働きもせず、紡ぎもしない

働き方改革とか、時間外労働の上限とか話題になりますね。過労死も。

今回は、労働について思うことです。


働きもせず、紡ぎもしない


「働きもせず、紡ぎもしない」の出典は聖書です。

自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。

空の鳥をよく見なさい。
種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。
(略)

なぜ、衣服のことで思い悩むのか。
野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。
働きもせず、紡ぎもしない。


だから、明日のことまで思い悩むな。
明日のことは明日自らが思い悩む。
その日の苦労は、その日だけで十分である。


マタイによる福音書


働きもせず


出典は聖書ですが、宗教的な話をするつもりはありません。

生半可な気分で宗教を語るのはよくないですからね。

ところで、同じく聖書には「働かざる者食うべからず」という言葉もあります。こちらは「テサロニケの信徒への手紙」です。

で、「働きもせず、紡ぎもしない」と「働かざる者食うべからず」をどう考えるか。


英語の勉強 働きもせず


「働きもせず、紡ぎもしない」の英語版の表現は

neither toil nor spin

です。

toil が「働きもせず」ですね。

toil はあまり聞きなれない英単語です。意味を調べるとこんな感じでした。

hard and continuous work; exhausting labor or effort
to proceed with difficulty

意味としては、苦役、苦労をともなう労働、労苦ですね。


英語の勉強 働かざる者


「働かざる者食うべからず」の英語版の表現は

He who does not work, neither shall he eat.

です。

わかりやすい言葉、work です。念のため意味を調べるとこんな感じ。

a job or activity that you do regularly especially in order to earn money

定期的に行う仕事ですね。主に収入を得るために。この定義では消耗するとか苦労するとの意味は必ずしも乗っかってこないです。


労苦と労働


結局のところ、生きていくためにお金が必要なら「労働」すればよく、「労苦」までは必要ないんでしょうね。

それに、働かざる者食うべからずにしても、英文のニュアンスとして

働かない人は食べてはいけない、のような強い禁止よりは、働かないと食べられなくなっちゃうよ、という感じを受けるんです。当然そうなるよ、とか、そうなることになっているよ、みたいな感じです。

英語のネイティブの人がどう感じるのかは分かりませんが。(^^;


思うこと


まあ、いずれにしても、食べるために必要なら働けばいいんですね。

ただ、「労苦」までは必要ないはずです。

どこまでが労働で、どこからが労苦なのか、線引きは難しいですが

そんなことを思うのでした。

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3113:こんにちは~

UKで昨年発行された新5ポンド紙幣の裏側は、サー・ウィンストン・チャーチルと彼が就任演説の言葉が記載されています。
I have nothing to offer but blood, toil, tears and sweat.

「イギリス人、5ポンド紙幣から猛烈に勤勉だね~。これ50ポンド紙幣になったらどうなるの??」っと言った時のイギリス人たちの反応は…

「toilってどういう意味?」(←素で知らない)
「あ~。戦時中って感じだね~。」(←昔の話)
「KEEP CALM and ENJOY LIFE」(←パロディー)
「名門出身者は、言う事がちがう。」(←庶民に関係なし)
「50ポンド紙幣は存在しないから大丈夫!」(←する)

という、のんびりしたものでした。
平和な世の中です。

2017.03.09 15:16 のろのろ #- URL[EDIT]
3114:

※3113:のろのろさん
blood, toil, tears and sweatとは勤勉ですね。
それにしてもtoilって、私は使えないし聞いてもぱっと理解できない単語です。
なにはともあれ、平和がいちばん。(^^)

2017.03.10 19:04 小黒とら #j72wRO66 URL[EDIT]

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