響で鋼材価格が大幅に下落しています。デフレ懸念が高まっているので中国の追加利下げがあるかもしれません。


中国経済について


中国は日本の25年前を歩んでいるというのが私の見方です。25年といっても±5年くらいのブレはあります。

高度成長期があって、それからバブルが形成され、やがてバランスシート不況を迎える。

この流れを中国が追っています。日本の25年遅れで。

ですから、いまの中国は日本の1990年くらいのステージにいると思います。バブルが終わっているのに余韻が残っていて、まだまだ大丈夫、問題ない、しばらく落ち込んでもまた戻るという楽観が支配していた時期です。

本格的にバブルの崩壊を意識して、どうしょうもない雰囲気に包まれるのは1998年に大型金融機関の倒産を迎えるころです。バブルが終わってからそれを痛感するのに数年かかるんです。

ということで、中国リスクはステルス的に成長していると思ってます。

いつ顕在化するかはわかりません。もうしばらくは大丈夫かも。(^^;)


あまり意識されていないリスク


中国の国家財政が悪くなっています。統計上は日本よりは健全ですけどね。

中国の年金財政が悪化する見込みなので、中国で定年を延長しようという流れも出てきてます。それに中国の年金基金の積立不足額が今後20年で11兆ドル近くに達するとの試算もあります。[外部記事]

11兆ドルといえば1,300兆円です。まあ、大きな額です。中国の場合、老人の人口も数億人単位ですからね。


まとめ、のようなもの


中国の高齢化リスクはまだまだ先の話です。当面は意識しなくて大丈夫でしょう。

問題はデフレリスクです。過剰な不動産投資や過剰な設備投資の裏返しですから。中国の過剰投資の整理がどうなるか、気になるところです。

ただ、いまのところは相場にはあまり影響しないでしょう。

ブログ村:よろしければ一押しをお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
 

管理者にだけ表示を許可する