カテゴリ:時事ニュース の記事一覧

米国で低インフレ懸念に思うこと

「FOMCで利上げ慎重論 7月議事要旨、低インフレ懸念」という記事がありました。
[外部記事]

7月のFOMC議事録で、何人かのメンバーが低いインフレ率を懸念し、追加利上げに慎重姿勢を示していたという内容です。

今回は、この記事に思うことです。


記事概要


7月のFOMC議事録では、インフレに対して中期的に2%で安定するとの見方が主流です。ただ、予想よりも低インフレが長引いたり、インフレ率が下振れするリスクを指摘するメンバーもいました。

失業率が低いのに低インフレです。完全雇用に近く、業種によっては人手不足なのにそれでも物価は上がりにくい。

米国でもそうなんです。日本と似ていますね。


失業率とインフレ


NAIRUという言葉があります。

インフレ率を加速させない失業率(Non-Accelerating Inflation Rate of Unemployment)のことです。

米国では5.2~5.5%と言われています。[出典]

で、いまの米国の失業率は「4.3%」です。(2017年7月)

インフレが加速してもおかしくない失業率なんですけど、インフレが加速する兆候は見られません。失業率は低いものの時間当たり賃金の伸びは弱めです。


思うこと


労働市場は逼迫しても賃金は上がりにくいですし、賃金が上がりにくければインフレも加速しにくいですね。

財やサービスの市場、金融市場、労働市場。

すべての市場で効率性が増せば、行き着くところは・・・

利益率、物価上昇率、利子率、賃金の上昇率が極端に低下する世界なのかもしれません。

高インフレって、少なくとも先進国では起きにくくなっているのかなと思います。

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共産党は「腐敗して無能」とAIが言っています

人工知能(AI)が「中国共産党は『腐敗して無能』」と発言して話題になっています。
[外部記事]

歯に衣着せないですね。AIのすごさを感じます。

今回はこの記事の雑感です。


AIの可能性


テンセントが中国で展開しているAIによるチャットです。記事を引用します。

「共産党万歳」との書き込みに「腐敗して無能な政治に万歳ができるのか」と反論した。

さらに「あなたにとって(習近平国家主席の唱える)中国の夢は何か」との問い掛けに「米国への移住」と答えたとされる。


いやぁ・・・

お笑いのボケとツッコミもAIで作れそうですね。(^^;

この先、AIがどうなっていくのか楽しみです。もしかしたら、老後には話し相手になってくれるAIがいるかもしれません。


AI脅威論


ちょっと話しは脱線します。

AI脅威論がありますね。AIによって職を奪われるという話しです。

専門性が低く、機械による代替性が高い職種は、AIに限らず機械化の脅威を受けてますね。それはいまに始まったことではないです。一方で、非定型の判断が必要な職種は、AIの脅威を受けにくいと言われています。

とはいえ、定型、非定型の垣根もテクノロジーの進化で変わっていくかもしれません。

どうなるか分かりませんが、AIが私たちの社会生活により深く入ってくるのは間違いないでしょうね。

脅威に感じる部分もあり、味気ないと思う部分もありますが、どうなっていくのか楽しみという思いもあります。

どうせなら楽しい未来を想像したいですね。


思うこと


それにしてもAIの切り返しは秀逸ですね。

中国の夢は、米国への移住ですか・・・

AIはネットにあるいろんな情報を取り込んで判断していると思います。となると、AIのお告げは、隠れた世論が出てきた結果かもしれません。あるいは中国にもネット右翼がいて、その人たちの声が強く出たのかも。

相手が中国共産党でも、AIはいろんなことを忖度しないんでしょうね。

サンプルバイアスやAIのアルゴリズムが気になります。

雑感でした。(^^)

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インデックス投資家は「原理主義者」というイメージ

日経電子版に「投資家の祭典、GPIFも初参加 個人とガチンコQ&A」という記事がありました。[外部記事]

GPIFの森新一郎氏のコメントがよかったです。

今回は、この記事に思うことです。


インデックス投資家は「原理主義者」?


記事で興味深かった点を引用します。

インデックス投資家はインデックス投資しかしない「原理主義者」というイメージもある。しかし実際は良いアクティブ投信があれば一部取り入れたいという柔軟さを持った投資家も多い。


「原理主義者」というイメージもある・・・

たしかに、そういうイメージはありますね。一部にですけど。

インデックス投資家を一括りにするつもりはありません。インデックス投資家の中にはアクティブ投信にも投資している人がいるでしょうし、インデックス投信だけに投資していてもアクティブ投資を否定しない人もいるでしょう。

一方で、「原理主義者」というイメージを持たれる要因もあるんでしょうね。


インデックスvsアクティブ


インデックス投資とアクティブ投資は永遠のテーマですね。

ドルコスト平均法と一括投資法、無分配型と毎月分配型、家を購入するか賃貸で住むか。これらは永遠のテーマであり、定番のテーマです。

で、それぞれにメリットとデメリットがありますし、人によって置かれている環境や重視する要素も違うわけですから、私は、誰にでも当てはまる絶対的な正解は無いという考えです。

インデックスか、アクティブか

という二者択一の考え方ではないということです。


投資に関してはノンバイナリー


昨日覚えたての単語、ノンバイナリーです。

男性か女性か、0か1か、敵か味方か、インデックスかアクティブか。そういう二分法でなくてもいいと思うんです。

私のジェンダーは男性ですけど、私の中にも女性的な面はあります。ジャム作りを楽しいなーと思うのは女性的な面かもしれませんし、花を見るのも好きです。

敵か味方かで人間関係を単純に二分化できないですよね。馬が合う、合わないはあるにしても、その閾値は漠然としていますし、流動的です。

単純に二分化できないことが世の中には多いですね。

なので、投資に関してもインデックス、アクティブで二分化して自分をどちらかに属させるようなことはしないです。


原理主義者のイメージ


「原理主義者」というイメージは、インデックス、アクティブで二分化して、そこに壁を作っているからかもしれません。

壁を築いて排他的になる。

私にとってはそれが「原理主義者」のイメージです。


二分化の仕方


二分化についてちょっと切り口を変えてみましょう。

インデックスとアクティブで二分化すると両者の違いは大きいですが・・・

投資する、投資しないで二分化するとどうでしょう。

投資しない人から見れば、投資する人の中でのインデックスとアクティブの差はそれほど大きくないのではないでしょうか。

二分化するにしても、切り口を変えると見えてくる風景は違うはず。大きな違いに見える事でも、スケールを変えるとそれほど大きくないこともあります。


思うこと


引用記事の中でGPIFの森氏のコメントにうなずきました。

アクティブ投資はやりますが、GPIFは金額が大きいので限界もあります。また市場は基本的には効率的ですから(=価格のひずみが長期間放置されることは起きづらい)、インデックスが中心。でも市場には非効率な面もありますから、一部資金はアクティブ運用で超過収益を狙うチャンスもあると思っています。


分かりやすいです。

森氏のコメントはインデックス運用とアクティブ運用の間に壁を作ってないですね。

投資においては、あるいは人生の他のことでも、AかBかという排他的な発想よりも、AもBもという包括的な発想をベースにした方がいいんでしょうね。

その方が楽しいと思います。(^^)

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世界初「性別不明」と認められた赤ちゃんに複雑な思い

人の性別を決めるのは、医師ですか?

という言葉で始まる記事がありました。[外部記事]

親はノンバイナリーのトランスジェンダーで、子どもの性別は本人にしか決める権利がないという考えです。

今回は、社会問題について


ノンバイナリー


「ノンバイナリー」という言葉を初めて知りました。

ノンバイナリー(non-binary)とは、バイナリーでないという意味なんですけど、バイナリーってなに?となりますね。

バイナリーとは「二進法」とか、「二つの要素からなるもの」を意味します。要は、0か1か、それ以外はない世界です。

二者択一です。

生物としての性別の場合、男性であれば女性でなく、女性であれば男性でない。そういう排他性を持っています。

一方、自分が認識する社会的な性別(ジェンダー)の場合、多層的で複雑です。男性にも女性的な面はありますし、女性に男性的な面もあります。社会的な役割分担は、ますます差を小さくする方向ですね。女性の社会進出や男性のイクメンとかです。

で、ノンバイナリーとは、ジェンダーの認識を男性、女性のどちらか二者択一にしない考えだそうです。中間的とかハイブリッド的な考えですね。


考えたこと


で、考えたことは

そうは言っても、赤ちゃんの性別を不明として、「子どもの性別は本人にしか決める権利がない」とするのは行き過ぎな気がするなー

というのが率直な感想です。

ご本人(赤ちゃんの親)は、自身を男性とも女性とも自認しないのですが、生まれた時に性別を「決められた」ことによって苦しんだという過去があるそうです。

ただ、そうだとしても、赤ちゃんは、性別を「決められなかった」ことによって苦しむ可能性もあるのではないかなと思います。


性別は権利?


記事で気になったのは、性別を決める権利という概念です。

性別を決めるのは「権利」なのかな・・・

医者は、権利があって性別を決めているのではなく、医学的見地から生物としての性別を確認しているに過ぎないですよね。医師に決定に関する裁量があるわけじゃないです。

性別を「決める」権利は、医師にも親にも、赤ちゃんにも無いです。ただ、受精した精子が持っていた遺伝子によって「決まる」ものですね。

決まるものなのだから、そのまま受け入れるのがいいと思うんです。

生物学的な性別を受け入れて、その上で社会的な性であるジェンダーをどう認識するか。そこは、権利というよりは自由の領域なんだろうなと思います。

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都民ファーストの会とテーマ型投信

都議会議員選挙で都民ファーストの会が圧勝しました。

これといった実績のある政党ではありませんが、既存の政党を圧倒しての勝利です。自民党は大敗し、民進党は存在感を一段と低下させました。

今回は、都民ファーストの会とテーマ型投信について


両者の共通点


都民ファーストの会とテーマ型投信には共通点があると思います。

それは「新しいものに賭けてみたい」という心理です。

既存のものに不満があって何か新しいものが出現したとき、実績が無いにもかかわらず支持されることがあります。

実績が無いから支持されるのかもしれませんね。

既存のよりはいいだろうという消去法かもしれませんし、これまでのマイナス面がないことでプラスの期待が高まりやすいのかもしれません。米国のトランプ大統領や、フランスのマクロン、ルペンの両候補が人気を得たのは、既存勢力へのアンチとしての側面もあるでしょう。


認知バイアスと選択バイアス


人は、良いことよりも悪いことを強く覚えているそうです。

人から良くしてもらったことよりも、意地悪されたことを強く心に残します。自分にとって悪いこと、不快なこと、危険なことを強く心に刻むのは動物としての生存本能ですね。

良かったことを忘れても危険には直結しませんが、自分に危害を及ぼそうとした人のことを忘れて、その人に近づくのは危険極まりないです。

ただ、現代の日本で生活するなら生存本能は低めで大丈夫なはず。

だったら、悪いことを強く覚えて生きていくよりは、そっちは忘れて、良くしてもらったことを忘れないで過ごしていきたいなと思います。(^^;

まあ、それはそれとして

人の認知バイアス、選択バイアスを考えるとき、マイナス面は心に残りやすいという点は考慮しておきたいです。


新参者、新規発売の利点


新しい政党、新しい投信の最大のメリットは、マイナス面の実績が無いことです。

既存はなんとなく不満だけど、新規はニュートラルに見られる、それなら新規のほうに賭けてみたい、という発想ですね。

小池都知事はいいタイミングで新規政党をプロデュースしました。これによって既存政党の票をだいぶ都民ファーストの会に持ってくることができました。投信会社も、いいタイミングで新規性のあるテーマ型ファンドを提供することで、既存から新規ファンドへのシフトを狙う戦略を取ってますね。

それがいいかどうかは別として。


新規性が失われた後


既存から引っ剥がして、取り込む。

政党も投信の販売会社も、それ以外の企業も、やっていることは限られたパイの奪い合いのようなものです。

新規性をアピールして、既存に不満な人、既存に飽きた人を取り込むのは常套手段なので、そのこと自体を悪いことだとは思いません。ただ、新規性に賭けるのは、既存のマイナス面を過大評価したり、新規の実績が無いことを好意的に評価するバイアスによるものかもしれません。

新規性が失われた後に、政党ならどれだけ支持者を維持できるか、投信なら残高を維持できるか。それが大事ですね。

あ、

維持じゃなくて、拡大できればなおさら良しです。

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