2015年03月 の記事一覧

「テルママ式」ってどうなの?

先日、友達とお茶してたら「テルママ式」ってどうなの?と聞かれました。

テルママ式というのは、毎月分配型の投信を買って、その分配金で生命保険の保険料を賄いましょうという投資方法です。

そういえば以前に投信の記事を書いたときに、みみんさんから「テルママ式」というコメントを頂いたなーと思い出しました。そのときはそういう投資法もあるんだな・・・という程度にしか考えていませんでした。

今回、ちょっと調べたのでレポートします。


まずおことわり


まず、お断りをしておきます。

私はテルママ式を推奨しているブログの記事をすべて読み切ったわけではありません。一部は非公開だったりもします。そのため私の方に誤解や理解不足があるかもしれません。

限られた情報の中での分析です。その点ご容赦ください。


さて、分析


まず、分析の枠組みを整理します。

保険とか投信とか、そういう形態はあまり重視せず、キャッシュフローだけを追いましょう。面倒なので税金も手数料も考慮しません。為替リスクもです。


投資対象1(終身保険:ドル建て)のキャッシュフロー


テルママ式のブログには具体的な商品が書いてなかったので、一例としてメットライフ生命の「USドル建IS終身保険」を使います。

投資対象1(終身保険:ドル建て)
毎月の拠出額:238.40USドル
拠出期間:15年(180か月)
保険金額:100,000USドル(死亡・高度障害保険金)

100,000ドル(およそ1,200万円)の保険金に対して、毎月3万円近い金額を拠出するのは、もちろん貯蓄の要素もあるからです。

メットライフの「USドル建IS終身保険」では、貯蓄の部分は最低保証が3%です。メットライフの場合、貯蓄の効果が出るのは(払込額より解約返戻金が多くなるのは)、経過年数で20年してからです。

保険料の払い込みを30歳で始めて50歳になった時に解約すると、

総拠出額の42,912ドルに対して、返戻金は46,432ドルになります。返礼率108%です。長くなれば返礼率は高まります。

で、この生命保険ですが・・・

生命保険の機能を抜きにして、貯蓄商品として考えてみましょう。毎月、238.40USドルを15年積み立てて、年率3%で20年間運用した場合、

42,912ドルの拠出に対して、62,680ドルになります。

整理するとこうなります。
拠出額:42,912ドル
返礼額:46,432ドル(返礼率108%)
運用額:62,680ドル(リターン146%)

62,680ドルと46,432ドルの差は、拠出額のうちで生命保険の機能(死亡保険金100,000ドル)に使われるお金があるためと、生命保険会社の運営コストがかかるためです。

私としては、死亡保障と投資は別に管理した方がいいと思っています。ただ、ともかく、いまはUSドル建の終身保険に加入するとして話を進めましょう。


投資対象2(毎月分配投信:日本円建て)のキャッシュフロー


外貨建ての保険を購入するのに、毎月238ドル必要です。この238ドルを捻出するために投資信託の分配金を利用します。

テルママ式のブログに、「例えば200万を投資信託にいれれば月25000円は分配金は来ます。」とありましたので、以下のように考えます。

投資対象2(毎月分配投信:日本円建て)
投資元本:2,000,000円
毎月分配額:25,000円(238ドル相当、1ドル105円程度)
運用期間:15年(180か月)

さて、これで分析するとどうなるか?


投資対象2(毎月分配投信:日本円建て)の利回り


毎月分配で分配金を払い出し、ちょうど15年で元本が払底するとしたときの利回りを計算しました。15年にわたって25,000円の分配ができるための、必要最低限の利回りです。

その結果は、年率:13.54%(月率:1.06%)です。

円建ての投信の利回りが13.54%より低ければ、分配金が15年も持ちません。元本がなくなってしまいます。

投信の分配金で保険を買うというスキームは、安定性の低いスキームだと考えたほうがいいです。


まとめ、のようなもの


テルママ式の感想ですが・・・

まあ、複雑だよねー

というのが率直な感想です。

死亡に備えたいのなら死亡保険に入ればよくて、資産形成が目的なら貯蓄なり投資した方がわかりやすいです。

複雑にすればするほど、何をやってるのかわからなくなります。

ちなみに、「テルママ式」ってどうなの?と聞いてきた友達には、後日

○○さんは生命保険は重要じゃないでしょ(一家の大黒柱ではないので)
死亡保険と貯蓄のセットメニューは、あまりお得じゃないよ
毎月分配の投信は、分配金水準がずっと続くとは限らないよ
資産形成(老後の備え)なら、貯蓄とインデックス投信でシンプルにやった方がいいよ

と答えておきました。

結論:
リスクへの備えや資産形成は、シンプルな金融商品、シンプルな投資スキームでやるべきでしょう。

関連記事
分配の持続性分析 新光 US-REITオープン(愛称:ゼウス)

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暖かくなると外出が増えます

さくら 小黒とら

今日は浅草に出かけたついでに、隅田川沿いの桜を見てきました。

外国人観光客が多かったです。円安効果もあるんでしょうね。

円安で輸入物価が上がって庶民の生活が苦しくなる・・・という説もあるのですが、トータルで考えると、今の水準は日本経済にとっては悪くない水準だと思います。円安の方が外国人旅行者が日本に来やすくなって、日本での財布の紐も緩みますし、外国人による日本への投資もしやすくなりますから。

米国の利上げが年内にありそうなので、もう少しは円安かな(125円くらい?)と思ってます。

株も為替ももう少し伸びしろがあるとは思いますが、米国の利上げが始まった後の相場動向は気になります。米ドル建てで見た新興国の株価指数(MSCI EM)は上値が重たい感じですし。

まあ、あまり慎重論を述べてもつまらないですね。

クマが出るかもという意識を持っていれば、まだしばらくは森の中を歩いていて大丈夫でしょう。

オオカミ少年ならぬ、クマおっさんでした。(^^)

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職業としてのリベラルと、堀江貴文氏の正直さについて

27日放送の「朝まで生テレビ!」で堀江貴文氏と荻原博子氏のかみ合わない話について。

概要はこちらをご覧ください。[外部記事]

私はどちらかというと堀江さんの考えに近いです。投資に回さなくても、貯蓄しておけばだいぶ違うでしょうね。

荻原さんの意見が間違ってるとまでは思いませんが、朝まで生テレビであげた例は、やろうと思えば貯蓄や投資ができた人が、それをやらなかったということです。

最初から経済的に困窮して、貯蓄したいと思っていたけど、とうとうできなかった、というケースとは違います。

経済弱者のことを本気で思うなら、その点は分けるべきでしょうね。


私が堀江さんの意見を支持する理由


私が堀江さんの意見を支持するのは、堀江さんが困窮に至るプロセスを的確に指摘していると思うからです。翻って、荻原さんの意見は、困窮の帰責性について目を向けているようには思えませんでした。

問題の原因に目を向けないと、本当に有効な対策は打てないでしょう。

荻原さんのことではなく、一般論としてですが、テレビに出てくるジャーナリストや評論家、キャスターの多くは、経済弱者に寄り添ったような意見を言います。しかし、なかには困窮の帰責性に目を向けない、あるいは、意図的に別のところに目を向けるケースが多いと思います。

弱者に優しいポーズを取った方が職業としてはやりやすいでしょうから、「弱者にも問題があるのでは?」とは言えないんでしょうね。職業としてのリベラルですね。

そういう点では、堀江さんの方が正直だと思えます。


まとめ、のようなもの


なお、私としては、現に困窮している人に対しては、その原因のいかんを問わず、「健康で文化的な最低限度の生活」を営めるような福祉は必要だとは思います。(堀江さんも自己責任と言っていますが、だからといってすべてを切り捨てて、生存権まで否定するような過激意見ではないはずです。念のため補記)

まあ、何が言いたいかというと、失業問題や貧困問題、格差問題を取り上げるなら、情緒的に取り上げるのではなく、問題の原因に目を向けたいですね、ってことです。

問題の原因にちゃんと目を向けて議論しないと、実のある対策は取れないですよね。

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さくら 午前と午後では印象が違いました

さくら 小黒とら


さくら 小黒とら


最初の写真は今日の午前中。2枚目は午後です。午前中は晴れてたんですけど午後からは曇天なので、印象がだいぶ違います。晴れの方がコントラストがあっていいのですが、曇りで撮るとやわらかい印象がありますね。

写真を趣味にしようと試行錯誤中で、今回のテーマはボケです。

とりあえずボケてます。ボケすぎかも・・・

さじ加減が難しいです。経験を積んでいくと、コツがつかめるようになるんでしょうね。

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数学が苦手でも 気軽に読める数学の本

今日は文庫本を片手に外出しました。

暇つぶしに読もうと思っていた本ですが、面白い部分があったので紹介します。


ゼータ関数


数学の本です。

とはいっても文庫本で軽く読める本なので、数学が苦手な人でも大丈夫です。逆に、数学が好きな人には物足りない内容かもしれません。

私にとっては、へぇ~、そうなんだ・・・という驚きのあった本です。

何が面白かったかというと、ゼータ関数というものです。

ゼータ関数とは、以下の式で表される関数 ζ のことです。

0889bd7c89a4cbd65441a880fd20e61d.png

え?( ゜_゜;)

というわけで、この式はこけおどしです。気にしなくて大丈夫です。


ゼータ関数の意味


わかりやすい具体例を出すと

ζ(2) = 1/1 + 1/4 + 1/9 + 1/16 + 1/25 ・・・

というように、1の2乗の逆数+2の2乗の逆数+3の2乗の逆数+4の2乗の逆数・・・というように、自然数の2乗の逆数を足していくものです。足すのは無限にです。

さて、ζ(2) ですが、自然数の2乗の逆数を無限に足していくとどうなるか

それは、1.644934066・・・

で、この数値が何を意味するかですが

実は、この数値を6倍して平方根を取ると、πになるのです。円周率です。

自然数の2乗の逆数を足していったら、円周率が現れるということです。


で、なんで円周率?


自然数の2乗の逆数を足していったら円周率が現れる理由ですが、それはわかりません。数学者は理解しているでしょうが、本には書いてなかったし、たとえ書いてあっても私には理解できないかも。

もっというと、ゼータ関数にはπが出てくるだけでなく、すべての素数とも関係しているとのことです。

奥が深すぎて、へぇーそうなんだ・・・です。

なぜそうなのかはわかりませんが、自然数と円周率と素数がつながってるんですね。


知的好奇心


こういうことを研究している数学者の頭の中って、ぶっ飛んでる感じがします。

アンドリュー・ワイルズ氏がフェルマーの最終定理の証明を完成させるまでのドキュメント本があるのですが、その本を読んだ時も数学者ってぶっ飛んでる感がしました。

数学や物理学の本を読むと、もっともっといろいろなことが知りたくなります。

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完璧リタイアしたら、午前中は体を動かし、午後はこういうところで読書がしたいものです。写真引用元

東京じゃ無理ですね・・・ 「人生の楽園」に踏み出すべきか・・・ (-_-;) 

- - -
本を紹介します。こちらはあまりおすすめではありません。

世界を読みとく数学入門 日常に隠された「数」をめぐる冒険 (角川ソフィア文庫)

新品価格
¥802から




こちらの方が面白いです。人間ドラマなので数学が苦手でも楽しめます。こちらもゼータ関数が出てくるので、ゼータ関数と円周率と関係があると書いてあったかもしれませんが・・・覚えてません。モジュラーとか、谷山志村予想といった言葉は覚えてるんですけどね。

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

新品価格
¥853から



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チューリップ観察日記

小黒とら

近所の保育園のチューリップです。つぼみが膨らんできました。そろそろです。

たまにしか見に行かないので、あ、こんなにつぼみになってたんだ、という思いです。一日一日の変化が大きいです。

2015.2.22 花が咲くのが待ち遠しい
2015.3.14 保育園のチューリップ その後

最初にチューリップに気がついてから1カ月です。まだ1カ月、もう1カ月。時間の感覚って不思議ですね。

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大塚家具 どっちが勝つかを予想しました

明日は大塚家具の株主総会です。

私は株主ではないので、あまり興味を持たずにいました。

なので、状況をあまり深く調べないままに、明日の総会を大胆に予測します。ちょっといい加減です。(^^;)


おそらく久美子氏の勝ち


私は久美子氏が勝つと思います。

残念ながら勝久氏は多数派を占められないでしょう。

なぜそう思うか。

それは、機関投資家(生保や投信などの金融機関)が、久美子氏を支持すると思うからです。


機関投資家が重視すること


機関投資家は、スチュワードシップコードとかでコーポレートガバナンス(企業統治)を重視します。

久美子社長と勝久会長の経営戦略の優劣は、正直なところ判断が付きません。会員制の高級路線がいいのか、中価格帯がいいのかは、まあ、一長一短でしょう。ひとまずは。

で、経営戦略で明確な差がないとして、機関投資家は企業統治を重視するはずです。


勝久会長と久美子社長


一部の報道によると勝久会長の経営はワンマンだという評判です。一方、久美子社長は、大塚家具をファミリービジネスから普通の公開企業へと脱皮を図ろうとしています。

この路線の差は明確でしょう。

ワンマンで大株主でもある勝久会長は、取締役会を軽視しているという報道もあります。一方、久美子社長は社外取締役の導入などの改革を進めています。

おそらく、コーポレートガバナンスの点から、機関投資家は久美子氏を支持すると私は予想しています。

それに、機関投資家は普通は特段の理由がない限り株主提案には賛成しませんし、機関投資家に議決権をアドバイスするISSは久美子社長を支持してますので、機関投資家の票は久美子社長に入るでしょう。

機関投資家が久美子社長の会社提案に賛成する可能性が高い。そうすると久美子社長の勝ち。私はそう思ってます。

まあ、当たるも八卦、当たらぬも八卦です。

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都内でさくらが咲いてます 春ですね

最近は日差しが強くなってますね。

暖かさも増してきてすっかり春気分。

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写真を撮るのを趣味にしてから、自然の移ろいに敏感になった気がします。

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住宅バブル崩壊と金融危機で台無しになった老後設計

米国のシニア世代も大変だという話題です。

ウォールストリートジャーナルにあったバロンズのコラムです。[外部記事]

今回は米国のシニア世代の状況について


ゼロ金利で預金利息の当てが外れた


ウォールストリートジャーナルの記事の主要部分を引用します。

 これまで銀行の譲渡性定期預金証書(CD)の利子を当てにしてきた退職者たちが、インフレ率を下回る利回りを受け入れざるを得ないという現状がある。つまり、彼らは少しでもましなリターンを得るために、投資でより大きなリスクを取ることを迫られているのである。



譲渡性定期預金証書(CD)とは、まあ、定期預金です。元利が決まった安全な貯蓄です。米国では預金金利が高かったので、年金生活者は預金利息を生活費に充てていました。しかし、リーマンショック後の米国のゼロ金利政策で当てが外れています。

米国のシニア世代は、ゼロ金利で利息収入が当てにできなくなってます。


持ち家は資産でなくなっている?


米国のシニア世代はゼロ金利で困っているだけでなく、住宅バブルの崩壊の余波も受けているようです。

以下、引用

 かつては持ち家を主要資産として使うという老後の生活設計もあった。高齢者たちは着実に価値が高まり、売却すればほぼ確実に大きな利益が得られた住宅を当てにすることができた。

(略)

 このようによく練られた計画は、住宅バブルの崩壊と金融危機でずたずたにされてしまった。不動産サイトのジロー(Zillow)が先週公表した報告書によると、第4四半期に依然としてその価値を上回るローン残高を抱えた「アンダーウォーター」状態の住宅の割合は16.9%もあったという。



記事によると、住宅バブルの崩壊で、持ち家の資産価値が下がっています。持ち家が(含み益を持った)資産としてはカウントできず、場合によっては売ってもローンが返済しきれないという状況も起きています。

シニア世代はローンを返し終わってるでしょうから、「アンダーウォーター」状態というのは現役世代の住宅事情かなという気もしますが、ともかく、持ち家は資産になるという状況ではないようです。


日本が米国に先行している?


ゼロ金利で金利収入を当てにできない。住宅も資産としてカウントできない。

となると、いまの米国の状況は、既に日本が経験していることですね。米国のシニア世代も大変です。

まあでも、お金はあればあるように、なければないように生活するしかないです。老後のことをいろいろ考えても、なるようにしかならないし、何とかなるもんですよね。

とりとめのない話題でした。

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日本の財政が破綻して困るのは誰かを考えると・・・

日本の財政が破綻して困るのは誰かを考えると、まあ絶対破綻しないよね、と思えてきます。

今回は財政破綻、国債暴落について


日経さんのエコノミスト批判


日経新聞が「どこに消えた、国債暴落のオオカミ少年」という記事で、国債暴落論を信奉するエコノミストを批判してます。

国債暴落論のロジックはシンプルです。財政規律が疑われると、金融市場で国債の安定消化が難しくなる、場合によっては国債が売られて、ひどい場合には国債が暴落するというものです。

財政が悪いと国債が暴落するという説がオオカミ少年になるのは、国全体のマクロのバランスという論点が欠けているからです。日本の国内にはお金が余っているんです。

国内にお金が余っているので国債の暴落は起きない、だからオオカミが出てこないのです。

政府の借金は大きいのですが、国全体のバランスは黒字です。だから国債暴落も財政破綻も、私は懸念には及ばないと考えています。

とはいえ、万が一、財政が破綻したら・・・について考えてみます。


財政が破綻して真っ先に困る人


日本の財政が破綻して真っ先に困るのは、公務員です。(^^)

仮に、政府にお金がない、企業にもお金がない、家計にもお金がない、外国もお金を貸してくれないとなったとき、国家の財政が破綻します。

そうなったら

日本の治安や安全を守る警察官や消防士も、公立学校の先生も、国家の維持に必要な法執行機関も動かなくなります。給料が払えないからです。裁判所も、自衛隊も、そこで働く人の給料が払えなくなります。

国の財政が破綻すると、国会議員にも歳費が払えなくなりますし、中央省庁の官僚にも給料を払えなくなります。

日本の財政が破綻して困るのは公務員。これは間違いありません。


まとめ、のようなもの


万が一、国債が紙くずになるような財政破綻に陥ったとき、一番困るのは公務員です。(もちろん年金生活者も、勤労者も、私も困るのですが)

財政破綻の懸念が高まって、国債が暴落して、国民が混乱する

となると、

ちょっと待てよ、消費税引き上げで財政再建じゃなくて、国会議員の歳費や官僚(公務員)の給料と年金を減らすのが先じゃない?

公務員の給料を下げろ、公務員の年金を減らせ! 官舎を売れ!

となりますよね。

財務省の官僚としては、それは嫌でしょう。

だから、財務省は何が何でも財政破綻は防ぐでしょうし、その前の段階でも、財政規律が緩むことで下手に国債市場が混乱するのも避けたいはずです。

そのために財政再建に取り組んでるのかも、と思えなくもないです。(^^;)

余談ですが
利回り5%くらいまで国債が「暴落」してくれても、それはそれでいいんですけどね。そうしたら国債を買いたいです。

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