2017年02月 の記事一覧

年金資産の一部消失か 日本アジア・アセット・マネジメントの検査結果

証券取引等監視委員会(SESC)が「日本アジア・アセット・マネジメント株式会社に対する検査結果に基づく勧告について」を公表しました。[参照リンク]

公表文を読むと、かなり悲観的にならざるを得ない状況です。

今回は、投資の大原則について


何が起きたのか


証券取引等監視委員会の公表文を一読しただけでは状況が分かりにくいです。

ロイターの記事も参考にして私なりに解釈すると、

1. 日本アジア・アセット・マネジメントが、実質的な運用会社であるX社をきちんと管理していなかった
2. そのため日本アジア・アセット・マネジメントに年金の運用を委託していた2団体の年金基金が損失を被りそう

という事案です。

年金基金が日本アジア・アセット・マネジメント経由で投資していた対象は、X者が運営する投資法人であり、その投資法人は米国の生命保険証券を裏付けとしています。

ん・・・

よく分かりませんね。


生命保険証券


調べたところ米国では生命保険が売れるんですね。

「ライフセトルメント」という制度だそうです。

生命保険を証券化して保険金を受け取る権利を売買するわけですね。

ん・・・

権利を証券化する「レセプト債」と似たような感じかな。

で、レセプト債では過去に破綻の事案もあります。[外部記事]

今回の事案はこれに似ているのかな。


思うこと


生命保険を証券化した投資ですが・・・

仕組みそのものが分かりにくいですし、運用の実体も分かりにくいですね。それに、保険金を受け取る権利を証券化するとして、その価値を評価するのは非常に難しいでしょう。

やはり、

よく分からないもには投資しない

それが大原則ですね。


余計なひとこと


よく分からないものには投資しないのは原則です。ただ一方で、極論としては

個人投資家が自分の裁量でよく分からないものに投資するのは、「自己責任」の範囲内でありだと思います。

失敗したときに痛い目を見るのは、自分(と家族)だけですから。

でもね、と。

年金基金は違います。

年金基金の人たちには「受託者責任」がありますからね。

自己責任と受託者責任。

違いは大きいと思うのです。

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積立投資とアセットアロケーションの変化について

ライフサイクルと積立投資の利益確定について」の続編のような記事です。

iDeCoのように積立のバイ&ホールドで投資しているケースを考えます。

今回は、売ることについて


リスク許容度


一般的には年齢が高くなるとリスク許容度が低くなります。

なので、教科書的にはライフサイクルの進展に伴い、アセットアロケーションで無リスク資産の割合を増やして、リスク資産を薄めていけばいいわけです。

で、問題は・・・

何歳ごろから、どうやって薄めていくか、です。


コツコツ積立のバイ&ホールド前提


検討の前提を積立のバイ&ホールドとしましょう。言葉の定義は以下です。

積立とは、ドルコスト平均法による定期・定額買付
バイ&ホールドとは、投資期間中に売らないこと

要は、定期・定額で積立投資をしながら、売らずに、無リスク資産とリスク資産の比率を調整していきます。

そのためには、何歳ごろから、どういう投資行動を取ればいいかを検討します。


イメージ図


まずはイメージ図です。

アセットアロケーション 小黒とら

40代後半から徐々にリスク資産の比率を下げて、無リスク資産(安全資産)の比率を上げていきます。

直感的には、おかしくない図ですよね。

で、実際にこうしようとすると、どういう投資行動を取ればいいか・・・

わりと意外な結果です。


検討の前提


話を簡単にするために、以下の前提を置きます。

1. リスク資産の時価変動は考慮しません
2. 年齢による積立額の増減はありません
3. 25歳から60歳まで、毎年10万円を積み立てることにします


さて、どう投資すればいいか


25歳から45歳までの20年間はかんたんです。

リスク資産:無リスク資産 = 50:50 になるように積立投資すればいいので、毎年5万円:5万円で積み立てればいいですね。

では、46歳から60歳は・・・

リスク資産:無リスク資産 = 0万円:10万円です。

つまり、最後の15年は全額、無リスク資産に投資することになります。

それによって60歳時点のポートフォリオは、リスク資産:無リスク資産 = 3:7になります。


ちょっと解説


当初の20年間(25歳~45歳)で

リスク資産:100万円(5万円×20年)
無リスク資産:100万円(5万円×20年)

です。

46歳~60歳の15年間で費やせる金額は150万円(10万円×15年)です。150万円すべてを無リスク資産に投入すると、60歳時点では

リスク資産:100万円
無リスク資産:250万円

となります。

この比率はだいたい3:7です。(29%:71%)

25歳から45歳までの20年間の重みがあるので、残り15年は全額を無リスク資産にしないとリスク資産のウェイトを落とせないんです。


検討


45歳まで50:50で積み立てて、46歳からは0:100というのは非現実的ですね。

ドルコスト平均法のメリットがなくなってしまいます。

それに若いころに100:0とか80:20でリスク資産に積み立てたり、50歳以降にポートフォリオの変更を考えると、売らないでアロケーションを調整するのは不可能でしょう。

バイ&ホールドとリスク管理の両立は難しいと思います。


思うこと


リバランスでの売り、リスク許容度の変化による売り、相場観による売り・・・

いずれの名目でも、リスクを落とすなら「売ること」は避けられないと思います。

なので、私は名目は何であれ、売りたいときに売るのがシンプルな考え方だと思います。iDeCoならリスク資産を売って定期に入れる(スイッチングする)とかです。

売りたいときに売る、買いたいときに買う。

それでいいと思うんですよね。

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読書感想文 「ことりのおそうしき」

過去記事「ゾウは おことわり!」に続いて児童文学です。

文字が大きくて読みやすい。

あ、いや、文庫本サイズの文字が読みにくくなっているのではありません。(^^;


ことりのおそうしき


「ことりのおそうしき」の原文は "The Dead Bird" です。

直訳すると「死んだ鳥」なんですけど、子供向けの絵本としてはストレートすぎますね。邦題の「ことりのおそうしき」は少し柔らかなイメージになってます。

命の尽きた小鳥に焦点を当てるか、その後のお葬式に焦点を当てるか。

絵本を読むと、命の尽きた生き物に対して残された者はどうするかが描かれています。邦題の「ことりのおそうしき」はいい訳だなと思います。


命が尽きたあと


公園で遊んでいた子供たちが、ついさっき生命を終えた小鳥を見つけます。

最初は温かく生きているように見える小鳥も、だんだんと冷たく固くなっていきます。そういう様子をさりげなく、淡々と書いてあります。

子供たちは小鳥のためにお葬式をします。

花を摘んで、土を掘って、小鳥を埋めて、土を盛って、そこに花を添えます。


最初は毎日、そのうちときどき


中身のネタバレをご容赦ください。

小鳥のお墓を作った子供たちは、それからもやって来ては新しい花を手向けます。

で、私がそうだよねーと思ったのは最後の一文

はじめはまいにち、そのうちときどき、

やがていつしか、ことりのことをわすれてしまうまで。


です。


小鳥のことを忘れてしまうまで


他界した人、物理的に遠く離れたりして縁が薄くなった人は、だんだんと心の中から消えていきますね。

それが自然なことだと思います。

ただ、完全に消え去ることはなく、思い返したければいつでも思い返すことはできます。

生を終えた小鳥と、生命力あふれる子供たち。

生命を考える絵本でした。


アフィリエイトです


日本語版と英語版があります。

ことりのおそうしき

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¥1,512から

The Dead Bird

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東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花

東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな (菅原道真)

梅の季節ですね。


紅梅


紅梅 小黒とら


白梅


白梅 小黒とら


紅白の梅


白梅は美しさと可憐さが、紅梅は暖かさと可愛らしさがありますね。

それぞれに魅力あります。

いい季節になってきました。(^^)

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神は、氷の冷たさでサイコロを振る

サイコロの期待値は3.5とは限りません。

何回振っても、何万回振っても、期待値(=平均値)が3.5にならないサイコロがあります。

今回は、サイコロの期待値と投資について


サイコロの期待値


サイコロの期待値は3.5とは限らないというのは、サイコロの形状です。サイコロは立方体とは限りません。正二十面体のサイコロもあります。

正二十面体のサイコロ
20-sided_dice_250.jpg
画像出典


サイコロの形状


正二十面体のサイコロをたくさん振ったときの平均値(=期待値)は10.5です。

たくさん振ることで平均値に収れんするのは「大数の法則」ですね。

で、株式投資で考えると・・・

自分が振っているサイコロが正二十面体なのか、正十二面体なのか、正六面体(立方体)なのか分かりませんね。それに、正多面体ではなく歪んだサイコロかもしれません。

株式投資は、サイコロの形状が分からないゲームという側面もありますね。


さらに難しいのは


サイコロの形状が分からないだけでなく、時間とともに形状が変わるかもしれません。

それに、形状はそのままでも目の数が変わるかもしれません。

株式市場を、時間とともに形状や出目が変化するサイコロとみなす考え方は一考に値すると思います。

そうであるなら、いい目が出やすいときにたくさん賭けて、いい目が出にくいときはあまり賭けない。そういう挑み方もあるでしょう。


神様とサイコロ、余談


本日のタイトル「神は、氷の冷たさでサイコロを振る」はABBAの歌詞から取りました。

曲名は「The Winner Takes it All」です。そこにある一節

The gods may throw a dice,Their minds as cold as ice
神は氷のような冷たい心でサイコロを振る。

The winner takes it all, the loser has to fall,
It's simple and it's plain, why should I complain.
勝者はすべてを取り、敗者は敗れ去るのみ。
それはシンプルで簡単なこと。文句を言う余地もない。

蛇足ながら
ABBAの曲は恋愛の勝者と敗者を歌ったものです。投資をテーマにしたものではありません。

ん・・・

投資より恋愛の方が厳しそうですね。(^^;

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高値更新の記事(前回記事)の追記

前回記事:投資で「次の山はいつごろ来るか」についての追記です。

試算の概念図が誤解を招きそうでしたので追記します。


ケース1


前回記事の例です。

小黒とら

高値の観測を30年間にしています。この図では高値が早い時期にあります。

でも、それはたまたまです。


ケース2


こういうケースもあります。

小黒とら


ケース3


こちらはわりとイメージに合うケースです。

小黒とら

こういうパスを1万回発生させての集計です。


観測期間を30年としたのは


高値の探索を当初30年としたのは、30年あれば期待リターンとリスクに沿ったパスになって高値がバラけると思うからです。

ちなみに、年3%で資産が成長する前提での試算なので、観測期間を長く取るほど高値が実現しやすいです。で、前回記事ではたまたま早い時期に高値が実現しましたが、1万回のパスでは、高値はあとの方に実現する傾向があります。

念のため補足説明でした。

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投資で「次の山はいつごろ来るか」について

株式投資では、上がったものは下がり、下がったものは上がる傾向があります。

長期的には右肩上がりだとしても、中短期的には過熱気味に買われたり、安値でも叩き売られたりします。熱狂と悲観の間を揺れ動くのが相場なんでしょうね。

さて、今回は、高値更新について


高値更新


「NYダウが史上最高値更新」とか「ナスダックが15年ぶりの高値更新」とかがニュースになります。

高値更新はうれしいですね。

前回の相場で高いところで投資した投資家も、何年か待てば高値更新で報われますから。

で、問題は、高値更新を待てるかどうかですね。


試算をモデル化


期待リターン3%、リスク15%の資産とします。

シミュレーションで1万回のパスを発生させて集計します。

概念図を見ていただきましょう。オレンジ点が高値です。

小黒とら

1. 30年を観測期間として、その間の最高値を見つけます。(オレンジ)
2. その最高値から10年以内の最安値を見つけます。(赤)
3. その最安値をスタート地点にします。
4. そこから「1」の高値を抜く時点を見つけます。

これを1万回繰り返して集計します。

面倒ですね。(^^;


結果はこうなりました


やってみたところ、結果はこうなりました。

小黒とら

横軸は年数。縦軸はその年数以内に高値更新する確率です。

安値を付けてから20年かけても、戻る可能性は6割くらいです。

40年かけても8割に若干届かないくらいです。

期待収益3%なので、40年かけると10,000円が33,000円になる計算なんですけどね。


思うこと


前提の置き方によって結果は変わります。なので、一つの考え方として留めてください。

期待収益率がプラスなら、時間をかければ複利の効果で高値更新の可能性が高まります。今回の試算では100年以内に高値更新は94%、300年以内なら99.6%でした。

ただね、と。

そこまでは待てないです。

心情的には信じて待つことができるかもしれませんが、生物的に寿命が来てしまいます。

信じて待つことで、生きている間に報われなくてもOKなものはあるんですけどね。

ただ、私の場合、投資の成果はOKなものには入りません。(^^;

追記:高値更新の記事(前回記事)の追記

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株式投資で利回り5%を見込めますか?

昨日の話題「ライフサイクルと積立投資の利益確定について」の続きです。

長期投資で市場の流れに身を任せるのもいいですが、ちょっと考えたいこともあります。

今回は長期投資の期待リターンの時系列変化について


前回の投資の前提


前回試算したデータをもう一回使います。

再利用。エコですね。

MSCIワールドとMSCI日本の指数を半々に投資したケースです。

30年間のドルコスト平均法による積立投資です。今回は毎月1万円にしました。年12万円。30年で360万円の積立てです。


時系列変化にご注目


さっそく図を見てみましょう。

ドルコスト平均法 小黒とら

グラフの軸の1999は、1969年12月から1999年12月の30年間、毎月1万円投資した時の出来上がりの資産額です。

さて、この図から何を感じ取りますか。

私は、株式投資のリターンは低下しているよね

ということを感じています。


リターンの計測


先ほどの図の緑は5%のリターンで実現できる資産額(837万円)、赤線は2%リターン(496万円)です。

計算の簡略化のため年12万円の拠出で計算しました。

図を見ると・・・

株式投資の長期的な期待リターンは5%だ!

というのはやや楽観的かなと思います。


まとめ、のようなもの


過去からの推移をみると、投資による期待リターンは低下しているように思えます。

経済状況は変化していきます。

世界経済の成長率鈍化、インフレ率鈍化の傾向を踏まえた投資という見方も必要かもしれませんね。

私も世界経済の長期的な成長は見込んでいます。

ただ手放しでの楽観ではなく、慎重に楽観(cautiously optimistic)なスタンスです。

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ライフサイクルと積立投資の利益確定について

一括投資かドルコスト平均法か。

これは永遠のテーマですね。

あと、利益確定を入れるか、売らずにバイ&ホールドでいくかも考え方が分かれます。

今回は、ライフサイクルと投資の着地について


MSCIで


まずは概念図

MSCI 小黒とら

1978年12月に30歳で積立投資を始めた人で考えます。

毎月15,300円をドルコスト平均法で積立投資します。投資の想定期間は30年。60歳になったら取り崩す予定です。

なんで15,300円?

中途半端な金額の理由は後ほど。

投資するのは外国株と日本株に半々です。MSCIワールドとMSCI日本の指数を使います。MSCIワールドに日本が含まれていますがそこはあまり気にしないでください。

配当はネット。MSCIの通貨は円ベースに引き直します。


検討のポイント


58歳になった時点で株価は高値圏です。事後的にしか分からないですけどね。

さて、58歳時点のポートフォリオはこうなっています。

積立投資 小黒とら

リスク資産に毎月15,300円投資していたら1204万円になっていました。

拠出額15,300円×12カ月×28年 = 514万円。それが1204万円になる計算です。

で、58歳時点で1200万円になるように毎月の拠出額を逆算したら15,300円だったわけです。それが中途半端な拠出額の理由です。

58歳時点でリスク資産:安全資産=50:50で、2400万円の資産を持っているとしましょう。

さて、検討ポイントは、「利益確定しますか?」「そのまま積立投資を継続しますか?」


利益確定


Aケース。
58歳時点でリスク資産の半分を利益確定して安全資産に移し、その後は60歳まで運用停止するパターン。

積立投資 小黒とら

さて、このケースで2008年のリーマンショックを被り、60歳になったときこうなります。

積立投資 小黒とら


バイ&ホールド


Bケース。
58歳時点で特に何もせず、60歳までドルコスト積立を継続するパターン。安全資産の1200万円は変わらないとします。

積立投資 小黒とら

さて、このケースで2008年のリーマンショックを被り、60歳になったときこうなります。

積立投資 小黒とら


後知恵ですけど


基本的には後知恵の比較です。

2006年時点でその後のリーマンショックを予測できたかというと、まず無理でしょうね。

ただね、と。

1. ライフサイクルの後半戦でそろそろ着地を考えようとしてる年代で
2. それなりに利益が乗っていて
3. 株価が高値圏にある気がする、あるいは過熱感がある気がする

などの条件のうちいくつかがそろっているなら、利益確定するのもいいと思うんです。


おまけ、のようなもの


人生は有限ですからね。働ける期間も有限です。

いつかは蓄えを取り崩す時期が来ます。

利益のある時に確定させる、蓄えが侵食されないようにリスクを落とす。そういう行動も必要ですよね。

チャンスの神様(カイロス)は前髪しかありません。前髪を捕らえるか、取り逃すか、見逃すか・・・

掴めればよし。

掴めなくても、見逃しのアウトよりは、空振りのアウトの方がいいですね。私は。

追記:同じデータを活用した続編を書きました。

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週末の息抜き 三角形の面積の問題

おもしろい算数の問題を教えてもらいました。

三角形の面積を求めよという問題です。

今回は息抜きのお話しです。


まずは問題


まずは問題から

816_triangle.jpg
画像・問題出典

問題は「この三角形の面積を求めよ」というものです。

さて、いかがでしょう。


底辺×高さ÷2


三角形の面積なので・・・

10×6÷2 = 30

ではありません。


ひっかけ問題


10に対する垂直線が6で、かつ、∠ABCが90度

これを満たす図形はユークリッド空間(≒普通の平面)では存在しません。要はひっかけ問題なんですね。

ん・・・

そういう図形はあるのかな・・・と気が付けばOKですけど、まあ気が付かないですよね。


確かめました


816_triangle_01.png

この図形で(x)が変化すると角度が変わります。

xの変化による角度の変化はこうなります。

816_triangle_02.png

最大でも79.6度です。直角90度にはならないですね。

久しぶりに三角関数を学び直しました。


この問題


問題の引用元によると、この問題はマイクロソフトの入社試験に出されたものだそうです。

おもしろい問題ですね。

単純な面積の問題じゃないよね・・・と思って、わざわざ∠ABCを90度と指定していることに気が付くかどうか、ですね。

はい。

私は気が付きませんでした。それに気が付いても面積は出せません。(^^;

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