2015年07月 の記事一覧

とら漬け

茄子を漬けてみました。

とら漬け 小黒とら

冷蔵庫にあった茄子を一口大に切って、お酢とみりんとだし汁を合わせたものに一晩漬けただけのお手軽な漬物です。

酢とみりんとだし汁の配分は適当です。

テキトーに作っても意外にいけるもんですね。

酢の酸味がいい感じ。夏向きの味です。(^^;

ブログ村:よろしければ一押しをお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

日経平均はどこまで下がるか?

前回の記事「リスク管理とポートフォリオ調整」で、この先の株式市場は要警戒だと書きました。中国経済のスローダウンによって日本企業の業績もスローダウンすると、株価はより割高に見えてくるからです。

今回は株価のバリュエーションについて


株価のバリュエーション


株価のバリュエーションのバリュエーションとは、株式の評価のことです。

Value(バリュー、価値)を評価するのでバリュエーションです。英語ではValuation。種類が豊富なという意味のバリエーション(Variation)ではありません。(^^;

さて、今回はバリュエーションの詳細にはあまり踏み込みません。

単純に、「株価=1株当たり利益(EPS)×株価収益率(PER)」で考えましょう。


頭の体操


日経によると、日経平均のPERは前期基準で17.74倍、今期の予想で16.18倍です。[出典]

そして、いまの日経平均株価は20,522.83円です。

さて、ここから何を読み取れるか。

実は、単純化した計算ですが、市場が織り込んでいる今期の利益成長(EPSの成長)が推計できます。

話を整理するための図は以下です。

小黒とら

1株当たり利益(EPS) = 株価 ÷ PER なので、

前期基準では、20,522.83 ÷ 17.74 = 1,156.87(円)
今期の予想では、20,522.83 ÷ 16.18 = 1,268.41(円)

ということで、1,268.41/1,156.87=9.6%の利益成長というわけです。

実際のところは前期実績は判明している数字ですし、今期の予測もコンセンサス予想は公表されたりしているので、こういうやり方が適切かはツッコミがあるかもしれません。ま、ひとまず流してください。

ともかく、今期は前期よりも利益成長を見込んでいる。だいたい10%弱。

まずは、こんな感じを押さえておけばいいのかなと思います。


思惑通りにいかなかったら


中国経済のスローダウンによって、このところ国内の企業で業績を下方修正する例が見られます。国内の景気も少し踊り場に差し掛かっているようですし、新興国の景気もやや停滞気味です。

今期、もしかして9%の増益は無理で、前期並みかも(シナリオ1)

いやー、思ったより減速して前期より10%マイナスかも(シナリオ2)

というシナリオを考えてみます。

単純化のため、PERは変わらないとします。リスクが高まるとPERは低下するのですが、そこまで考慮すると複雑化するので、PERは変わらないとしましょう。

結果は以下です。

小黒とら

前期並みの利益(シナリオ1)なら18,700円水準、前期から10%減益なら16,800円水準です。それぞれ9%と18%の下落です。


まとめ、のようなもの


ざっくりの試算ですが、いまの日経平均株価は前期比で10%弱の増益を見込んでいます。そのため、前期並みの利益に落ち着くだけでも、株価は下落圧力を受けます。

織り込んでいる水準に満たないからです。

いやー、実は今期は減益だ・・・となると、株価の調整は避けられないと思ってます。

さてさて、今期は前期比+10%弱の増益は達成できるでしょうか。

中国のリスクは中国だけにとどまらず、日本株を保有している投資家にも影響しそうですね。(-_-;

ブログ村:よろしければ一押しをお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

リスク管理とポートフォリオ調整

複数の投資信託でポートフォリオを組んでいる人は多いと思います。

配分をどのくらい意識したらいいのかに頭を悩ませる人もいるでしょう。それぞれの投信の配分をちゃんと考えた方がいいのか、適当でいいのか・・・

今回はポートフォリオ管理の考え方について


ポートフォリオのリスクを把握していますか?


以前の記事「ポートフォリオのリスクの計算式とエクセルでの計算方法」で、ポートフォリオのリスク計算に触れました。

ただ、実際に計算しようとすると・・・

かなり面倒くさいです。(-_-;

いくつかの投信に投資している人は、全体のバランスを考えて・・・とかではなく、そのときにいいと思った投信を、いいと思ったタイミングで買い付けている人も多いでしょう。

その結果、いまの投信ポートフォリオが出来上がっている。

で、その投信ポートフォリオはいいのかどうか、もっとこっちの投信のウェイトを落として、あっちの投信のウェイトを上げたほうがいいかも・・・とか、頭を悩ませている人もいるかもしれませんね。

そこで、あっちを落としてこっちを買うことの影響度を試算しました。


入れ替えの効果


想定した投信は4つです。リスクの小さな債券ファンドを入れると話が複雑になるので、今回はリスク性の高いものだけにしました。具体名は挙げませんので、お好きなファンドを想定していただいて結構です。あくまで試算ですから。

1. バランス型投信
2. 国内株式投信
3. J-REIT投信
4. 外国株式投信

さて、このとき、バランス型ファンドを中心に考えましょう。

Aの資産配分:バランス型60%、残り40%を3つで均等

小黒とら

Bの資産配分:バランス型20%、残り80%を3つで均等

小黒とら

さて、配分比率は大きく違いますね。

で、2007年3月末に100万円で投資して、その後は2015年6月末までバイ・アンド・ホールドしたとします。その結果は以下。

小黒とら

Aは129万円、Bは123万円です。

資産配分の差で6万円の差です。この差を大きいとみるかどうかですが・・・


資産配分の差、タイミングの差


先ほどは2007年の3月から投資しましたが、AとBの資産配分は変えないで、2008年の3月から投資していたらどうなったかも試算しました。

結果は!

A‘は156万円、B’は162万円です。その差は6万円ですが、さっきとはAとBの大小が入れ替わってます。

さて、この結果から何を考えましょうか。


あくまで一例ですけど


あくまで一例です。

小黒とら

でも、配分の違いによるリターン差(AとBの差、6万円)よりも、タイミングの違いによるリターン差の方が大きい(Aで27万円、Bで39万円)のです。

ということで、リスク資産の中でのウェイト変更をあれこれ悩むよりは、投資の入口と出口のタイミングを考える方が大事でしょうね。(完全に出口を向かえる必要はありません。一部の出口で結構です。)


まとめ、のようなもの


私は、資産配分やリバランスのことはそれほど考えてません。

リターンの多くを決めるのは、資産配分である以上に投資のタイミングだと思っているからです。

で、余談ですが、この先の株式市場は要警戒だと思っています。中国経済のスローダウンによって日本企業の業績もスローダウンすると、株価はより割高に見えてきますね。

ブログ村:よろしければ一押しをお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

山崎元氏と吉永高士氏 「金融マンに人生相談」について

週刊東洋経済の吉永高士氏の記事に言及する形で、山崎氏がダイヤモンドオンラインに「金融マンに人生相談するな!」という記事を書いています。[外部記事]

その山崎氏の記事に対して、吉永氏が「『金融マンに人生相談』をしてはいけないのか」という反論記事を書いてます。[外部記事]

いやぁ・・・興味深いやり取りです。

今回は金融相談と手数料についてです。


流れを追ってみると


まず、流れを追ってみると

1. 「週刊東洋経済」6月20日で吉永氏が「米国『証券革命』の実情」という記事を書いた。
2. 山崎氏はその記事をもとに、ダイヤモンドオンラインに「金融マンに人生相談するな!」と題する記事を載せた。
3. その山崎氏の記事に対して、今般、吉永氏が「『金融マンに人生相談』をしてはいけないのか」を執筆した。

という経緯です。

吉永氏の3.の記事から引用すると

一方で、紙幅の都合で拙稿の中で触れなかったデータや説明を省いた部分については誤解されてしまったところもあり、その点については純粋に事実関係を補足したいと考えた。


ということです。


ゴールベース資産管理型営業


1. の東洋経済の元記事はウェブで探しても全部は読めないと思います。ただ、少し古くなりますし同じ内容とは言えないのですが、吉永氏は「月刊資本市場」 に記事を投稿していますので、こちらが参考になると思います。[外部記事]

さて、東洋経済の元記事と月刊資本市場の内容を読むと、「ゴールベース資産管理型営業」がいいか悪いかは、ニュートラルに考えていいんだろうというのが私の考え方です。

一般の人にとって、金融や資産運用のことはなじみが薄いですから、誰かそれなりの人に相談に乗ってもらうのは悪くないことです。

「ゴールベース資産管理型営業」とは、有意義な相談と助言をするために顧客のゴールベースで考えるということですね。で、ゴールはケースバイケースでしょう。10人いれば10のゴールがあるわけで、カスタムメイドの相談になるわけです。

そのようなサービスに対して、それなりのフィーが発生するのは当然のことだと思います。


吉永氏の反論


吉永氏のダイヤモンドオンライン上の反論は抑制された大人の対応で、「年1%超の手数料は、はたして高いのか」という論点は興味深い点です。

ただ・・・

1%以上の手数料を毎年払うようでは「資産運用落第者」だ
手数料の高いファンドは手数料稼ぎの肥やしに過ぎない

という人と、

1%を超える手数料でも、リーズナブルになるケースはあると考えている
最終的に顧客が決めて、しかるべき水準に収斂するものだと思う

という人とでは、おそらく議論は平行線かも。


まとめ、のようなもの


私としては、フィーはサービスの対価で評価すべきだと思ってます。

将来の家計のマネープランを予測してくれて、いまのポートフォリオを分析してくれて、その上で、よりよいポートフォリオを助言してくれるのであれば、それなりのフィーがかかる話でしょう。

もちろん自分でポートフォリオの診断ができて、自分でマネープランを管理すれば、自分でETFを組むことで格安に仕上げることもできます。

で、マネープランを金融マンに相談すべきか否かですが・・・

金融マンだからダメってことはないと思います。

金融マンじゃなくても、アフィリエイト目的で特定の金融機関や特定の投信を推す人や、保険の販売に精を出すFPはいるわけで、そういう人の意見を聞いたらその人の有利な方に誘導されるわけですから。

金融マンかどうかは関係ないです。

相談相手は、その人の言っていることをあなたが納得できるか、その人はあなたの立場に立っていると感じられるか、で決めればいいと思います。

ブログ村:よろしければ一押しをお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

この植物は食用でしょう

以前「この植物は観賞用です 食用ではありません」という記事を書きました。

今回はそことは別の場所で、いいものを発見しました。(^^)

283_ogurotora.jpg

これは・・・

まぎれもなく食用でしょう。

違うかな。(-_-;

とある公園にあったんですが、誰かがビニール紐でちゃんと手入れしているんですね。

取っていいのは写真だけ。

心を入れ替えました。

暑い日が続きますが、ゆっくり歩くといろんなことに気がつきますね。

ブログ村:よろしければ一押しをお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

ポートフォリオのリスクの計算式とエクセルでの計算方法

複数の投資信託を持っていれば、それはもう立派なポートフォリオです。

自分のポートフォリオのリスクを把握していますか?

今回は、ポートフォリオのリスクの計算式とエクセルでの計算方法です。


ポートフォリオのリスクの計算式


ポートフォリオのリスクの計算式は以下です。

ポートフォリオリスク 小黒とら

世の中には、数式で示す方がわかりやすい人もいれば、文章で説明した方がわかりやすい人もいます。

で、上の式は数式の人向けです。

文章の人向けにはこれから説明します。

まず、σpがポートフォリオのリスクです。それは、N個ある複数の資産(N個ある複数の証券でも、N個ある複数の投資信託でもいいです)のそれぞれについて、N×N個の組み合わせで、個別のウェイト(w)とリスク(σ)と相関(ρ)を掛け合わせて計算します。

掛け合わせた計算結果は、ポートフォリオの分散(variance)値になります。リスクは通常は標準偏差を使うので、ルートにします。(分散のルートが標準偏差)

さて、余計ややこしくなりました・・・ (-_-;


リスクを計算するには


具体的に、5つの投信で作ったポートフォリオのリスクをエクセルで計算しましょう。

必要なのは「分散・共分散行列」(Variance-covariance matrix)です。

分散・共分散行列を作る前に、5つの投信のリスク(標準偏差)と相関を計算します。セル(C2:G2)と(B3:B7)が標準偏差、(C3:G7)が相関です。

ポートフォリオリスク 小黒とら

セルの(C11:G15)が分散・共分散行列です。


分散・共分散行列


分散・共分散行列は、各資産の相関行列とリスクから計算します。具体的には以下です。

282_portfolio_02.png

分散・共分散行列ができたら、あとはそれぞれの投信のウェイトを掛けていくだけです。

ポートフォリオのリスクは、セル(H21)で計算します。

エクセル式では、MMULTという関数を使います。

セル(H21)では
{MMULT(MMULT(ウェイトの行,分散・共分散行列),TRANSPOSE(ウェイトの行))}^0.5

という式を入れています。

^0.5は、ルートを取るのと同じことです。

#VALUE!というエラーが出たら、CTRLとSHIFTを押しながらENTERを入れてください。配列数式なので、単にENTERを入れるとエラーになります。

と、ここまで書いて思いました。

面倒くさい・・・と


気休めかもしれないけど


リターンは予測できないと思っている人は多いですし、実際、相場を的確に予測するのは難しいと思います。

とはいえ、投資をするからには、割高なのか割安なのか、マクロ経済が上向きなのか成熟局面にあるのか、といったことはある程度は分析できるでしょう。それに、ポートフォリオのリスクはある程度は合理的に見積もることができます。

適格な予測は難しいとしても、現状を分析してちょっと先を予測することと、リスクを見積もる努力は、やらないよりはやった方がいいですよね。

ということで、自分の投資しているポートフォリオのリスクは、たまには見積もってみるといいかもしれませんね。

今日はちょっと固めの内容でした。(^^)

ブログ村:よろしければ一押しをお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

NISAのデメリット

証券会社からのNISAの勧誘がしつこいという話がありました。(笑)

野村アセットマネジメントは、NISAの口座数が年末には1千万口座に迫る見通しと試算していますし、来年はジュニアNISAもスタートします。

NISAが盛り上がっているのかな

というわけで、今回はNISAのデメリットについて


なんでデメリット?


なぜメリットではなく、NISAのデメリットを取り上げるのか。

それは、メリットは証券会社などの金融機関が大いに宣伝しているからです。メリットはもう十分でしょう。

だからデメリットです。NISAの仕組み自体は少し複雑で、わかりにくいところがあります。投資のスタイルにもよると思いますが、私にとっては「使い勝手の悪い仕組み」です。


NISAの仕組みのおさらい


以下のような図を見たことがあると思います。NISAの説明でよく使われる概念図です。

281_NISA.png


で、NISAで押さえるポイントを箇条書きすると

1. 年間の新規購入枠100万円(2016年から120万円に拡大)の非課税枠が与えられる。
2. 非課税枠の範囲内では、投資の値上がり益も配当金も非課税。
3. 非課税枠の存続期間は5年間。ただし途中売却したらそれまで。非課税枠の再利用は不可。
4. 制度の継続期間は2014年から2023年の10年間。

こんな感じです。

最大のメリットは非課税ということです。どんなに儲けても非課税です。

ただし、金額と期間に制限がありますが・・・


NISAのデメリット


さて、NISAのデメリットの話をしましょう。

NISAのデメリットを箇条書きにすると、こんな感じです。

1. 投資期間に制限がある
2. 一度売却したら、投資枠は終了する
3. 特定口座とは分離された独立した口座(損益通算できない)

あまりデメリットを強調してもしかたないので、ポイントを3つに絞ります。


NISAのデメリット1:期間の制限


2015年、今年のある時点で100万円投資したとします。そうすると、2015年を含めて5年後の年末である2019年末に非課税枠は終わります。でも、そのとき証券を保有していたら、2020年の投資枠を使うことで、そのまま持ち続けることは可能です。いわゆるロールオーバーです。

先にあげた図表で、2020年の時に黄色い矢印で下に降りているのはロールオーバーを意味します。

ただし、2020年にロールオーバーしたとしても、2024年末にはもうロールオーバーはできません。制度が終わるからです。

で、投資していた分は2024年末までに売ってしまうか、2025年以降は課税される特定口座に移すかしないといけません。

特定口座に移す場合は、その時の時価を引き継ぐので、含み損を抱えた銘柄を移す場合は要注意です。

2015年に100円の株価だったものを、2020にロールオーバーして持ち続けて、2024年末のときに80円になっていたら・・・

NISAではない一般の課税口座では、簿価80円で受け入れることになります。

課税口座で当初の100円に戻ったところで売ると、80円から100円になったとみなされて、その分のキャピタルゲインに課税されます。

NISAの制度が恒久的でなく、終わりがあることのデメリットの一例です。

NISAがモデルにした英国のISAは恒久化されたので日本もそうなるかもしれませんが、現状では終わりがある制度です。


NISAのデメリット2:下車前途無効


非課税枠は5年間存続します。

でも、途中で売却すると、もうそこまでです。非課税枠の再利用はできません。

5年間有効のチケットを持っているつもりでも、途中下車すると前途無効になるんです。

NISA口座では、バイ・アンド・ホールドの長期投資を想定しているのでしょうが、売ることをためらってしまう仕組みです。

私は、投資の判断は誤りが付き物なので、売買の柔軟性は確保しておきたいという考えです。だから、NISAの下車前途無効、再入場不可という仕組みは、使い勝手が悪いなーと思ってしまいます。

実際、私はそれほど頻繁な売買はしないのですが、心理的にはNISAは使いにくいです。


NISAのデメリット3:損益通算ができない


NISA口座は独立した口座です。他の口座との損益通算はできません。

たとえば、NISA口座で利益が出て、特定口座(源泉徴収あり)で損失が出た場合。

このときは、もともとNISA口座は非課税なので気にしなくてOKです。NISA口座の利益はそのまま全部受け取れます。

しかし、NISA口座で損失が出て、特定口座(源泉徴収あり)で利益が出た場合。

特定口座の利益をNISA口座の損失で圧縮する損益通算はできません。

NISA口座の最大のメリットは非課税ですが、投資に関する課税を考えるなら、NISAとその他の証券口座との総合的な税負担を考えたいですね。

相場は常に上昇するとは限りませんから。


まとめ、のようなもの


NISAのデメリットは主に3つあります。制度に時限性があること、非課税枠が使い切りなこと、他の口座との損益通算ができないことです。

一方で、NISAには非課税というメリットがあります。

まあ、一般的な結論ですが、メリットとデメリットの両方を理解して、利用するなら利用しましょうということです。

蛇足ながら・・・
NISAは政府が2020年までに25兆円という目標を掲げています。

金融庁の資料では、2014年末時点でNISA口座での総買付額は2兆9,769億円です。

目標にチャレンジ!しないといけませんね。(^^;

ブログ村:よろしければ一押しをお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

第3の企業年金創設って、どうなるのか興味あり

「第3の企業年金創設 会社単位で運用、給付は変動」というニュースがありました。
[外部記事]

これから厚生労働省が金融庁などと制度設計を詰めるようなので、いまのところは具体的なプランは開示されてません。

確定給付型の年金では企業の負担が重く、確定拠出型の年金では個人が負うリスクが大きいので、その折衷案としての「第3の年金」が検討されています。

さて、どういう制度設計になるんだろう・・・

気になります。


第3の年金


第3の年金は、オランダの「集団型確定拠出年金」という制度を参考にするという話があります。

普通の確定拠出年金は個人で投資先を決めないといけないのですが、投資の知識やノウハウを持っている人はそうそういるわけではないので、個人に任せるとリスクの取り方が極端だったりするんですね。

強気に偏る人もいれば、安全一辺倒の人もいるという感じです。

「集団型確定拠出年金」では、投資の意思決定は個人個人ではなく、会社などの事業体で行って、その投資結果は加入者が負うことになります。

集団的確定拠出型年金は私にとってはまだなじみがなく、情報不足のところもあります。この先、もう少し情報収集していこうと思います。


この先の事を思うと


さて、一般的な確定給付と確定拠出について考えてみました。

確定給付型の年金は、個人にしてみれば基金にすべてお任せのスタイルです。

一方で、確定拠出型は自己責任論の最たるもので、結果はすべて個人が負うことになってます。たしかに、うまくいけば個人の利益ですから、その分のリスクも負わなきゃいけませんね。

とはいえ、老後の資金を確定拠出に依存するのは不安ですよね。

コアの部分は確定給付で固めて、確定拠出はプラスアルファの感じでしょう。

ただ、この先長い目で見ると、確定給付から確定拠出へのシフトは進むでしょう。国も企業も財務負担が重たくなってますから、個人の年金は個人の自助努力で・・・という流れでしょうね。


となると・・・


となると、この先必要になるのは、やはり投資の知識とノウハウでしょう。

投資の知識とノウハウは、あって損はないモノになりますし、その重要性は増すばかりです。

これまでは所得の違いが年金額の違いになっていましたが、この先は、運用の違いが年金額の違いになるという部分が増えそうですね。

時代の流れなんでしょうけど・・・

ブログ村:よろしければ一押しをお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

上弦の月の2日前

今日は月がきれいです。

日が落ちて空が群青色になる8時ごろの月を見ました。澄んだ濃い青色のなかに明るい黄色がやさしい感じでした。

最近は目が弱くなっているので、少しぼやけて見えるのですが、それもまたいいもんです。

今日の月は半月にちょっと満たないくらいの半欠けの月です。

あさっての金曜日に上弦の月になります。上弦はだんだん満月になっていく方の半月ですね。

で、上弦の月です。

上弦の月を見上げたときに、お月さんのいる場所に私たちが4時間前にいたんです。

上弦の月のある場所に、4時間前に地球がいたってことです。

地球の軌道と月の軌道の関係がそうなっているからなんですけど、そんなことはどうでもいいですね。

上弦の月を見かけたら、4時間前に私たちはそこにいた。下弦の月を見かけたら、4時間後に私たちがそこにいる。

そう思うと、月を見るのも感慨深くなりませんか?

息抜きのお話でした。

ブログ村:よろしければ一押しをお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

ポートフォリオのリバランスは必要か

Q. 定期的に資産配分の見直し(リバランス)をやった方がいいの?

とら:どっちでもいいです。(-_-;

今回はリバランスについて


ポートフォリオのリバランスとは


ポートフォリオのリバランスとは、資産配分のズレを当初の計画に戻すことです。

資産間のリターンの違いにより、だんだんと時価ベースの組み入れ比率が当初の計画から外れていきます。たとえば、今のように株式市場に勢いがあるときは、株式のウェイトが大きくなっている人が多いと思います。

で、リバランスとは、変動した時価ウェイトを当初に計画したウェイトに戻すことです。

上昇局面では、上昇の大きかった資産を売って、上昇の小さかった資産を買います。下落局面では、あまり下落しなかった資産を売って、大きく下落した資産を買うことになります。


リバランスをした方がいい場合、しない方がいい場合


株式市場が好調で時価ベースの株式の比率が高まったので、株式の一部を売って債券を買ってリバランスしたとします。

それで、リバランスの後、つまり株式の一部を売った後、
1. 株式の上昇トレンドが転換して、リバランス後に株式が下落した
2. 株式の上昇トレンドが続いて、リバランス後にさらに株式が上昇した

このケースでリバランスの効果を考えると

1. リバランスしてよかった
2. リバランスしない方がよかった

となりますね。

リターンの観点でリバランスがうまくいくかどうかは、その後の相場次第です。


リスク管理の観点からのリバランス


相場の調子がいい時は国内株式や外国株式といったリスク資産が大きく上昇するので、ポートフォリオの中でリスクの大きな資産の比率が高まります。

そこで、ポートフォリオのリスク水準を一定に保つためにリバランスをしましょう、という考え方があります。

教科書的にはその通りです。

でも、リバランスをしても、ポートフォリオのリスク(標準偏差)はそれほど大きくは変化しないのが実情です。手元計算で年率10.3%のリスクが、うまくいったケースで9.9%に低下するくらいです。

リスク管理の観点でリバランスの効果はそれほど期待しない方がいいでしょう。


リバランスの頻度、具体例


(面倒なら読み飛ばして、「まとめ、のようなもの」に進んでも大丈夫です)

過去10年のデータで具体例を見てみましょう。2005年6月から2015年6月までです。

資産配分の基本計画はGPIFを手本にしました。国内株式25%、国内債券35%、外国株式25%、外国債券15%です。

それぞれの資産のインデックスファンドに投資することにします。具体的には以下のファンドです。
国内株式:DIAM国内株式インデックスF
国内債券:三菱UFJDC国内債券インデックスファンド
外国株式:野村外国株式インデックスF(確定拠出年金)
外国債券:DCダイワ外国債券インデックス

この条件で、
リバランスをしない、1年毎にリバランス、2年毎にリバランス、3年毎にリバランス、4年毎にリバランス、5年毎にリバランス、ウェイト乖離に閾値を置いてリバランス、の7種類で試算しました。

ウェイト乖離に閾値を置いたリバランスは、国内株式または外国株式のウェイト(ともに基本ウェイトは25%)が、30%を超えた場合か20%を下回った場合にリバランスを実施します。

結果は以下です。

リバランス 小黒とら

リスク・リターンをプロットしたものが以下の図です。

リバランス 小黒とら

リバランスの効果は多少見られます。

では、1年毎がいいのか、2年毎がいいのか、ですが・・・

それについての正解はありません。相場次第です。

以下の図は、当初100万円で運用した10年後の試算です。

リバランス 小黒とら

リバランスを実施しないケースで158万円。
1年毎のリバランスなら166万円、2年毎のリバランスなら172万円と改善していきます。でも、3年毎のリバランスなら162万円、4年毎のリバランスなら161万円と2年毎のリバランスに比べると悪化します。

どのくらいの頻度でリバランスするのがいいかは、相場次第のところがあります。


まとめ、のようなもの


リバランスが効果を発揮するのは、その後の相場次第ですし、リバランスによるリスク軽減効果はそれほど大きくないです。

どのくらいの頻度でリバランスするのがいいかも、相場次第です。

ですから、○年ごとにとか、年に○回とか、誕生日のときに・・・とか、そういう定期的にリバランスを行うのは、それほど合理的な理由があるわけじゃありません。

ということで、あまりリバランスに神経質にならなくてもいいでしょう。気が向いた時にやればよくて、気が向かなければやらなくてもいいし、って感じですね。

ただ、私としては、ここ数年の相場上昇でリスク資産のウェイトが高まっているのなら、利食いでも、リバランスでも、言葉はどうであれ、資産の一部を売っておいてもいいのではと思います。

ブログ村:よろしければ一押しをお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ