2017年04月 の記事一覧

北朝鮮の今後は予想できないものの

北朝鮮がミサイルを撃っちゃいました。

朝鮮人民軍創設85年の節目に何もしないわけにもいかないけど、核実験や長距離弾道ミサイルの発射実験に成功したらそれこそ米国がどう出るかわからない。

なので中距離のミサイルの失敗でお茶を濁そう

北朝鮮の意図をそう解釈する人もいます。


北朝鮮情勢


マレーシアの空港で金正男氏が殺害されてから、北朝鮮の不安定さが加速した気がします。

海外で為政者の親族が暗殺されることも異常ですし、殺害された正男氏の息子がユーチューブに「父は殺された」と訴える動画をアップするのも異常です。

その前には叔父の張成沢氏を粛清していますね。


絶対的な権力者


権力が強ければ強いほど終わりが凄惨になることがあります。

たとえば古代ローマ帝国です。

ローマ皇帝の死因は暗殺、処刑、自害、戦死が多いんです。しかも暗殺は近衛兵によるものが多いですし、処刑は権力闘争に敗れて皇帝の座を追われてです。

現代でも独裁的、強権的な為政者がその座を追われるときは激烈になります。

ルーマニアのチャウシェスクの最後は公開処刑です。
リビアのカダフィは対抗勢力に拘束され、死亡しました。
イラクのフセインは逮捕、裁判を経て絞首刑に処せられました。


独裁者は命がけ


独裁者がその地位を維持するのは大変でしょう。

権力が分散され、民主的な方法でリーダーが選ばれる国なら、首相や大統領の座を退いても元首相、元大統領として次の人生があります。日本や米国、欧州の国々はそうですね。

一方で、強権的、独裁的なリーダーは権力の座を失ったら命も失いかねません。そこまでいかなくても逮捕され、長期間の投獄があるかもしれません。北朝鮮はこっち側でしょう。

ん・・・

オラオラ、こっちはおままごとで国を運営してるんじゃねぇぞ。
先進国とは違ってこちとら命がけなんでぇ。

って感じかもしれません。


予想できないものの


米国という外敵を作って、国内の締め付けを図っているのかなという気がします。

独裁的で強権的なリーダーの多くはだいたい反米ですね。国内締め付けのための反米なのですが、行き過ぎると本当に戦火を交えることになりかねないという怖さはあります。

北朝鮮の今後は予想できないものの、地理的に近いだけに慎重に見ておきたいです。

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スヌーピーが屋根の上で寝る理由

投資とはまったく関係のない話です。

スヌーピーは屋根の上で寝転んでいる画像が多いですね。

こんな感じです。

snoopy.jpg
画像出典:WallpaperSafari)


スヌーピーが屋根の上で寝る理由


今日、初めて知ったのですがスヌーピーは閉所恐怖症なんですね。

だから犬小屋には入らないで屋根の上で寝るんだそうです。

まあ、それはそれとして、スヌーピーの犬小屋って三角屋根じゃないのかな。

どうやって寝てるんだろう・・・

それがちょっと気になりました。


屋根の上


このところのポカポカ陽気で

屋根の上で風にあたりながらお弁当でも食べたら気持ち良さそう

とか、

屋根の上で本でも読みながらそのまま昼寝も気持ち良さそう

なんて考えてたんです。


春眠不覚暁


春の日の眠りは心地よいです。

暁を覚えずもそうですし、昼寝も最高ですね。

屋根の上でうたた寝。

理想です。

いまの住環境ではちょっと難しいですけど、妄想は拡がります。(^^;

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積立投資をしてよかったという回答に思うこと

日経電子版に積立NISAの記事がありました。[外部記事]

「積立NISAを先読み調査 収益重視ならリスク高め投信」という記事です。

今回は、積立投資について


積立NISAの記事


日経電子版にあった図を引用します。

日経電子版
画像出典

日経電子版の記事の趣旨は、ハイリスク型の投資とローリスク型の投資との比較です。

ただ、ちょっと気になったのは以下です。

 積立投資をした感想として回答者数824人のうち67.2%が「積立投資をしてよかった」と答え、「やらなければよかった」はわずか1.7%にとどまった。

 感想には「もっと早い時期から始めておけばよかった」「毎月継続することで、時間分散によって思っていたよりリスクは小さい」など、ポジティブな回答が多い。


さて、どうでしょう。


再検証


日経電子版の左図を再構築しました。

積立投資 小黒とら

縦と横のバランスが違うのですが、同じ図です。2007年3月末を10,000としています。(日経は100ですが)

10年くらい続けている人なら、いまのところだいぶ余裕のある含み益ですね。


投資時期を変えると


では、アベノミクス相場から投資を始めた人はどうでしょう。

3年前、2014年3月末から投資を始めたとしましょう。

積立投資 小黒とら

オレンジ色が3年前から積立投資をした人。
緑色は10年前から始めた人です。

株価下落に対する余裕度はだいぶ違いますね。


思こと


日経電子版にあった積立投資にポジティブな回答は、そのままでは受け取りにくいです。

回答者の中にはリーマンショックを耐え抜いた人が多く、ある意味では「サバイバーシップバイアス」があるかもしれないからです。

緑色の状況の人と、オレンジ色の人とでは積立投資の感じ方は違うでしょう。

それと、相場の状況も注意したいですね。

含み益の人はポジティブに評価するでしょう。含み損の人だらけのリーマンショックのときにアンケートを取ると回答はまた違ったものになるでしょうね。


思うこと2


積立投資は投資手法の一つです。

私はその手法が特に優れているとも、特に劣っているとも思っていません。

積立投資は買付時期を分散できるので購入単価を平準化しやすいのは特性の一つ。購入単価はゆっくりとしか変化しないので高値圏で始めると苦しむ時期が意外と長い、ってのも特性の一つです。

大事なのは、手法の特性を理解することですね。

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投資に失敗する強気 過度な成長期待

前回記事「投資に失敗する強気」の続きです。

図らずも連載物になってます。

今回は、強気相場での成長期待の織り込みについて


とら焼き製造会社と総合和菓子メーカー


総合和菓子メーカーのW社が、とら焼き製造会社のT社を買収する例を前回出しました。

とら焼き製造のT社のブランド力、特許、ノウハウなどの「のれん代」を1500億円として買収価格を1700億円とした例です。

前回はブランド力などの1500億円の根拠をぼやかしました。今回はその点を考えます。


T社の利益


いま世界ではとら焼きブームが起きています。

特にアジアでは和菓子が空前のブームです。なかでもとら焼きは大人気で売り上げは倍々ゲームで伸びています。

そこで総合和菓子メーカーのW社はT社に目を付けたわけです。

W社はこう考えました

T社の来年の利益は20億円。
来年を含めて今後10年は毎年20%のペースで増えていくだろう。
しかし、11年目からは安定成長で年2%と見ておこう。

で、T社を買収する案件はもちろんリスクもあるから、この買収での投資リターンは年6%欲しい。

さて、この条件での企業価値は・・・

1820億円になります。


W社の思惑


1820億円の計算はインカムアプローチ(DCF法)を使いました。

将来の利益を予想して、要求リターンの6%で割り戻して求めます。それ以上の説明は今回は省きます。

ともかく、将来の利益を見積もって1800億円くらい。なので、T社のブランド力などの「のれん代」を1500億円として評価した企業価値1700億円と整合的です。

実際のM&Aはインカムアプローチと、のれん代の評価積み上げ方式、類似会社の買収事例などを比較して、エンピツを舐めて寄せていくんでしょうけど。

ともかく、T社の企業価値を1700億円としましょう。


利益成長が激減


さて、T社の利益です。

買収してすぐに世界景気の減速でアジアの消費が激減したとします。

当初期待していた利益成長の年20%は絶望的です。まあそれでもこの先10年は10%の利益成長は見込めそうです。11年目からは従来予想通り2%の成長で変わりません。

要求リターンの年6%は変わらないとして

10年間の利益成長が20%→10%になったT社の企業価値を再評価しましょう。

さて、いくらになるか。


T社の再評価


T社の企業価値を再評価すると

895億円です。

企業価値は50.8%ダウンです。


株式投資でも同じこと


高い成長率を前提にして高い株価となっている銘柄がります。成長株にありがちですね。

そうでなくても、市場全体が織り込んでいる利益成長率が高くて、市場全体の株価が高くなっていることもあります。バブル期などはそうですね。

で、利益成長に対する市場の評価が変われば、たとえプラスの成長でも株価は下がることがあります。

悩ましいのは、市場の評価がどう変わるかは的確につかめませんし、利益成長だけでなく割引率の変化も的確にはつかめないことですね。


それでも


的確にはつかめないのですが、それでもざっくりとした考え方です。

景気減速や企業業績の悪化を示すニュースが増えて、投資家が企業の利益成長に慎重になる。

そうすると株価は下がりやすいです。

逆に、企業の業績がこの先しばらく上向きそうだ、成長が加速しそうだというニュースが増えて投資家の期待が上向きに変化する。

そうすると株価は上がりやすいですね。

私は、ここ数年はわりと強気の投資家が増えて、利益成長も比較的楽観だった。その上でいまの株価だろうという見方です。なので、しばらくは慎重に見た方がいいかなという思いです。

今日明日の話というよりは、数年の期間を想定しての見方です。

あ、

数十年という期間を想定した見方でもありません。(^^;

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投資に失敗する強気

東芝 日本郵政 キリンHD 海外企業の買収による巨額損失に思うこと」の続きです。

今回は、買収や投資に失敗する強気について


とら焼き製造会社


かなり単純化した貸借対照表です。

858_MandA_01.png

この企業の企業価値を求めましょう。話を単純化するために、企業価値とはその企業の純資産価値(総資産から負債を引いた額)とします。

この企業は、とら焼きを製造しているT社とします。

T社には現預金で100億円、とら焼き工場として400億円の資産があります。一方、銀行から運転資金として300億円の借入れがあります。

T社の純資産額 = 企業価値は、(100+400)- 300 = 200億円です。


総合和菓子メーカー


さて、T社とは別の企業で、総合和菓子メーカーのW社があります。

W社は自社のラインナップにとら焼きを入れたい。しかし、W社にはとら焼きを作る工場はありませんし、作るためのノウハウもありません。また、T社のとら焼きは市場に浸透していて今からW社が新たにとら焼き市場に入っていくも大変です。

和菓子メーカーのW社は、とら焼きのT社を丸ごと手に入れちゃうのが手っ取り早いと考えました。

で、実際に買おうとしたとき、先ほどの企業価値200億円では買えません。


被買収側の企業価値


ここで登場するのが、企業が持っている目に見えない資産です。

T社では、とら焼きを作るノウハウです。製造に関する特許も持っています。しかも市場シェアも高く、T社のとら焼きにはブランド力もあります。

となると、買収するW社は買収対象のT社のブランド力、特許、ノウハウなども資産価値として評価しないと取引が成功しませんね。

ブランド力、特許、ノウハウを考慮に入れるとこうなります。

858_MandA_02.png

こうなるとT社の企業価値は1700億円に跳ね上がります。


どうやって見積もる?


ブランド力が500億円、特許の価値が500億円、ノウハウが500億円をどうやって決めるか。

そこには複雑な要素が絡むでしょう。

特に買収が競合しているとき、どうしても買いたいと思えば、ブランド価値や特許の価値を高く見積もって買収額を高くすることになります。

買収(M&A)では「勝者の呪い」(Winner's curse)という言葉もありますね。


失敗のメカニズム


T社の企業価値を高く見積もったものの・・・

世界的な景気低迷で思ったほどとら焼きの消費量が増えないとか、成長を見込んだアジア各国のとら焼きブームが一過性で終わってしまったとか。

そうなると、

ブランド力が500億円、特許の価値が500億円、ノウハウが500億円って、うわっ、この見積もり高すぎ!となりますね。

再評価したところ、ブランド、特許、ノウハウの3つ合わせて500億円となったら1000億円が吹っ飛ぶことになります。

減損処理です。


M&Aが活発


さて、ここで興味深いグラフがあります。M&Aの金額です。単位は億円。

1_number.png
出典:MARR Online)

2011年以降、企業の合併・買収(M&A)が増えています。

景気回復期に伴い → 企業買収が活発化 → 景気のピークアウト → 高値で買収してしまった案件の減損処理

という流れの後半に差し掛かっているのかもしれません。

M&Aが活発なときは企業価値を高く評価しがちです。株式投資が活発なときにバリュエーションが割高になるのに似ていますね。


思うこと


M&Aが増えた数年後、減損処理が増える。

そんな気がしています。

企業の減損処理が増えると株価には良くないですね。

去年から株価は高値圏かなと思っていたのですが、このところは企業業績の不透明さも強まっている気がします。

のんびり様子見が吉かもしれませんね。

続編:投資に失敗する強気 過度な成長期待

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東芝 日本郵政 キリンHD 海外企業の買収による巨額損失に思うこと

2006年に買収したウエスチングハウスに巨額損失が発生したことで、東芝の屋台骨が揺らいでいます。

日本郵政は2015年に買収したオーストラリアの物流企業、トール・ホールディングスの業績悪化で数千億円規模の損失を計上する見込みです。

キリンHDは2011年にブラジルの大手飲料メーカー、スキンカリオールを3000億円で買収しました。しかし、業績の低迷が続き、2015年には1140億円の損失を計上し、最終的には770億円で他の企業に売却しました。損切りです。


日本企業のリスクテイク


日本は少子高齢化が進みます。

国内のマーケットは縮小しますね。だから成長を目指すなら海外の企業を買収し、海外の市場で成長を狙うという発想になります。

国内はジリ貧なので海外の成長を・・・

という考え方は妥当だと思います。


高値買い?


企業買収とは、企業を買うことです。企業の株式を保有して経営権を握るわけですね。

大事なのは、その企業をいくらで買うかです。

もうちょっと言いますと、

買収対象の企業価値(value)を見積もって、妥当な値段(price)で買うことが大事です。

東芝のウエスチングハウスにしても、日本郵政のトール・ホールディングスにしても、今となってはですけど、企業価値に比べて買った値段が高かったという結果です。


株式投資も同じかも


思うことは、企業買収も株式投資も似ているのかなという点です。

つまりは、企業の価値と、それを買うときの値段(株価)の関係です。強気相場のときは、それほど価値のない企業でも高い株価が付いていることがあります。

企業買収は買収する側が値段を付ける、株式投資は市場で付いている値段で取引する、という違いはありますが、企業の本質的な価値から大きく離れた高値で買ってしまうと上手くいかない、という点は共通しているでしょう。


思うこと


企業買収も株式投資も、大きなくくりでは投資ですね。

企業価値を見積もって、リスクを取って資金を投じる。上手くいけば儲かりますし、上手くいかなければ損失を被ります。

で、思うのは、特に東芝の例からですけど

1. 巨大な損失を避けるには、高値で買わないこと。
2. 屋台骨を揺らがすほどの巨大なリスクを取らないこと。

です。

逆に考えると

安値で投資する、かつ、過度なリスクは取らない。これを心がけたいものです。

続編:投資に失敗する強気

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NISA投資10兆円 ジュニアNISAは289億円に思うこと

NISA投資が10兆円になったようです。[外部記事]

ジュニアNISAが伸び悩みというニュースもありました。[外部記事]

今回は、NISAについて


ジュニアNISA


2016年末時点で、ジュニアNISAの累計買い付け額が289億円にとどまっています。

しかも、通常のNISAは開始して1年で406万口座が開かれましたが、ジュニアNISAは1年で9万口座です。

かなり低調ですね。


通常NISA


現行のNISAは10兆円です。政府は2020年までに25兆円との目標です。

で、この規模です。

家計の金融資産は1800兆円。[出典]
東証一部の時価総額は558兆円。[出典]
投資信託全体の純資産総額は185兆円です。[出典]

現行NISAはジュニアNISAより残高はあるのですが、市場規模などと比較して、NISAの現状10兆円、目標25兆円はかなり控えめです。


現行NISAとジュニアNISA


現行NISAはそこそこ育っていますが、ジュニアNISAはそれほど盛り上がってないですね。おそらく今後出てくる積立NISAもジュニアNISAと同じ道かもしれません。

現行NISAで投資している人はシニア層が多いようです。投資できる余裕資金がある層です。

一方、ジュニアNISAのターゲット層は、お子さんのいる働き盛り世代だと思います。その人たちは教育費や住宅ローンの負担もあるでしょう。

ジュニアNISAの制度が分かりにくかったり、手続きが面倒だったりするのも要因でしょうけど、積極的に投資する層ではないんでしょうね。

ニーズの薄いところに供給しても・・・

というマーケティング上の問題なのかもしれませんね。ジュニアNISAが不振なのは。


思うこと


NISAの制度の理念は現役世代の投資奨励だと思うのです。

ところが、現実としてはシニア世代が利用するかどうかで、通常NISAとジュニアNISAで明暗が分かれているのではと思います。その点、積立NISAは苦戦するかもしれませんね。

資金を持っているシニア層は投資に使える時間が短く、投資に使える時間を持っている現役世代は資金に余裕が少ないです。

投資の資金、時間、知識、意欲・・・

どれかがあれば、どれかが足りない。

上手くいかないものですね。(^^;

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春という季節は、すべてを一度許すために巡ってくる

春という季節は、すべてを一度許すために巡ってくる

思想家、ヘンリー・ディビッド・ソローの言葉だそうです。

今回は、春について


ウォールデン 森の生活


ヘンリー・ディビッド・ソロー(Henry David Thoreau)は、1817年生まれの思想家です。200年前ですね。

ソローが30代のときの著書、「ウォールデン 森の生活」の原文がPDFで見られます。
[外部リンク]

A single gentle rain makes the grass many shades greener. So our prospects brighten on the influx of better thoughts. We should be blessed if we lived in the present always, and took advantage of every accident that befell us, like the grass which confesses the influence of the slightest dew that falls on it; and did not spend our time in atoning for the neglect of past opportunities, which we call doing our duty. We loiter in winter while it is already spring. In a pleasant spring morning all men's sins are forgiven.


冒頭の言葉の出典を探したところ、ここかなと思います。最後の一文です。

春について述べた文です。だいぶ意訳を含めるとこうなります。

一度の優しい雨で草は緑を増します。同じように、よい思想で私たちの前途は明るくなるのです。もし、常にいまを生きるなら、そして、雨のしずくを受け止める草のように、身に起こるすべてのことを受け入れ、過ぎ去ったことを贖うために時間を費やすこともないなら、私たちは幸せになれるでしょう。つまり、やるべきことをやるということです。
すでに春が来ているというのに、私たちはいまだに冬をさまよっています。心地よい春の朝には、すべての人の罪は許されているのです。


思うこと


心地よい春の朝には、すべての人の罪は許されている。

春はいいですね。

花も咲いてきますし、生命の躍動感も高まります。気分も軽くなってきます。いろんなものが新しく始まる季節です。過ぎ去ったことをリセットして新しく始める季節でもありますね。

あるがままに受け入れて、いまを生きる。

春は、そういう気分になる季節なんですね。(^^)

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トルコの憲法改正案の賛成多数に思うこと

トルコでエルドアン大統領の権限を強化する憲法改正案が、賛成多数で可決されました。
[外部記事]

賛成票は51.5%です。まさに僅差での勝利です。

今回は、トルコのニュースについて


トルコとシリア


トルコの隣国はシリアです。

シリアの難民はトルコ経由で欧州に向かうことが多いです。トルコはシリアの政情不安の影響を受けています。その裏にはロシアやイスラム国の存在もあります。

トルコは自国にはクルド人問題もありますし、クーデター未遂事件を起こしたとされるギュレン教団との緊張もあります。

けっこう複雑な問題を抱えていますね。


トルコ国内での分断


賛成票は51.5%。

イスタンブールやアンカラの都市部では反対票が多数でした。都市部は反対、地方部は賛成という構図ですね。しかも賛否は拮抗しました。

国内で分断が起こるのではないかなと思います。


治安重視にシフト


トルコの政治形態の変化は大統領の独裁制を強めるものですが、世界や日本に与える影響はそれほど大きくないかもしれません。

ただ、アジアとヨーロッパの架け橋で、イスラム国でありながら世俗的で、民主主義的でもある、ある意味ではハイブリッドな国だと思うんです。

そんなトルコが強権的で独裁的な方向に舵を切りました。

世界の動きがキナ臭くなって、内向きで治安重視になっていることの表れかなと思います。


ニュースバリュー


トルコのニュースは扱いがそれほど大きくありません。

朝鮮半島のキナ臭さの方が切迫してますしね。

北朝鮮の核実験は、やるかやらないかの問題ではなく、いつやるかの問題だという識者もいます。中国の影響力が低下しているのは、裏を返せばそれだけ北朝鮮が暴走気味ということでもありますね。

日本政府は本格的に半島有事に備えているようですし。

日米や中国の動きが慌ただしくなる一方で、韓国は当事者能力を低下させてます。連日、メディアが北朝鮮を取り上げるのは当然ですね。

北朝鮮問題はトップでいいと思うのですが、トルコの政治体制の変化も、それなりに掘り下げて取り上げるべきニュースだと思うのです。


思うこと


トルコの政治体制の変化は、EUとの関係にも影響しそうです。

なんとなくですが、世界的な動きが変化しつつあって、それは統合、グローバリズムというこれまでの流れとは逆向きの、分断や自国優先主義への動きなんでしょうね。

振り子が振れながら、落ち着きどころを探っているところなんでしょうか。

世界の動きは複雑さを増しそうです。

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不安を煽って投資に仕向ける記事に矛盾を感じます

「積立王子が一喝 『みんなの危機感は甘すぎるぞ!』 」という記事を読みました。
[外部記事]

若い人に向けて不安を煽ってます。

今回は、不安を煽って投資をすすめることの矛盾について


記事の趣旨


セゾン投信の中野社長が若い世代に向けたメッセージで、いまの20~30代が置かれている環境は厳しいという内容です。

日本の将来は不安だらけ。成長も見込めない・・・

だから、若い世代に必要なのは「経済的自立」だ、「資産育成」だという流れです。

将来不安を煽って、だから投資が必要だというストーリーですね。


引用


将来不安を強調する部分を引用します。

少子高齢化の進行、社会保障コストの増大、そして累積する政府債務問題などの事象を知らない人はいないでしょう。それでも今の日本社会全体に世代を問わず欠落しているのは、近未来に顕在化せざるを得ない、国家の根幹を揺るがすほどの問題に対する「危機意識」なのです。


危機意識を煽ってますね。

中野社長は、「今を前提に未来予想図を描いているなら、それは単なる希望的観測にすぎません」とも言っていますし、次のようにも言っています。

50代以上の親世代までは、よって立つ社会が経済成長を前提としたいわば「上りのエスカレーター」だったため、そこに乗っている人は皆相応に豊かになれたわけですが、ヤング世代がよりどころとするこれからの日本社会は、ともすれば「なだらかな下りエスカレーター」だと覚悟すべきです。


さて、どうでしょう。


エスカレーター論


まず先にエスカレーターの部分について。

上りエスカレーターでも、「皆相応に豊かになれた」わけじゃないと思うのです。もうちょっと前の高度成長期にしても、バブル期にしても、それなりに競争社会だったでしょうし、当然、経済的に豊かになれなかった人も多くいるはずです。

50代以上の親世代まではみんな上りエスカレーターで楽をして、若い世代は下り坂で苦労するみたいな、世代間の反目を煽るような論調はどうなのかなと思います。

生まれてくる時代は選べませんね。

親の世代は親の世代で競争はあり、苦労もあり、楽しさもあるはず。子供の世代は子供の世代で競争はあり、苦労もあり、楽しさもあるはず。


危機意識を煽られて投資しますか?


危機意識も煽りすぎると逆効果だと思うのです。

少子高齢化、日本の巨額債務とか、下りエスカレーターとか、お先真っ暗な感じがします。

そんな前提に立って危機意識が足りない!と言われて・・・

投資する気になりますかね。


経済の縮小を見込むなら


下りエスカレーターで、日本経済の横ばいを見込むのでも甘く、縮小を見込むべきなら、投資をせずに貯蓄に励むべきでしょう。

え、グローバルな分散投資?

それもありだと思いますけど、日本経済の縮小を見込むならデフレ気味の経済が想定されるでしょう。となると、インフレ格差的には円高圧力がかかりますね。海外投資しても円高のリスクもありますし・・・

そもそも、自国経済の先行きの不安を煽られて、若者が国際分散投資のリスクを取るのかなーという思いもあります。


思うこと


若者の危機意識を煽って投資をすすめるのはセールストークとしてありだとは思います。

ただ、煽りすぎると逆効果じゃないのかなー

と思うのです。

人口が減っていくのは所与の条件としても、それでも、可能な限り明るい未来を語りたいですね。

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